とはいえ、別に１８禁でもないです。

占い師から、「口は災いの元」と、しょっちゅう言われることは、
前にも話したけど、もうひとつ言われることがあるのだ。

今日だって、道端に転がってる手相見から、
「あなた、淫乱の相が出てるっ！」

いやいや、あんたにアタシャ、見てくれだなんてひとつも頼んじゃねぇですぜ。
いきなり後ろから、そうやってビビらかすなっ！

この「淫乱の相が出てる」と、「色魔が付いてる」

今まで生きてきて、何度言われたことか！
しかも、頼んでもいないのに、しゃしゃり出てきて言われるのだ。

教えずにはいられないほどなのか？
そりゃ、オオゴトだね。

あなた方ね、いくらそんなこといったって、
びた一文払わんよ。
なんか言って乗ってきてほしいならばだ、せめて誉めろ。
褒め称えてから、「でもね云々かんぬん」と、この作戦で行ってくれ。

坊主関係は、もしくは男性の八卦見は、
「あんた、いいご先祖さんが付いてる。
いいご先祖さんだけど、ただ居るだけで、
なにかしてあげようとは思ってないみたい。
応援ってやつかな、いわゆる。」
的なことを、口をそろえて言う。

応援なんかいいから、なんかしてくれっ！
ロト、当てさせろっ！買ってないけど。。。役にたたんヤツらだ、どいつもこいつも。

八卦見も、坊主も、占い師も、
きっと同じものを見てるはずなのだ。
その解釈が違うんだろうと思う。

友達は、「ざっと数えて、３１２体の霊がついてる」と言われて
「どんだけ飽和状態よ。」と、あきれていた。
家賃を取りたいぐらいらしい。

どこから３１２体が出てきたんだ。
相手が言ったのかね、１！２！３！。。。。。３１１！３１２！終わりですっ！
よく仕込まれてるこっちゃ。

話は戻るけど、
おんなじ「感じ」を受け取ったとして、そんな風に御意見が分かれるならば、
どんなもんが付いてんだよ、私。

女性の八卦見は、大体私を嫌って、
ついでに「ああ、おそろしい。。。」という。

そうそう、それでね、その手相見の後ろのシャッターのところで、
へんな小人がニヤッと笑った気がして、
「なんか後ろで笑ってるじぇ、おばちゃん」
そういってやると、
「あんた、はよ退散せんねっ！」

なぜか私が、「私退治」された。

手相見のくせに、越権じゃね？
しかもアンタが呼び止めただろ？

と、思いつつだ、「またか」とも思ったりしたのだ。

昔、タクシー待ってって、
「ここはウチの縄張りばいっ！」と、立ちんぼさんから言われたときぐらい、
納得できなかったよ。