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シン・ドラマ汁


ドラマ【スターマン・この星の恋】

スターマン・この星の恋 最終回
フジテレビ 火曜夜10時~
【あらすじ】上空に現れた謎の光は、隕石が落ちたときとは比べものにならないほど強烈なものだった。ついにお迎えが来たと悟った星男は、愛する佐和子のために地球に残ろうと決め、その意思を伝えてくると言い残して光の方へ。重田は、故郷の星に婚約者がいたことを古女房に告白。一度、星に帰って婚約者に詫びを言い、必ず地球に戻ると告げて光の中に向かっていく。祥子も、泣き叫ぶ安藤くんに優しい笑みを浮かべ、光を見つめる。

【感想】星に帰るダービーは、本命的中で終わりましたねw 祥子は三万光年先の星で、どんな生活をしているのでしょうか…。ずっと地球の環境に慣れてきた祥子は、故郷の星では暮らしづらいでしょうなぁ。体も元に戻っているかどうかもわからない。多分戻ってないでしょうから、特殊な施設で暮らしているかもしれませんね。さて、内容ですが、またファールボールかよw これで3回目ですよ。多分提供に自動車会社が入ってて、交通事故を起こせないんでしょうね。最初に佐和子が星男を轢きそうになった時も、ギリギリで止まりましたからね。でもあれじゃ次男が可哀相だよな。生き返ったからよかったようなものの、あのまま死んでたら、自分のせいで星男は死んだんだと、一生のトラウマになるところでしたよ。まぁこの一件で秀も、打球は前に飛ばすものだと思い直してくれればいいのですがw あと、佐和子も妊娠中なのに、あんな不安定なサンダルみたいなの履いてんじゃねーよって、皆思いましたよね?w それと、最終回なのに一番の盛り上がりが冒頭部分ってのもどうかとw 最後の死ぬ死ぬ詐欺はもう飽きました…。何回目だw そして繰り返しになりますが、残念だったのはやはり達也のキャラクターがもう死んでしまったことと、ミチルが出てこなかったこと。どう考えても達也はまともなことをしてなかったと思うので、ミチル以外の達也の知り合いが出てきて、ついでにミチルも出てきて一騒動ってのを期待してたんだけど、まっっったくありませんでしたね。そして、一度戻ってきた達也のキャラクターが、あれきり出てこないということは、やはり黒星男は完全に死んでしまったってことなのでしょうか。それはやっぱりちょっと悲しいよ。でも、佐和子も兄弟たちも、それを全然気にする様子がないところがちと気になりました。それならそれで、星男に自分には達也だった時の記憶や意識も入っているなどと、一言でいいから言わせてくれれば、納得もできたんですが。うーん、全体的に見て、面白くないわけでもなく、結構毎回楽しみにしてたんだけど、やはり冗長さは否めないというか、毎回同じような感じで盛り上がりに欠けましたね。これこそ2時間くらいの長さのドラマでもよかったように思います。ちょっと連ドラにするクオリティじゃないなぁ。スタッフには立派な名前が並んでるのに、夏クールだからって手を抜いたのかな…。ただ、嫌な性格の登場人物が出てこなかったのはよかったと思います。名もなき毒の原田のような、世の中の負の部分を全部吸い込んだブラックホールみたいなキャラ、いませんでしたもんね。いろんなドラマを見ていて思うのですが、ドラマの脚本ってのは脚本家が見ている世間が詰まっていて、この人から見た世間ってこう見えてるんだなぁと感じることがあります。嫌な人が出てくる本を書く人から見ると、いい人ばかり出てくる本はリアリティに欠けるように見えるかもしれませんが、それでもこんな世の中だもの、虚構のドラマでまでそんな嫌な人を見たくはありませんよ。少なくとも私はね。




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