それは大きすぎて
- カテゴリ:日記
- 2013/09/13 13:55:11
犬を連れて夕方に散歩に出ると、たまに美しい夕景に出逢うことがある。
高台に住んでいるので、毎回それなりに見ごたえがあるのだが、たまに「主はきませり、天の国到来」というくらい感動的な夕焼けもある。
バラ色に染まった空に、ダイナミックな雲の形、神々しい光を投げかける太陽。
そういうのに出逢ってしまうと、必ず後悔する。
カメラ持って来ればよかったあ~! と。
でも、空ほど難しい被写体もない。
どんな写真の名手が撮っても、空というのはカメラに切り取られた瞬間、ただの絵に変わる。
コンデジだろうが一眼だろうが、「写真の空の風景」でしかないのだ。
撮影者が感じた感動の百万分の一ほども、写真は見る人に伝えきれていないと思う。
空の色も雲の形も、他人には共感しにくいものだからだ。
たとえるなら、花火を写すのと同じである。
その場にいないと感動を共有できない。
花火が、音や熱気を感じ、夜空に花開く大きさを見るから面白いのと同じで、味わう空気や光もふくめて、空は美しいのだ。
お天気をお持ち帰りするのは、どうも難しいようである。
おお、お読みになってましたか^^
あの文章は実にすばらしいですよね。女子高生になりきっています。嫌味もなく、変な理想もなく、純粋に乙女チックに書けるなんて大変な筆力です。
私もあれを読んでからは、なりきりで書くにはあそこまで書けなければといつも意識にあります。
「みんなを愛したい」という心情、美しい風景を見ると理解できます。なにせバラ色、夢のようなピンク色ですからね。
私もまれにその色を夕景で見かけますが、同じ気持ちになりますw
小鳥遊さんの作品、ご紹介ありがとうございました。さっそく読みにいきますね^^
太宰治の『女生徒』、昔、読みました。
お父さん、お父さん。夕焼けの空は綺麗です。
~中略~
美しく生きたいと思います。
ピンク色の靄とか、夕焼けを見て『私』が感じる事とか、とても美しいですよね。
「みんなを愛したい」と涙が出そうなくらい思いました。という一文が印象的でした。
最初、女性の一人称という事に驚かされましたが、丁寧な語調で綴られる心情が胸に沁みる短編だったな、と思います。
太宰治の作品は、短編が好きなんです^^
そんな素敵な太宰作品について語った後では、なんだか恐縮なのですが……
小鳥遊のブログ内にあるカテゴリ「自作小説」(2ページ目だったかなぁ?)に例の掌編があります。
お暇なときにでも、ふらっとお寄りください^^
良いですね、一眼^^
背景がきれいにぼやけるから、対象を捉えるのにもってこいです。
やめてしまわれたのですか~、それは惜しいような。またお撮りになってみては^^
写真に残すと安心してしまうのも、感動が薄れる原因なのかも。
記憶と現物が違うギャップは、初めて感じたときのインパクトのせいですよね。
記憶が誇張して覚えてるから、あとで写真を見直すと首をかしげてしまうのかもしれない。
写真も素晴らしいですが、記憶の絵こそ最も美しいかもしれません^^
一時期、一眼レフであちこち撮ってました。
海外なんかいくともう、現像代が凄まじくなって大変でしたw
写真整理も大変でw もうやめちゃいましたけど。
今はもう、全部目に焼き付けようと思ってます。
きれいな夕景、最近みてないなぁ。
朝が早いので、線香花火の残り玉みたいにツヤツヤの朝日ならよく見るんだけどw
いずれにせよ、この世は美しい♪
ですね、地球と宇宙はお持ち帰りできません。宇宙の写真も、宇宙飛行士が実際に見た感動からは遠いのだろうなと。
そうそう、これは俺の見た空じゃない!ってなりますよね。デジカメで高画像でも、何かが欠けてる。
スピリチュアルかぶれみたいで、あんまりパワーとか言いたくないけど、やっぱり見えないパワーのせいとしか思えないです(w)
空を見るの好きでして、おっしゃるとおり心が洗われますよね。あの澄んだ色のように私もなりたいとか、ロマンチックな気分になりますw
休憩がてらにニコタにインしましたw
さすがに一日中モンハン漬けとは参りませんが、これから毎日楽しくなりそうです。
ああ、待つの長かった…^^;
でも、なんとかして手元に置きたいですよねぇ♬
私も空見るの、大好きです♬
写真も撮ったりしますが、毎回思てたんとちゃう〜!ってなります(笑)
美しい景色は、本当にこころが洗われますよね^^
空を眺めて美しいと思える蒼雪さんは、素敵ですよ♬
でも、今日はモンハン漬けでしょうね(笑)
楽しんでください(*^◯^*)
私もほかの人の写真作品を見るのが好きです。(スナップ写真じゃなくて、ちゃんと作品として撮ろうとしたやつね)
もちろん、空の写真で素晴らしいものはたくさんあります。奇怪な形の雲や空の色とか、台風の目とか見ると、自然の驚異を感じてぞわわと来ますね。
でも、そういうのじゃなくて、ただ美しさを共有したくて撮る写真というのは難しい。
うちの子自慢で撮った赤子やペットの写真にあまり共感できないのと同じか?ちょっと違うか^^;
この空カッコいいでしょと見せられても、いや、どっかで見たことあるし…ってなるから、私も含めてほとんどの人が共感できないのかもしれないです。駄目というのではなくてね。
文章は人の脳内に直接訴えかけるため、臨場感を伝える最たる手段です。
が、夕空の描写は太宰治の女子高生だったかな、あれにはまだ及びません。
いつかあれを超えてやると、無謀にも思っております(笑)
小鳥遊さんの章編、機会があれば読んでみたいです^^
写真で見ても、素晴らしい空は多いですが、でも臨場感は感じられませんよね。テレビもそうです。
テレビで花火大会を見ても、ぜんぜん面白くないですし。実際に味わわないと、こればかりはね^^;
撮り手が「ウワー、きれい!」って感じたから撮影したのに、他の人に見せても「ふーん」で終わってしまう。
絵だと、作者の技量に驚いて感動することも多いですが。
自分で気に入って撮ったのに、あとで見直しても、つまらない写真になってしまう謎です。
撮った時の感動までもお持ち帰りはできないってことなのかな^^;
写真は見る人に切実に迫ってくる内容も多く、絵と同じで写真家の個性が出ますが、空はあまねく平等という感じで収まりますよね。誰が撮っても同じ…良い意味でですが。そのかわり、平凡にもなる。
(よっぽど不思議な空を撮影したのならまた別ですが^^;)
秋といえば夕焼けでしょうか。台風の前の夕焼けって、なんであんなにきれいなんでしょうね。
奇しくも明日は台風、真っ赤な夕日が期待できそうですw
写真になった途端、小さく切り取られたそれは、もう、空じゃないから。
『空の写真』でしかないから……。
そうなると、写真よりも文章の方が、想像力を掻き立てられる分、伝わるものがあるのかもしれません。
>バラ色に染まった空に、ダイナミックな雲の形、神々しい光を投げかける太陽。
この一文を読んで、蒼雪さんが感動した空の景色とは違うかもしれないけれど、私の頭の中にも美しい夕景が広がりました。
そして、いつか見た夕焼けと、その時に感じたものを思い出したりして。
そうそう。
空を見て心が洗われた時のことを綴っておきたくて書いた掌編が、【新しい日へ】なんです。
まだ、道場の門を叩く前に書いたもので粗削りですが、自分で読み返すと懐かしいですw
そうなんですよね~どんなに綺麗な夕陽を見ても
写真に撮ると、それは別の景色になってしまう・・・
絵に描いた方がいいのかな・・・って思うこともあるけど
それもまた難しいのでしょうね^^;
私は画力がないのでまず無理ですがw
空気感まで伝えられる写真が撮れるようになったらいいのだけどな^^
ほんとの空は 無限大♪
ロマンです(ღˇ◡ˇ)人(ˇ◡ˇღ)ねぇ~っ❤
これから 空が ますます素敵に見える季節ですね♪((。◠‿◠。⋆)