江差線乗り潰し 3日目 後半
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/09/18 21:15:11
予定外の下車と言う凡ミスをしてしまい、唖然としますが、
いやいや、何とか立て直さねば、と、一旦待合室に上がり、
9時47分下車の後、次に来る列車が10時56分の特急と確認。
行く先は再び函館。一時間の間を使ってプランを練り直し、
各駅の滞在時間を少し削って、そこそこのプランを出します。
よし、仕切りなおして再スタートです。
所が間の悪い事に、この特急が遅れてしまいます。
乗車には問題ないですが、函館で乗り換える江差行きとの時間は
11分間しかありません。それが、延着すれば、乗れるかどうか。
特急列車の上質な座席に座りつつも、じりじりと到着を待ちます。
結局10分近い遅れが出てしまい、乗り換えはダッシュでホームを
駆けないといけない始末。でもここが肝心と、頑張って走ります。
もう見慣れたキハ40にたどり着き、よしっと乗り込みます。ホッとした
瞬間、お向かいのホームのキハ40の扉が閉まり、発車しました。
一瞬、何が起こったのか分からず、自失。発車しない列車から降り
ホームの発車時刻案内を見ると、お向かいの列車こそ江差行きで、
慌てて乗ったのは七飯行き(長万部方面)だったのです。
次の江差行きは13時15分と。
終わった~・・・と、一瞬本気でその場でしゃがみ込みました。
いい年してホームでしゃがんでいてもどうにも成らないので^^;
これはもう、あきらめて、明日の分の用意をしよう。そう考え、
函館駅の改札を出て、まず観光案内所に行って、市電一日乗車券
を買い求めます。明日の午前中の分です。続いて明日名古屋まで
帰るための切符を買い揃えます。みどりの窓口は混んでいて、
明日に回していたら、焦ったかも。これは良いめぐり合わせでした。
残りの時間で駅内の軽食店で紅茶とパスタで昼ごはん。
気分が曇っているので写真も撮らず、味もよく分からない始末。
既にノープランですが、行ける所から行ってみましょう。
まずは函館から6個目の駅、清川口。写真ではここの駅舎が
なぜか三角形に見えるので、気になっていたのです。
実際に行ってみると、江差線では普通の一つだけのホームの端、
確かに三角に見える駅舎があります。正しくは変形の四角形で
正面の角を削り取って入り口にした形です。大きくはありませんが
モダンなデザインでいい感じ。中に入ると、椅子がたくさん並んで
いて、ご近所のお婆さんたちがおしゃべりしています。小さな売店
があるので、何があるのか見ていたら、そのお婆さんの一人が
お店の人だったらしく、立ち上がって様子を見ていました。
ポッキーとかのお菓子類くらいで、お土産関係はありませんでした。
この駅は北斗市の中心にあるので、駅の北に市立図書館、南に
市役所があり、道も広くて、スッキリした新しい町でした。
駅前の道を真っ直ぐ行くとすぐ海に出て、目の前に小島があって、
とても気持ちのいい風景を見る事が出来ました。
次に降りたのはさらに5つ先の泉沢。ここも海辺の町で、山が海に
迫っているので、海沿いに細長く伸びる町です。町は普通ですが
ここには、この辺りにしか無いコンビニ「セラーズ」があるらしいので
それを見たかったのです。コンビニは松前国道に出てすぐ、あっさり
見つかりました。入ってみると、見た目は普通のコンビニらしい
棚の配置ですが、デリカの位置には野菜や肉なども並んでいて、
ミニミニスーパーみたいな雰囲気です。ジンギスカンの材料が並んでました^^
カップ麺の北海道ラーメン塩味を買って店を出ました。
次は、二駅函館方面に戻って渡島当別(おしまとうべつ)に降ります。
ここはもう、駅を見たら、降りずには居られない感じの駅なのです。
駅舎が小さな教会の形になっていますから。
ここは、有名な「トラピスト修道院」の目の前の駅なのです。
修道院と言うと、男性はついシスターと修道女を思い浮かべますが
ここは男子専科の修道院です。見学も、男性だけが可能らしい。
修道院は裏山の上の方にあるらしく、地図で見るとレストランも
あるようですが、もう夕方になっていて、行く時間はありませんでした。
貞淑な修道士たちの園を見たいと思う方もあるかも知れませんが、
私はあまり興味が無かったので^^ それほど無念さはありません。
それにしても、駅は二階屋根裏まで吹き抜け、上の窓にはステンド
グラスが嵌められ、その高い窓辺に、赤子のキリストを抱いた
マリア様の白い像がありました。小さいながら美しい駅ではあります。
ここで日が暮れてしまったので、木古内のホテルに帰ることにします。
まだまだ見たい所はありましたが、まあ、いい事にしましょう。
所が、ホテルに帰って地元のテレビを見ていたら、江差線廃線の
関連番組をやっていて、何と、さっきの清川口の売店が出ていました。
これまでお婆さん一人で守ってきた小さな売店、第三セクターに
なったら営業出来るかどうか分からないみたいです。毎日、朝から
一日中あの駅を面倒見続けたお婆さんの毎日が、無くなるかも
知れません。駅の「オアシス」も、シャッターが下ろされるのかも。
その時、廃線という事の実際を感じた気がしました。
あ、夕ご飯には、さっきの北海道塩ラーメンを食べました。
ふつうにカップめんの味でしたね~^^
北海道物産展は、ちょいちょいあるので、返って最近行って無かったです。
またデパートに回ってきたら、覗いてみましょうかね。
たいていの「北海道物産展」に
地味においてあります。最近は箱入りじゃなくて
箱から出して売ってますみたいなやつもあってリーズナブル♪
目立たないところにあるかもしれませんが、物産展があったら
探してみてください。かなり日持ちもしますよ(゜∇^*)テヘ
その地に相応しい駅があると、旅行者としては嬉しくなります^^
ステンドグラスとマリア像の組み合わせは、やはり惹かれるものがありますね。
そう言えば、私の情報ソースはいつの物か、ちょっと不安になりました。
案外、ここ数年で決まりが変化していたり、ね。
間違った事言って無いといいなぁ^^;
内地の人間が期待する札幌ラーメンと、
地元北海道のラーメンとは、微妙にずれがあったりしてね。
どんなラーメンが北海道らしいかって聞かれたら、
地元の人は、さて、困るのかも知れません。
札幌辺りに行くと、ラーメン屋さんもいっぱい有るんですよね。
どれが王道の札幌ラーメンなのか、全然分からなくなります^^
私は、札幌地区のチェーン店のラーメンが一番美味しいような気がしました。
ホテルの電気ポットでしゃぶしゃぶとかやったら、
さぞや怒られるでしょうねぇw
教会の形の駅って言うのは、いかにも観光化されてる気がしていたのですが、
実際に見てみると、やっぱりきれいで良いとおもいましたよ。
そのうち、そらさんの写真の背後に写りに行きますww
お婆さん、心配になりますよね。
駅という職場があれば、気も張って、元気でいられそうですが、
やる事がなくなったらどうされるんだろう、って思っちゃいます。
見た通り、お仲間は多いようですから、友達同士で支えあってくれるといいなあと思います。
クッキー、食べたことは無いのですが、
そんなに美味しいといわれると、買ってくれば良かったって思っちゃいます^^;
教会風の駅!素敵ですね~!
行って見たい^^。
でも、トラピスト修道院は男性しか見学できないのですね。
トラピスチヌ修道院(女性の修道院)は男性も見学できるのに・・・。
次の旅に出る頃には、笑える思い出になってるんでしょう^^
そういえばあたしもスーパーの北海道フェアで
クマの可愛い絵柄のインスタント塩バターラーメンを買ったのだけど、
やっぱり、ちょっと油こい程度で、普通の塩ラーメンでした(^_^;)
ラーメン好きのワタクシ、一度本場のラーメン食べてみたいなぁ^^
私 去年飲み会の帰り 同じ事しちゃいましたw 向かいの電車が それだったの?と
分かった時の脱力感は計り知れませんよね! 私もほぼ駆け込み乗車だったのでwwウケました~w♪
カップ麺・・・ジンギスカンの材料があるなら そっち買えば良かったのに~・・コンロがないか・・。
修道院やら教会の駅なんて あんまりないからワクワクしますね✿
おばあさんの後ろにさりげなく わびさん映ってたらなあ・・w
少し興味があります^^
お婆さん、どうするんでしょう~心配してしまいます(^▽^;)
修道院いってみたいわぁ♪(もちろん目当ては食い物
そうそう、バター飴、有名ですね。
実は駅のすぐ前に、トラピスト・バタークッキーを売る店があったのですが、
入る事さえしませんでした^^、
歯にくっつかないクッキーなら買っても良かったかも。
乗り換え時間が短いとほんとに焦りますよね~
トラピスト修道院といえば「バター飴」。
子供の頃にバター飴を食べている時、歯の詰め物がとれたことがあります(^_^;)