ジーナと5つの青い壷
- カテゴリ:マンガ
- 2013/09/21 11:51:47
このタイトルが分かって読んでいるなんて…恐ろしい子!
そう、これはあの超長編演劇作品「ガラスの仮面」の演目のひとつです。昭和50年(!)から連載されているというこの作品は、主人公北島マヤの天才的演技と成長を描いていくのが主軸ですが、実は内容は男子マンガもビックリのスポ根・努力・勝利という某週刊誌のテーマに近いエピソードがちりばめられています。
私がこの作品を読んだのは、実は数年前です。有名なタイトルですので当然知っていましたが、ふた昔前くらいの少女漫画のような作画で敬遠していたのですネ。しかしよく考えてみれば、それだけ長く続いているということは「なにかある」ワケで、ある時友人に「これ面白いから読んでみなよ~」と数冊貸してもらったのですが、その日のうちに本屋にダッシュして残り全巻買ったというくらい本当にハマってしまいました。ただ後期になるとさすがに美内先生も苦しみだしたのか連載間隔がかなり空いてしまい、42巻くらいからは未読なのです。
聞く所によると、まだ続いており紅天女は決まっていないようなので先生が他界(不謹慎)する前に完結させて欲しいところです…。
この作品の凄いところは、まず「演技のうまさを競う」という漫画という形式ではほぼ表現不可能な題材を魅力的に描き切っているところではないでしょうか。格闘やスポーツマンガ作品でしたら、相手に勝つ!という分かりやすい表現結果を描けますし、比較的難しい題材といえる料理物も、画力と「う、美味い!」と登場人物に言わせれば読者にも伝わりやすいでしょう。しかし演技となるとコマ割りのなかで微細な演技の上手い表現を描くのはかなり難しいことです。大友克洋さんやながやす巧さんならば、あるいは可能かもしれません。ですが、美内すずえさんはあの画風でそれをやってしまっているのです。おそらくプロの漫画家の方のほうが「おい、美内先生マジでやりきるのか…」と、その恐ろしさを感じているのではないでしょうか。
タイトルにある「ジーナと5つの青い壷」をはじめとして、紅天女の座をライバル姫川亜弓と長期にわたって競わせてきたこの作品ですが、いよいよというか遂にというか、「紅天女を決める」というところを描かざるを得なくなるところまで来てしまいました。読者もさることながら、作者の美内先生もかなり苦しいところでしょう。なんといっても紅天女は人ならぬ樹の精なのですがら演技部分を描くのは今まで以上に困難でしょう。
そこで私が考えた「ガラスの仮面のラスト」ですが「描かずに勝つ作戦」です。まず、紅天女の演技をマヤが悟って極めることに成功します。それを亜弓は目撃してしまい(演技している場面の最高潮の部分は描かない)「これはもう、完全に私が負けたわ…」と潔く負けを認めます。が、上演直前にマヤは不慮の事故で死んでしまいます。急遽代役となった亜弓ですが、マヤの演技を見てしまった以上、演技に輝きが出ず舞台に失望感が漂い始めるのですが、その時、亜弓の心の中にマヤが降臨しふたりのイメージが重なりあって神演技の紅天女を演じきることに成功するのです。舞台終了後、亜弓には明るく微笑みかけるマヤの姿が見え、涙するのでした(完)
こ、こんなところでどうでしょうか…(-ω-)
絵がダメとかじゃなく説明文が長くて疲れるからです。
そうおっしゃる通り演技力を漫画で表現するのは難しいです。
それを周りに人間が「まるで本当に○○があるみたい」等の台詞で説明するのです。
もうげんなりしてきます。
この漫画は私が知ったときには既にちょこちょこ長期の休みが入ってました。
女性なので結婚したり出産したりしていれば連載は続けられないよね?
ただ・・・美内先生独身じゃなかったかな?
美内先生はあまり興味がないのでよく知りません。
ごめんなさい。
ラストは恐らくライバル二人が競い合ってお互いが大女優になって終わると思います。
決着もつかず、紅天女も描かれることは無いでしょう。
決着くらいはつけるかな?興味ないんでどっちでもいいや。完結したら漫画喫茶で最終巻だけ読むよ。
パタリロはどうなったのかな?
そっちの方が気になるw
(読まないけどね)
王家の紋章も確かまだ続いてましたね^^
お終いは しぼんでしまう。
昔から。
プロフィール拝見したら、葉介さんもお好きなんですね
というか、ホラー好きですか?
”ガラスの仮面”はとんでも演劇漫画だったけど、そこが面白かったです
スポコンは永遠の王道ですよね
漫画はあまり読みませんがガラスの仮面は少し読んだ(というか見た…といってもいいくらいですww)
ことがありますねww
結構有名ですから
私の母が好きな漫画です(^_-)-☆
機会があったら読んでみてください^^
日光に当てるとよくないといわれ、桐のたんすにしっかりいますーー;途中で終わったものとあきらめて
コミック本は、すやすやと寝ています。終わるのかな・・・