先週ニュースで八王子のカリスマ（）ホスト失踪事件が大々的に報道されていましたね。身内数人のグループで殺害後、溶液で遺体を溶かし下水道に流した容疑というものでした。一歩間違えれば完全犯罪になりえた事件ですが、現在の科学捜査の前には露見してしまいましたね。ただ衝動的にしろ計画的にしろ、遺体をせいぜいバラバラにして遺棄するという短絡的な方法に比べたらかなりいい手段だと思いました。歯のインプラントが下水溝の網に引っかかっていたのは不運でしたね。悪事には裁きが下るということでしょう。

この事件から逆に、手抜かりの無いような手段を考えてみました('∋')
失敗点を挙げてみると、
・複数犯で犯行に及んだこと
・同じ水道から下水に流したため、その月の水道メーターが跳ね上がっていたこと
・強アルカリ溶液に漬けたまではよかったが、インプラント等不溶性の物を取り除いておかなかったこと
・殺害現場に血痕を残していたこと
こんなところでしょうか。

人間はよく殺人を犯した後、正気を失っていてと述べられていることが多いですが、殺害後は意外と平静に戻るのだそうです。そして従前の生活環境に戻そうとする意識が強く働いて、普段の生活にあってはいけないもの（遺体）を一刻も早く自分の生活圏内（部屋など）から消してしまいたいため、遺体をバラバラにするとき等は淡々と作業していくみたいです。ただその後、考えなしにそのまま遺棄したりするので事件がすぐに発覚してしまうのですね。

これを踏まえて、考えてみると
・犯行は単独で（共犯者が自供するのを避けるため）、処理が安全にできる個室で行う
・血抜きと解体は浴槽が良いが、やむなく室内の場合は完全に養生し、血痕や毛髪が残らないようにする。解体する場合は音にも注意が必要になる
・できれば遺体は関節ごとに切り離し１７～２０個に小分けする。内臓と脳や眼球などは抜いておく。不溶性のインプラントや人工関節、心臓ペースメーカーなどは事前に調べておき確実に取り除く
・硫酸などの強酸では炭素の塊が残ってしまう恐れもあり、なにより臭いが強烈なので、やはり強アルカリ溶液が好ましいと思われる。王水が手に入ればいいけれど、まず無理なので水酸化カリウム溶液を大量に用意する
・肉の部分は溶液で溶かし、骨はオーブンレンジなどでカラカラにして細かく砕いてしまう。内臓は冷凍庫で完全に凍らせた後、カキ氷状に細かくしてトイレや付近の河川など数箇所に分けて流す

ちなみに160cmくらいの人間の場合平均体重が53キロくらいですので、
・頭部の重さ…約4～5㎏（体重の約10%）
・胴体…約21kg
・腕１本…3kg
・足１本…9kg

・骨…約8kg
・血液…約4リットル
・脳…約1.2kg
おおよそこんな感じの重さになるみたいです。

……祝日の朝からこんなこと真面目に考察してる私はアホですね(-ω-)