ボールペンは悲しい。

のっけから「なに言ってんだコイツｗ」と思われるかもしれませんが、私は「ボールペンは悲しい」と声を大にして言いたいのであります。きっかけはキミの映ったスフィア昨日、書類を書いていたときのことですが、家のペン立てに鎮座しておりましたボールペンが、新品にもかかわらず書けない。という、ありがちな症状に見舞われたからです。

みなさんも一度くらいは経験がありませんか？使って間もないボールペンでも突然書けなくなるということが。ここで頭にくるのは透明なボディから「明らかにインクはある」ことがわかるからなんですネ。他の筆記具、例えばシャーペンなどは書けなくなったときはまず十中八九「芯が無くなった」、今ではあまり使われなくなった万年筆も「インクが切れた」と理由が、明確でわかり易いわけです。でもボールペンは「インクが見えているのに書けない」というのが意外と頻繁に起こったりするわけなのですよ。ここで更に怒りのゲージが上がる行動として「意味もなく振ってみる」「先端をお湯につけたりしてみちゃう」なんて手間をかけても、やはりほぼ書けないからなんです。しかもそーゆーのは捨てればいいのに「う～ん、まだインク残ってるし…」なんて思ってしまい、捨てずに机の片すみにポイと放り出してしまうと、次回もかなりの高確率でソイツを手にとってしまい、自分の愚かさに余計腹が立つことになるわけであります。

これに類似した事象としては100円ライターがあります。私は喫煙者ではないのですが、家族に居るので家に100円ライターが転がってたりするんですネ。それでお線香などを点けようとするとガスは残ってる、着火の火花は出る、ガスが出てる音はするのになぜか火が点かない。という不良外国人的ライターがあるわけなんです。「情けない！」と思うのです。「役立たずめ！」と思うのです。そしてよくわからないけど「チャラ男」「窓際中年」なんてゆうコトバが頭をよぎるのであります。

こういったボールペンやライターはなんとなく100円ショップの什器の棚に潜んでいることが多いような気がします。まったくもって「冨樫仕事しろ！」状態だと思うのであります。