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グレゴリオ暦制定記念日

グレゴリオ暦制定記念日

 1582年の10月15日、ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦に代わってグレゴリオ暦を制定しました
 ユリウス暦とはローマの独裁官ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の定めた暦で、1582年の時点ですでに10日ものズレが生じており、それを一気に解消するために導入されたのがグレゴリオ暦でした。
 この、グレゴリオ暦は、4で割りきれる年を「うるう年」とし、さらに100で割れても400で割りきれない年は「うるう年」にはしない、というものです。
 これにより一年の平均日数は365.2425日となり、真の太陽年である365.24219879日にきわめて近づき、とても便利な暦になりました。
 このことから、現在では世界各国で採用されています。
 日本では過去に、従来の太陰太陽暦を採用しており、日本では、太陰太陽暦を旧暦、グレゴリオ暦を新暦とよばれています。
 現在の新暦は、明治5年12月3日。
 太政官布告により、旧暦を廃し、新暦を採用すると公布されたことにより、日本では暦法を明治6年(1873年)1月1日から新暦が採用されたそうです。
 ところで、旧暦から新暦にかえることによって、当然、新暦と旧暦の暦のズレが生じます。
 そのズレは、明治5年の12月は、2日しかなくなってしまったという現象がおきてしまったのです。
 社会的混乱は、必然的に発生しましたが、旧暦から新暦に改暦した目的が、官吏を月給制度にした際明治6年が旧暦では閏月のため年13回支払う事態を避けるためといわれています。




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