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なぜ高速道路を複数ルート建設するのか(2)

一時期顕著な動きになりました、高速道路のあり方に関してですが、本来の課題としては以下のようになると考えます。

1)都市と地方のバランス
用地の取得が困難ですので、費用対効果を考えれば地方のほうが着手性は高いですが、実際の効果は都市部や近郊のほうが高くなります。
ただし用地取得や交渉などの手間から、地方が優先されてきた面は否めません。そのため”選択と集中”が欠かせない段階にあるのではないでしょうか。

2)道路の規格
昨今建設している道路は、費用抑制と通行料の観点から、片側1車線の有料道が多い傾向が見られます。ところがこれでは開通後に交通量の多い場合には、輸送効率の兼ね合いとカーブをはらんだ場合の大きな衝突事故のリスクがありますので、
「作る道路では片側2車線以上で、そうでない場合は国道の拡充」
といった観点が必要と考えます。

3)国道とのバランス
国道とはいっても、1桁国道のように立派なものから、県道や市道に劣るような3桁の”酷道”といったものまでまちまちです。
山間部では、落石や地盤が弱くインフラが劣悪な酷道や、近郊では近隣に抜け道がなく、車が集まって渋滞してしまう酷道というのも少なくありません。

とくに近郊以降では、一般道の使用も多いことから、インフラとして考える国道と受益者負担としての有料道路とのバランスを考える必要があるでしょう。

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