呉線と竹原の旅 5日目
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/10/18 13:12:04
竹原駅から南に30分くらい歩くと(バスでもいいけど)
竹原港というフェリー乗り場があります。
今日はここから大崎下島へ渡る予定です。
この島にも町並み保存地区があると言うことです。
乗り場建物の窓口で大長(おおちょう)行き1350円を買います。
外に出ると、四角い埠頭が海に突き出し、フェリーが止まっています。
白いフェリーの肩の部分にはかぐや姫の絵が入っています。
竹原港からは目の前の大三島、四国の波方、そして大崎上島・下島
に航路があって、思ったより頻繁にフェリーは出入りしていました。
その次に来たフェリーには、なんと「たまゆら」の女の子の絵が、
船体に大きく描かれていてびっくりしました。ここまでするのかー^^
船体4箇所に主要4人が揃っていました。ちょっと恥ずかしいです。
これに乗るのかな、と思っていたら、フェリーの間を縫うように
走りこんだボートがあり、それが自分の乗る高速船なのでした。
座席は全部で20席程度、先頭に座ると舳先で風景が見えないと
知りました^^ 舷側に座りなおします。乗客は5-6人でした。
ぶおーんとエンジン音を立て白波を引いて走る感じは、まさに
大型モーターボートです。海は穏やか、揺れを感じません。
高速船はいくつか寄港したあと、大崎下島の大長港に着きました。
角の丸い建物が一つあるだけの小さな船着場から、その背後の
道を海岸沿いに南に歩きます。周りは二階屋の民家の多い町です。
20分程度歩けば御手洗港という船着場があり、このあたりが
御手洗(みたらい)町並み保存地区です。
御手洗は鉄道も高速道も無い江戸時代、瀬戸内の中ほどにあって
航路の中継地として人と物資が行き来した拠点だったのです。
その頃からの建物が残っていてとても風情があります。
島ならではの、道の狭さ、家のぎゅう詰めさが、またいいです。
平日に行くと入れる店は数える程ですが、すいている分散策には
のんびり雰囲気に浸りながら歩けます。
御手洗港前からわき道に入り、松浦時計店を見ます。
古い時計を修理できるマイスターの店で、現役です。
時計の着いた看板が目印です。
その近くの「乙女座」は元映画館の洋館で、中を見学できます。
内部は木造畳敷きで、芝居小屋風なんですね。
そこからずっと内陸に行くと「ふるさと学園」という廃校跡があって
ちょっと悲しかったり、小学校ありの標識の絵がすごい足を広げて
いて笑えたり^^ その敷地から階段を登り始めると、
「歴史の見える丘公園」という展望台公園に行けます。
展望台への階段の始めに150段と書いてあって、ひるみますが、
まあゆっくり行けば何とか^^
マチュピチュまで登りそうな階段を(大げさ^^)上りきると、
さらに円筒形の展望台があって、ここがてっぺんですが、数えると
150段には入ってない感じです^^ 追加でまた1階分程登ります。
てっぺんは、さすがに爽快ですね。島だらけの海が見渡せます。
船が走っています。風が吹いてきます。ふもとの町並みもいいです。
そして、緑の中に点々と黄色い物が光っています。
この島は、ミカンの栽培も盛んなのです。
山の斜面に点々と見えるみかんの黄色は、店で見るのとは全然
印象が違いますね。まるで、火がともっているように明るいです。
生き生きとした生命力を感じて、島全体が明るく思えるほどです。
この場所では、「たまゆら」の麻音という女の子がまだ小さい時、
転んで泣いている女の子を泣き止ませようとして初めて口笛を
吹いた、「たまゆら」ファンとしては重要なスポットでもありました^^
長居をしたいのは山々ですが、帰りの船の時間が有ります。
展望台を下山^^して、帰り道で「まちかど観光案内所」と言う、
海の家みたいな掘っ立て小屋(オイ)で一休み、
「イケメンしまごろう」ブランドの「れもりーむ」というアイスクリームを
食べました。カップアイス350円。
店のおじさん(イケメンしまごろう、なのか??)の説明では、
世界で始めて、レモン果汁入りアイスクリームを作るのに成功した、
という話です。少しシャーベットっぽい味わいの爽やかアイスでした。
再び大長港まで歩き、おそらく来た時と同じ高速船で竹原に帰りました。
一晩泊まって島の人情に触れたいなぁ、と思わせる島でした。
御手洗(みたらい)ですが、
実は観光地区の公衆トイレに「御手洗の御手洗」みたらいのおてあらい、と
表記されておりました(^。^) 自虐的と言うか、何でもネタにすると言うか。
店のおじさんは漁師っぽい細身で筋張った、皮下脂肪燃え尽きた感じの人でしたよ^^
なんか地味にイヤじゃないのかなぁ・・地元の人・・・。←失礼しました・・・。
店のオジサンはイケメンでしたか?ww
れもりーむ なんて名前からして可愛らしくて美味しそうです(*´艸`*)♫
痛フェリーですねー^^
アニメを見ない方々はどう思っているのでしょう。
「こんなもん描いて、客増えるんかのう」くらいの感想でしょうかね。
ちなみに、フェリー乗り場に来るバスには痛バスもありました^^
普通の路線バスサイズの車両の側面に、女の子5人描いてありました。
そのうち写真ブログにでも載せましょう。
ちょっと見てみたいですねー
一応、後日写真ブログも上げますが、
見た目と言うより、その場の空気に触れる事が大事ですもんね。
篠島あたりでも、けっこういいのかも知れません。
保存地区は狭い範囲ですが、意外に見所が多いです。
全部あげるのは無理ですが、それにこだわらず、路地をとぼとぼ歩くのもいい感じでした。
展望台は根性が要りますけどね^^
イケメンしまごろう、眉の太いおっちゃんの顔が描いてありました^^
確かにアイスクリームですね。あの滑らかな舌触りと口解けは、シャーベットとは違います。
みかんを生産する島なので、柑橘系のお土産には力を入れているようです。
レモンようかんとか、みかん味噌とか、他では見られない産品が売られていました。
もちろん、取れたてみかん袋詰めなどは当然ですね^^
フェリーだと大長港や御手洗港には行かないみたいなんです。
船着場が小さいのでフェリーが入れないのかも知れません。
実は橋伝いにバスでも行けるんですが、やっぱり島には船で渡りたいですよね^^
書き切れなかったですが、出会う島の人がみんな「こんにちは」を言って下さるので、
とても親しみを感じるんですよ。
少しでもほっこりして頂けたらうれしいです^^
しかも、古い町並みや展望台からの景色が素敵ですね♪
行ってみたくなりました。
イケメンしまごろう、とは強烈な名前ですね^^;。
興味津々です!
シャーベットではなく、アイスクリーム、なわけですよね?
柑橘系、大好きなので
考えただけでも、嬉しくなってしまいます◎
いいなぁ船旅^^
島の旅ってそれぞれの島で特色があっていいですよね~^^
やっぱり、旅って感じです^^ツァーでは、味わえないですね~w
わびさまの様な旅を目指さないといけないです。
ここで少しの間、暮らしてみたいと思わせる島ですね~
とても、ほのぼのとした気持ちになれました*^^*