母の手
- カテゴリ:日記
- 2013/10/19 00:39:38
今日も母の病院へ行き
洗濯物を置き、新たに預かった。
時間も時間だったので
帰ろうと、それを伝えると
母が珍しく「もう帰るん?」と言った。
私「寂しい?」
母「うん」
私「そっか。じゃぁお話しようか^^」
そう言いながら椅子をベッドの脇に立て
肺活量の無さで小声しか出せぬ母と向き合う。
寝返りのうてない母の頼みで
体勢を変えたり、布団を気にしながら
他愛も無い話をしていると
母が、手がしびれると言うので
母の手や指を摩ったりマッサージしたりした。
母の手は温かかったが
あまりに小さく、細くなっていて切なかった。
手だけではなく
腕も足も、何もかもが
まともに食事出来ないせいで痩せ細って
皮がだぶり、骨と皮だけの状態だ・・・
その手を摩り
合谷(ツボ)を刺激してあげると
母は「気持ちいい」と言い喜んだ。
マッサージするついでに
自己流のリハビリを教えながら
なんとか少しでも筋肉が戻るようにと祈る。
母は我慢強い人であり、努力家だから
毎日頑張ってやってみると言ったが
多分、母の余力で頑張ったところで
もう手術は無理だろう。。。
癌細胞はきっと体を更に蝕み
衰弱していく様を見届けるしかない。
明日も母の衣服を洗濯して
乾いたら持って行こう。
そしてまた、他愛も無い話をしよう。
母がいつも笑顔でいられるように・・・
゚.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ウンウン
ありがとぅ。+゚(つд・o)゚+。
元気な時ゎ、豪快な笑い方をする母でしたが。
今では、ふふ・・・と笑う事しか出来ないけれど。
それでも私ゎ、母を沢山笑わせてあげたい゜・*:.。. .。.:*・゜
だからまた、何かネタを探して行くね^^
そして見てあげて。。