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シン・ドラマ汁


ドラマ【都市伝説の女】【科捜研の女】

都市伝説の女
テレビ朝日 金曜夜11時15分~

【あらすじ】昭和43年に起きた三億円事件が発生した府中刑務所裏の学園通りで、車に乗った弁護士・矢島が刺殺された。矢島が持っていた、資産家・奥田から預かったばかりの現金一千万円近い現金が入ったカバンが犯人に持ち去られており、矢島の手は旧紙幣の五百円札を握っていた。それを知った月子は、被害者の手にあった五百円札が、三億円事件で盗まれた紙幣のうちの1枚かもしれないと推理。独自に捜査を開始する。

【感想】この日はまさに3億円事件三昧で、10時からクロコーチ、11時からはこのドラマで3億円事件が取り上げられていました。クロコーチはメインストーリーが3億円に絡んでいるため、こちらはそれとのリンクを狙ってたんじゃないかと思うくらいのシンクロw しかし、いつもはオカルト系の都市伝説なのに、今回は実際にあった事件を巡る都市伝説がテーマで、結構新鮮でした。そういえば都市伝説と一口に言ってもいろいろあって、元が史実や実際にあった事件なんてのも、珍しくはないんですよね。他には例えば、豊臣や徳川の隠し財宝とか、9.11の同時多発テロとか、いろんな噂が囁かれてますが、それってつまり都市伝説ですよね。当時としては異例の高額な被害額、犯行の手口が鮮やかで、保険会社以外誰も傷ついた人がいないという点で、3億円事件自体が伝説化しちゃってますよね。ただ本当に被害がなかったかというとそうでもなく、捜査費を計算するとかなりの高額になっただろうし、犯人を捕まえたいと思って捜査した刑事たちの心に、深く影を落としたと思います。ま、それはいいとして、月子は三億円事件が発生した場所で起きた事件、そして被害者の手に500円札が握られていたという手がかりのみで、この事件が三億円事件と関係があると推理しましたが、逆に三億円事件の犯人は、そんな場所には長居したくないと思うんですよね。だから事業を起こしたり自宅を建てたりする場合、少しでも現場から遠くに行こうとするんじゃないかなと思うのです。また、クロコーチの方でもたまたまこの日は三億円事件で盗まれた500円札の紙幣番号が控えられていたという話が出てきて、何故500円札を見た時にその番号を即座に記憶しておかなかったのかなと思いました。月子は見れなかったけど、勝浦君は見たんですよね? 彼には一度見たものを完璧に覚えるという特殊能力があるはずなのに…。あれは部屋の家具とか小物にしか通用しないのか?w コメディパートは前回とまではいかないものの今回も結構笑えて、特に大久保佳代子が演じる高田が面白かったですね。それまで月子に対し好戦的だったのに、容貌を誉められた途端、彼女に協力する気になったりとかw 月子、あれでいてなかなかの策士ですよね。それなのに何故都市伝説のことに関すると空気が読めなくなるんだろう…w ミステリーパートの方はやっぱりイマイチでしたね。手がかりがすべて後出しジャンケン状態で、視聴者は推理する余裕がありませんでした。また、手がかりがすべてあっても3人の姉妹のうち誰が犯人かを絞り込めず、罠を張りましたよねw まぁ正直殺すときあんだけ揉めたら、現場に犯人のDNAが少しは残されてそうなものですが、鑑識が大久保と溝端だし、仕方ないかw エンディングは相変わらず楽しく、見とれてしまいます。あそこでの竹中が竹中本人に一番近いよなw


 
科捜研の女
テレビ朝日 木曜夜8時~

【あらすじ】京都の観光名所のあちこちで、イタズラ書きやニセ看板が設置されるなどの器物損壊事件が連発。まもなく、それらは京都の名所をネタにしたパロディニュースを載せる京都ジョークニュースのサイトで取り上げられた記事を再現していることがわかった。そんな中、京都日報の記者・西森が神社の階段から転落死する事件が発生。現場の階段の最上段の手すりには、エスカレーターの手すりベルトがかぶせられていた。調べたところ、その神社も京都ジョークニュースに掲載されていた。

【感想】今回は泰乃降板の回でしたね。で、見たら権藤殉職の回と同じ、戸田山の脚本でしたw キャラクターの死神的存在ですな…。まぁ権藤と違い、ただ部署が変わっただけなので、今後も出てくる可能性はありますね。科捜研の女って、あまりそういう前のレギュラーが出てくるというファンサービスみたいな回はないんですけどね。全然ないわけではないですからね。で、今回早速、後釜のオペレータが顔見せ。権藤の後釜となった木島の後輩という設定で、パソコンオタク女が出てきた時に、ひょっとしてこいつ…と思ったら、案の定でした。しかもあのWに出てきた鳴海亜樹子を演じた山本ひかるですよ。これも特撮枠になるのだろうかw 木島を演じる崎本が、特撮に出てそうで実は出てないですからね。(ゲスト出演はあるようですが) 特撮枠なくなったのかな~と思ってたんですが、まさか女性になるとはね…。亜樹子は好きなキャラだったので嬉しいですが、亜美はなかなか変人のようで、相馬ともども科捜研を賑わせそうですね。さて内容の方ですが、今回は面白かったです。犯人の動機にはちょっと納得できない部分もありましたが、特に顎についた火傷の痕から、転落事故と思われたものを他殺であると推理したり、大学の監視カメラをリアルタイムで監視して、犯人の追跡を補助するところとか、面白かったですね~。今、本当に犯罪捜査には、コンピュータと監視カメラは欠かせない要素になってます。踊る大捜査線の映画、2だったかな?で、監視カメラのモニターがずらりと並んだ部屋で、犯罪捜査をするというエピソードがありましたが、あれがもう10年前ですか。それが今やもう普通になっちゃってるんですよね。現代の都会を舞台にしたミステリーでは、この2つの要素を念頭に置いてプロットを立てないといけないので、作家さんは大変だなあと思いますよ。そういうのが面倒な場合は、クローズドサークルにしてしまえばいいんですけどねw で、納得できない動機というのは、どう考えても地方新聞にサイトが取り上げられただけで、アーティストになれるくらい有名にはなれないだろうってことです。そもそも京都日報に取り上げてもらえなかったのなら、他のメディアに取り上げてもらえばよかっただけの話。殺人を犯すほどそこにこだわる理由がわかりませんでしたね。それに、ネット発のアートは、新聞などの古いメディアより、やはりネットで認められないと、価値がないですね。今はYouTubeとかニコ動など、誰にでも参加できる作品発表の場があるのですから、そこで認められないなら、いくら新聞に掲載されようが、あまり優秀な作品ではないということですよ。そのへんがちょっと、ネットに対する理解が今ひとつかなと思わせました。

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2013/11/05 12:55
シーズン2なので、キャストもスタッフもどう作れば面白いか
わかってる感じがしますね。
アバター
2013/11/04 23:34
事件ネタの都市伝説は、刑事ドラマだから、よけいに楽しめますね~今回も事件自体はたいしたおとないですが、周りのキャラたちがとてもよくて、毎度笑えます^^さすが2になっただけのことがあるな~と思いました。



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