花宮さんの過去
- カテゴリ:日記
- 2013/11/04 19:43:54
花宮ファンの人には謝っておきます。
妄想だし、彼に否定的な気持ちがあるのも確か。スポーツマンとして許せないのも確か。
でも、楽しくもない好きでもないバスケを「青春をバスケに掛けてる人を虐げる」ためだけに続けていけるでしょうか。
主将兼監督として、3Pの技術もDFもOFも基本的な技術はそこらの人より上手いわけで…
黒子君の言葉を借りると
「好きじゃなければ、あんなに上手くなりません」
というやつです。
なら、花宮にもバスケに必死で打ち込んで、バスケを楽しいって思ったことがあるんじゃないだろうか。
ちなみに私は、ピクシブ等で見られる良い子ちゃんな花宮がなんとなく好きじゃないです。
妙に好かれる理由もあんまり分からないです。
好きとか、嫌いとかいう感情というよりは、物語の中の、一人のバスケットマンとして、彼の過去を考えてみようと思います。
4月10日
おれの名前は花宮真。私立霧崎初等学校の今日から3年生だ。母さんの薦めで最近、小学校中学年からのミニバスチームに入れて貰った。
母さんが買ってくれたぴかぴかのバッシュを、みんな羨ましがっていた。
4月17日
あれから一週間経つ。やっぱり上級生は上手い。
先生は、初めてだから当然だって言うけど、ドリブルもあっちこっちしてしまうし、シュートもなかなか入らない。もっと上手になりたい。
4月20日
母さんに、亡くなった父さんの話を聞いた。父さんは、霧崎高等学校バスケットボールのエースだったらしい。父さんは大学でもバスケをやった。だれよりも上手かった。
大学で、マネージャーだった母さんに出会って恋に落ちた。それで、おれが生まれたんだって。
5月1日
今日はテストで100点を取った。3年生になってからのテストは全部100点。
母さんはきっとほめてくれると思ってそれを言ったら、母さんはあまりほめてくれなかった。
「テストも大事だけど、霧崎に居られたらそれでいいの。バスケができたらいいの。」
って。
バスケが大好きで、夢中で、親の愛を受けようと頑張っていた頃の日記を机の引き出しから見つけて、俺は溜息をついた。
バスケを始めてから、4年が経った。
中等学校部に進学して、迷わずバスケ部に入った。初等学校部の頃の経験もあって、すぐにユニフォームを貰った。全てが円滑に進み始めた頃の話だった。
オフの日に、ストバス場で一人、練習して、こぼれたボールを追いかけて飛び出た道路。自動車がこっちにまっすぐ向かってくるのがスローモーションのように感じた。その後のことはあまり覚えていない。強く頭を打ったらしい。
検査をして、ありがたいことに脳に異常は無かったけど、腕は動かない。
利き手の右腕の骨にはヒビが入って、しばらくバスケはできないそうだ。
病院に駆けつけた母は、俺の右腕を見て嗚咽を漏らす。
「真、バスケは、バスケは続けられるわよね?あなたには才能があるものあの人を腕を継いでいるの。骨折なんで数ヶ月で治るわ。私はあの人と約束したの。あの人が掴めなかった日本一の夢を、あなたに掴んで貰うって……」
俺のことを心配しているようで、ちっとも俺自身を見ていない言葉に薄ら寒さを感じる。
もう、母さんは俺に、バスケ以外の価値なんて見いだしていない。父さんの鏡としてしか見てもいない。
バスケなんて嫌いだ。
父さんなんて嫌いだ。
バスケがなければ、父さんが父親じゃなければ、母さんはもっと俺自身を見てくれたはずなんだ。
バスケが憎い。
なにも考えず、バスケだけに青春をかけることがばかばかしく感じる。
ばかばかしく、バスケが楽しいだとか、チームに貢献するだとか言ってる奴らもあの母親や父親と同類だと思うと憎い。
その青春に、息子まで犠牲にしたいんだろう?
……俺は、何のためにバスケをしているんだろう。
考えれば考えるほど分からなくなっていった。
ようは、勝てばいいんだろう?
日本一になったら、どんな方法を取ったって、それは正義なんだ
花宮のキャラ掴めなさすぎワロタ
駄文過ぎて嫌になる。
文章書くのスランプなう。






























急にすまないな なるほど…黒バス厨(ファン←
も意外といるものなんだな(人気だし←
ついでと言ってもなんだがstpを置いておく。