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シン・ドラマ汁


ドラマ【実験刑事トトリ2】

実験刑事トトリ2
NHK 土曜夜9時~
【あらすじ】ベストセラーを連発する人気小説家・宮部が、河原で焼死体となって発見された。その直前、宮部のマネージャー・和久井が付近の住民と、宮部の仕事部屋から大きな物音がしたので覗いてみたところ、部屋が荒らされ宮部の姿はなかった。和久井が外に宮部を捜しに出て、戻ってきた午後6時頃、河原で火の手が上がったのが目撃されていた。都鳥とともに捜査に訪れた安永は、和久井に会って驚く。和久井安永が高校生の時、ラグビー部のマネージャーを務めていた2年上の先輩だったのである。

【感想】いやー、かなり面白かったんだけどなー、よく考えると細かい点で無理なところもあったなー。まず、殺したようで実は自殺でしたというパターンは、稀にですがミステリードラマでは見かけるケースですね。ただ、今回それが当てはまるとは夢にも思ってませんでした。だって殺す動機がいっぱいあるんだものw 日頃から罵倒されこき使われていたり、ほとんどゴーストライターのような状態になっていたりと、和久井が宮部を殺す動機に不足はありませんでした。ただ、冒頭の犯行シーンで殺すシーンがなかったのが、気にはなってたんですよね。なので、ひょっとして誰かをかばって事後工作してるだけなんじゃないかとも思ったりしました。でもかばうような人物がいなかったんですよねw 失禁という、殺人事件ではあまり出てこないファクターがあった時点で、自殺の可能性に気づくべきだったなぁ。でも梁のロープ痕は後出しジャンケンなので、ちょっと卑怯だなw そもそもあんな安アパートみたいな部屋で、梁がむき出しになってるとは思わないもの。せめて都鳥が梁を見上げるシーンがあれば、ヒントになってたかも。いや、あったのに覚えてないだけかもしれないけどw 無理があったなぁと思うのはやはり、アリバイトリックですね。計画的な犯行(そもそも自殺だけど)ではないので、日頃交流のないアパートの他の住人が、何時に何をするかとか、普通把握してないでしょう。だからそれを利用するのは無理だと思うのです。もし6時前後にまったく住人の出入りがなければ、このアリバイトリックは成立しませんよね。特にワインを買いにいった老人が、もし自分がアパートを出た時刻をはっきり覚えていれば、携帯の時間がズレてるなと思うだけで、アリバイは成立しませんよね。まぁ急ごしらえのアリバイトリックなので、そこまで考えが回らなかったのかもしれませんね。和久井がもっとアパートの住人の行動パターンを把握していたという設定だったら、もっと納得できたかもしれません。犯行の動機は違約金の1億を払いたくなかったからというものだったようですが、違約金1億ってほんとに桁が違いますな…。この手の文芸雑誌は、普通数万部、悪いと数千部くらいの発行部数だと思うので、よく売れる雑誌だったとしても、1億は取りすぎなんじゃないかと思いました。人気作家ということなので巻頭メインだとしても、他にも作品が載ってるんですからね…。何故こんな高額な違約金にサインしたのか、そのへんもうちょっと納得いく説明が欲しかったですね。さて今回のゲストのムロツヨシは、ヨシヒコシリーズの個性的な魔法使いの役で、人気を博した演技派の俳優さん。私も大好きです。こんなマジメな役をやるのは珍しいですね。顔が平均的で、演技が上手なので、いろんな役をこなせる方ですが、平清盛で勇猛な武将として出てきた時にはさすがに驚いたなぁ。でも結構ハマってたんですよね。今後の活躍にも期待したいと思います。また、怪しい店の外国人店長に、キョウリュウジャーでキョウリュウシアンを演じているロバート・ボールドウィンが出てきましたね。浅草生まれ浅草育ちの日本語ペラペラというか日本語が母国語の外国人でしたw キュウリュウジャーでも日本語が片言なのですが、中の人も広島県出身で日本語が母国語のような外国人なのですねw




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