ブランドにすがる理由
- カテゴリ:ニュース
- 2013/11/17 23:04:41
最近色々と偽装が明らかになって、叩かれてるようです。ちゃんと見つかってるってのは、かろうじて自浄作用があるって事で、まだましなのか。どうなのかな。
●食品偽装問題 そもそも「霧島ポーク」という豚は存在しない
- NEWSポストセブン(2013年11月16日07時00分)
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_227035
しかし、存在しないブランドでもしっかりブランドとして機能してたわけです。w 皆さん信じ易いと言うか、なんと言うか... ブランドではないけども、本当にそんなものが存在するのかと疑問に思ったコマーシャルを思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=AukHnIbVr1s
聞くところによると百数十種類のアンケートで一位を独占!! 本当にアンケートしてるにして、アンケート総数が二百くらいだったとしても僕は驚かない。ww
自分が知らないでも一位を取ったり、ブランドだと聞いたら取り敢えずありがたがるってのは、結局自分の判断に自信が無いのでしょうな~。「XXのカレーはうまい、僕の絶対のお勧め」ではなく、「○○のカレーはセレブのAさん推薦で、確かにすごくおいしいよ」てな紹介しか出来ないってこった。
自分の判断に自信が無いってどんな状態なのかと考えてたら、一つ思いついた。つまり、成金さんの精神状態。バブルを経験し、お金に余裕が出来た日本人は今や一億総成金さんになってしまってる訳だ。確かにそうかもしれん。
騙される方にまったくの落ち度が無いとも思いませんが。なんでも疑ってかかるギスギスした世の中よりはまだましなのでしょう。
あれも一歩間違えば、安かろう悪かろうの代名詞になる可能性もあった。
多分そういう商売のほうが楽なんだよね。でも、展開するものを「ちゃんと選んでる」のは大きい。
イメージをきちんと育てた中の人の手腕だよな…。やってることはバイヤーみたいなもん(それよりは大分口出ししてそうだけど)なんだけど。
玄人志向は首謀者辞めちゃったし、挑戦者はも一時期とまってて、どっちも今はとんがったところの無いブランドになっちゃったし、
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/blog/archives/2006/05/digital_cowboy.html
ブランドどころか、事業ごと撤退しちゃってますしね。
http://www.phileweb.com/news/d-av/201209/26/31632.html
それくらいコモディディー化してるんだよなぁっていう時代の流れを感じつつ、生き残れないのは商才とセンスだよなぁと。
まぁ「亀山」は「そこに工場があったから」で、名前が先じゃなくて「工場と、その仕事」を質という形で支えますよって宣言と、アピールでしたから。日本製!とか、MADE IN JAPANじゃぼんやりするんで、実際の拠点を看板にすえただけで。
ある意味HPのそれもそうだけど「日本製」って少なくとも日本人にとっては「安心の印」で「同じ国の人の仕事と、その質を信じてる」って事でもあるんだよね?でも、亀山モデルだって、結局はそういうことなんだと思う。
ただ、それに自分で泥を塗っちゃうと、むしろその名前が自分たちを泥沼に引きずり込んだり、お高くとまりすぎたりすると、全体もそっぽ向かれちゃったりするんだけど。
「上手に」ブランドを育てて使うのって難しいもんだよね。外からだとうまいことやりやがってと見えがちだけど、ソレが出来てりゃもうちょっとがっぽりな人多いはずで、簡単じゃないんだよなw
「霧島ポーク」もそうだけど、もうすでに善いイメージを持ってる地名を冠にするのは
ブランド化ってよりも相乗り商売っぽいのだが。ww
東京と言えば、今使ってる HP の PC にも "Made in TOKYO" ってワッペンがしっかり貼ってあるけどな。w
辺鄙な田舎にすぎなかった「亀山」をブランドにしてしまったシャ-プとかすごいすよ。地元の誇りだよ、きっと。
でも、「相手が強かったら看過できる程度」なのに、あのトーンで、怒られるのはちょっとその差を思うといろんなダメージも考えればかわいそうな気がしなくもない。
http://news.mynavi.jp/news/2006/10/27/401.html
http://news.livedoor.com/article/detail/2192375/
上っ面だけのブランドなんてこんなもんよw世間が思うほどブランドを育てるのも、楽じゃない。
玄人志向ってある意味頑張ってるよなw
こんな話もあるし、長いものに巻かれてたらいいわけではないけども。子供のように良く考えもせず発作的に怒りをぶちまけるのはどうかと思う。
●ディズニーランド食品偽装はなぜ批判されない?巧妙手法とマスコミタブー、ディズニー信仰
- Business Journal(2013年11月20日01時00分)
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_20131120_39191
似非科学じみた何かとか。
途中で仕様が変わったけど、反映させそびれているのと、意図的に別のものを使っているのでは話は違うのだよね。
混入なんてのも、アレルギー持ちの人には致命的なことになるから「決して軽くは無い」事なんだけど、やっちゃった当事者が、意図していない場合は、結構正しく振舞うことには勇気がいることだったりはする。
事実を歪曲して喧伝している人たちが、表示と違うケシカランって声高に批判してるのはなんかの悪い冗談ですかw
結局ブランドって、中身の証じゃなくて、全体の品質の証みたいなものだから、そっぽ向かれない様に育てられたなら、ソレはそれである意味立派なのだよね。
意図してやらかしてあわよくばって人は、怒られてしかるべきなんだけど、見落としとか、軽微な問題だった場合健康被害が出たりしないなら、すっごく悪い子とした人たちみたいな報道って首を傾げてしまったりはするのだよね。
ほめられたことじゃないから、「責めるなとはいえない」けど、日々やっちまったの程度がおなじでも、場所が場所でどうしようってなことはあるわけで、人のことを責める程度に自分が正直であることが出来るかどうかは別ですわな。
格闘技の一部とか、激しく踊りながら歌ってることになってる人たちとか、「ごはんですよ」って商品名とかwタテマエと違うことが問題というより、認識されていることが、期待と乖離すると問題だったりするのだよね。
プラシーボで、同じものの満足度があがるなら、ソレはそれで幸せだったりするような気はするのだけど。
健康被害とか、重篤な問題が出ず、かつ、胡散臭い明らかにおかしな宣伝文句じゃなければ、いいんじゃないかと。
いろんなものの原価とか、ブランド品のアレコレとかぁ。エアインチョコとか、おいしいアイスクリームも空気もお値段だしなw材料費考えれば、空気で底上げされてる!といえなくも無いけど、抜いちゃったらカチンコチンですし。
程度や状況やたいどにもよりますな。