美味しかった京都旅行 その2
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/11/22 21:49:23
前置きがやたら長かったですが、やっと観光一日目でございます。
この日は定期観光バスに乗っての観光です。
大人な私達はお金払って楽をしようかなとw
ホテルからタクシーで京都駅の烏丸口まで行き、そこでバスのクーポンを購入。
事前に予約しておいたので、席も前方のまあまあの場所です。
やがてバスが出発し、まず私達が向かったのは世界遺産、東寺です。
最初に講堂へと行き、お寺の方が東寺の由来や空海が手がけた立体曼荼羅の世界を説明して下さいました。
その講堂内には21体の仏像があるのですが、国宝・重文のオンパレード!
1200年以上前の創建当時のものが15体も残っているっていうから凄いよねぇ~(・ω・ノ)ノ
また、京都らしい景色では東寺の五重塔も有名ですが、何でも木造建築では日本一の高さを誇り、勿論国宝に指定されています。
そして、ラッキーなことに五重塔の初層の特別公開をしてました!!ヽ(*^▽^*)ノ
勿論こんな機会を逃しはせず、しっかり見てきましたですよv
東寺は2,3回ほど来たことはありましたが、通常の拝観は外観のみなので、中は初めての経験でドッキドキでした!…が初層のみなので、あっさり終わりました(´;ω;`)
気を取り直し、バスが次に向かったのが京都御所です。
何故観光バスに乗ったかというと、御所に行きたかったからですの、Yさんが(^^;ゞ
御所は春秋の一般公開以外は事前予約が必要なので、なかなか面倒なんですよね。
時間の指定もあるから、それらの時間に左右されちゃうし。
その点観光バスならばバスを予約するだけ、もしくは乗る前にチケットを買うだけですもんね(´艸`)
予約より少々早い時間にバスが到着したせいか、先に売店をぶらぶらと。
そこで購入したのが、菊の御紋の焼印のあるおせんべい。
話のタネに買うべかぁ~、と小袋のものを買おうとしたのだけれど、箱入りの包装紙が十二単の女性が印刷されていまして、それがとても綺麗だったので箱入りを購入し、一度バスへ荷物を置いてからいよいよ観光ですv
御所を観光する外国人も多く、私達以外の団体は皆外国人でした(・ω・ノ)ノ
そんなアウェイ感が漂う中御所の見学は進み、御所の中へは清所門から入場しました。
この清所門というのは、御所のお勝手口といったところでしょうか(´ω`)
ここには清所門警備派出所があり、皇宮護衛官の方々が御所を護っています。
ちなみに一般公開の時は入場される方々はお客様に当たるため、清所門ではなく公家や摂政などの来賓を迎える宜秋門から入るそうなので、次回はお客さんとして来たいもんです(*^-゚)v
私達は御車寄や諸大夫の間を見ながら先へと進み、白壁と赤い朱塗りの柱のコントラストが美しい月華門や承明門から紫宸殿を臨みます。
紫宸殿は御所の正殿で、即位の礼など最重要儀式が執り行われる最も格式の高い建物だそうです。
先日UPした写真にもカキコしましたが、紫宸殿の前には白砂というか細かい砂利が敷き詰められているのだけれど、その白砂利は格式の高さを表しており、我々一般人には踏むことが出来ません。
一般公開の時には態々白砂利を掻き出し、通路にはグレーの砂利を敷き詰めるそうですので、私を含め一般の方は一生踏むことはないでしょう(T^T)
紫宸殿を後にして、小御所や蹴鞠の庭、御学問所を見て、立派な御池庭を眺めていたら、そこにアオサギらしき鳥が!
その鳥がこともあろうに御池庭の立派な錦鯉を咥えて…ゴックンΣ(・ω・ノ)ノ!
あ~あ、絶対高い鯉だったと思うなぁ~
浅瀬にはでかい錦鯉も座礁していたみたいだったし。
管理している宮内庁の職員さん、助けてやれよぉ~ヾ(゚ロ゚ )
その後、御常御殿、御三間を見てから解散し、バスに戻る私達。
喋りながら何も考えずに歩いていると、ん?何だか行きよりも沢山歩いている気がする…って通り過ぎているやないかい!!Σ(゚ロ゚ノ)ノ
めっちゃ遠回りしながらも何とか集合時間に間に合いました(^^;ゞ
さて、お次は大徳寺です。
大徳寺といえば有名なのが大徳寺納豆…って違うか(´ω`)
山門に千利休の像を置いたことで、千利休の股下をくぐらされたと秀吉の怒りを買い切腹させられたとか…私は知らなかったけどw
そんな大徳寺は基本拝観不可ですが、観光バスに参加の方のみ本坊の方丈庭園を拝観することができます。
この方丈庭園は江戸時代初期の代表的な枯山水だそうで、その前庭には国宝の唐門があります。
この唐門の彫刻が色鮮やかで素晴らしく、一日いても見飽きないことから、別名日ぐらしの門と呼ばれているそうな。
けど、残念ながら撮影禁止なので、写真はないのですよ(TωT)
お庭で眼福にあずかった後は、お腹にも満足してもらわねば!
と、今度は大徳寺の塔頭(たっちゅう)である大仙院さんでお食事です。
大泉仙さんの所で食べた精進料理は侮るなかれ!←あまり期待していなかったけど(^^;
しか~し、一口食べて、ウマ――(゚∀゚)――!!
名物の梅の実のてんぷらも、ウマ――(゚∀゚)――!!でしたww
その後、大仙院の住職さんによる国宝の方丈と、室町時代の代表的な枯山水のお庭の説明です。
この住職さんのお話がものすごく面白かったし、枯山水の見方が分かりました*゚∀゚)ノ
関西弁丸出しだけど、私達の興味を持たせるような話を振りつつ誰でも分かるように説明してくれる話術にすっかり引きこまれてしまいました。
大仙院には心に響く言葉が沢山あり、中でも
『気は長く 心は丸く 腹を立てず 人は大きく 己は小さく』
もう、めっちゃ心にグサグサ刺さりまくりでした…orz
こうありたい、が、直ぐに忘れる私…orz
ただね、そうなるには坊さんの如く修行しなければならんのだろうとも思うわけで。
自分の心に留め置き、そうなれるように気をつけよう!と思えるようになっただけでも京都に来た甲斐があったなと。
色々な意味で、私にとって大仙院は衝撃的でした(´ω`)
そして、住職さんのお師匠さんも衝撃だった!
住職さんが、
「うちのお師匠さんは面白い人だから、写真を一緒に撮ってください、ってお願いしてみて。『坊主がポーズ』って言うから」、ってww
そしたら、早速お願いしていた人がいて、本当に言っていたよ―――っ!!w(≧▽≦)w
そんなお茶目なお師匠さんだけれど、実はとても凄い方で。
33歳の若さで大徳寺の塔頭でも由緒ある大仙院の住職に就任し、現在は隠居されて閑栖になられたようですが、国立京都工芸繊維大学の講師をされているようです。
極妻から弁護士になられた大平光代氏が立ち直った切欠のお言葉が、お師匠さんである尾関宗園師の書かれたものでした。
大仙院のHPにある『今こそ出発点』です。
あ~、まだ一日目のお昼までしかカキコしていないのに、こんな時間と文字数になっちゃいました(^^;ゞ
なので、続きはまた日を改めてUPしますね(。・ω・)ノ~
おお、共感してくれてありがとう!
これ、お言葉というよりは書なんですよ。
大仙院のHPの著書・真筆のご案内のところにあります。
こちらにも掲載されている『心』にも惹かれました。
『心は行動となり 行動は習癖を生む 習癖は品性を作り 品性は運命を決する』
これもグサグサッっときましたですよ(≧へ≦)
んが、衝撃をうけつつも行動が出来てない…orz
なまけものの私は、ついつい楽な方へ楽な方へと逃げてしまうわけで…orz
おおう、自分でカキコしておいてヘコんでしまいます(TДT)
お借りしました^^
心打つ言葉です♪
ホントそう思っていても中々だよね><
だから、何度も見に来ちゃった♪
んで、又納得^^
(*≧m≦*)ププッ
御所も面白かったですよ♪
平日の朝9時からの申し込みにしておけば、ほかの観光にもあまり左右されなくて済むので、次回行くことがあればそれに申し込むか、お客様として入れる一般公開の時に行こうかとw
その時には菊の御門入りや限定のお菓子なども販売されているそうなので、それだけでも行く価値がありそうな(*^-゚)v
う~ん、そんなにハードですかねぇ?
自分的には観光バスに乗っていただけなので、そんなにハードには感じないんですが…
2日目は結構歩きましたが、体がキツイのは歳のせいかと思ってました(^^;)
子供、京都市内の大学でしたが、スケジュール聞いて
結構ハードにまわられたのですね~ってびっくりしてました。