昔の吸血鬼というとブラム・ストーカー原作の「吸血鬼ドラキュラ」のようなドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシング教授との対決のように吸血鬼は完全悪として描かれる場合がほとんどでしたね。ベラ・ルゴシやクリスト・ファー・リー、ピーター・カッシングといった俳優達の主演作品が有名なようです。

しかし、最近の吸血鬼モノは趣が変わってきており、吸血鬼は都会や田舎町の人々の中で生活しており、その吸血の性に悩み苦しんでいる主人公というストーリーが増えてきています。私がその指向の作品に初めて出会ったのは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でしょうか。

長年吸血鬼として生きてきた主人公がルポライターに、その半生を語るという作品で、ブラッド・ピット、トム・クルーズ、クリスチャン・スレーターといった豪華俳優陣で映画化されましたね。原作者アン・ライスのお気に入りで続編も出ている登場人物のレスタトにトム・クルーズが起用されたのですが、当初アンは「トムなんてレスタトのイメージじゃない！アラン・ドロンみたいのがいい！」と不平を言っていたのですが、完成作を観てあまりのトムの素晴らしさに感動し、謝罪して自費で映画の広告を打ったくらい満足したようです。

私が観たその他の吸血鬼モノというと…

●トワイライトシリーズ
田舎町に引っ越してきた都会育ちの少女が、ハイスクールで魅かれた男の子は吸血鬼でした。彼は吸血鬼であることを思い悩み彼女に近づくまいとしていたのですが、だんだんとふたりの間は進展していき…。というのが流れですがどんどんストーリーに引き込まれていく感じでした。主人公の男の子はちょっと…なんですが脇をかためる男性陣と主人公の女の子、そして吸血鬼の友人アリスが素晴らしい！(;ﾟ∀ﾟ)=3

●ヴァンパイア・ダイアリーズ
TVシリーズなのですが、田舎町に住む少女が、ハイスクールで引かれた男のｋ…。あれ？(´・ω・｀)プロットがそっくりｗしかし、この話の主人公の女の子は図抜けて可愛いと思います。

●ぼくのエリ200歳の少女
この作品はなんというか観てみないと、良さを伝えるのが難しい作品です。いじめられっこの少年と200年歳をとることの無い少女のせつないラヴ・ストーリーです。

●アンダー・ワールド
なんか吸血鬼版バイオハザードみたいな感じの映画でした（適当

●ブレイド
ウェズリー・スナイプスが大暴れする面白B級映画。シリーズ化されているようです。

ま、やはり小説版「ヴァンパイアハンター・D」が一番好きかも('∋')