本来、ナイトメアとは「悪夢」のことであり、その悪夢を愚見化した黒い馬の悪魔の事ですが、「夢魔(淫魔)」と同一視されることもあるようです

　「夢魔(淫魔)」とは、その名の通り眠っている人間の夢に忍び込み、みだらな夢を見せて人を襲う悪魔の事

　男性型の夢魔はインキュバスといい、眠っている女性を襲い、自らの精子を胎内に注ぎ込み、悪魔の子を妊娠させる怪物(悪魔)で、女性型はサッキュバスと言って眠っている男性を襲い、性交して精(寿命)を吸い取る悪魔の事です

　

どちらも、自分と性交したくてたまらなくさせるため、襲われる人の理想の異性像で現れるために、その誘惑を拒否することは非常に困難だったとされます
　その名は、それぞれラテン語の「のしかかる（incubo）（上に乗る）」、「下に寝る（succubo）」に由来しており、これはインキュバスやサッキュバスがどのような悪魔であるのかを明確にあらわしていると言えるでしょう

　一説にはインキュバスとサッキュバスは同一の存在であり、「自身に生殖能力が無いため、人間男性の精液を奪って人間女性を妊娠させ、繁殖している」とも言われています

　そのため、ヨーロッパのある地方では「枕元に牛乳があると、サッキュバスはそれを精液と間違えて持ってゆく」と言われ、悪魔よけに小皿一杯の牛乳を枕元に置いて眠るという風習があったそうです

　また、ルネッサンス時代には「インキュバスは実際に女性を妊娠させるのか?」という議論が真面目に行われていたそうです
　というのも、この時代は生活環境の変化によって人々が性に奔放になり、若い（時には少女とも呼べるほどの年齢の）女性が父親不明の私生児を抱える例が多かったからだそうです

一方、女性が望まぬ子供を孕んだときには「インキュバスの仕業だ」とされることもあり、不倫等の言い訳として大変役立ったようです（笑）

　と、言っても今現在ではこの言い訳は通用しませんので、妊娠して困る人、困る関係の人はしっかり避妊に心を配りましょう（笑）

　あ、ちなみに１８歳未満（だと思った）の場合は両者合意の上でも法律違反（青少年育成保護法）になり、下手をすれば犯罪者にもなりかねませんのでお気を付けくださいマセ

（でも、確か女性は１６歳で結婚できるはずだったので女性は１６歳未満だったかな？　不明）

　今の日本の法律では双方の保護者の同意のもと結婚できる年齢は男性１８歳、女性１６歳。両者の同意のみで結婚できる年齢が男女共に２０歳以上……だと思った。。。


　話がそれましたが、今回はナイトメア（サッキュバス）メルちゃんでした　

　
「さあ、眠りなさい……最高に淫らで最高にステキな悪夢の始まりよ〰❤(ΦωΦ)ふふふ・・・・ 」