Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【ハードナッツ!】

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~
NHK-BSプレミアム 日曜夜10時~
【あらすじ】統計を元に犯罪が起きる確率が高い地域ホットスポットを予測する犯罪予知システムCPSが、初音署で試験運用されることになった。そのニュースを見ていたくるみのところへ、CPSの開発者・貴島森崎教授を訪ねてくる。くるみは、初めて会った男性に「くるみちゃん」と呼ばれ、有頂天に。そこに、伴田CPSの有用性について、くるみに質問に来る。貴島は利発なくるみに感心し、森崎を誘う予定だったITセミナーへの参加をくるみに勧めて帰っていった。

【感想】そういえば、森崎教授って初回から名前が出ているわりに、一度も登場してませんよね。一体どんな人物なんでしょう。最終回には顔くらい見せてくるのでしょうか。さて、今回は統計学を使った新システムが警察に導入されるというお話。得体の知れない最先端の科学が捜査の現場に導入されるという点は、踊る大捜査線のプロファイラーやCARASを思い起こさせました。しかし、今となってはプロファイラーもCARASに似たようなシステムも、犯罪捜査に必要不可欠なものとなっていることを考えると、このCPSも近い将来導入されるかもしれませんね。というか、プロファイルが犯人の人物像を統計学から限定するのに対し、このCPSは犯罪の起きる場所を統計学から予測するもので、結構似たようなシステムだと言えるでしょう。ただ、貴島は急ぎすぎましたね。このような新しいシステムは、古くからある組織にはなかなか受け入れられないものです。地道に実績を積んだり、海外での導入成功例などをアピールするなど、面倒で時間のかかる根回しを省こうとしたため起きた事件でした。貴島のように、犯罪を撲滅するためなら、多少の犠牲は厭わないという性格の人間は、ちょっとしたことで暗黒面に陥りやすいですしね。自分が犯罪者と手を結ぶことにより、バレた時にはシステムの信頼性が失われ、導入が遅れるとは思わなかったのでしょうかねぇ。その貴島ですが、最後、くるみと2人きりで自分の犯行を指摘された時、くるみを殺したり拉致しようとしたりしなかったことから見て、やはり根はさほど悪い人間だったわけではないようです。それどころか逃げようともしませんでしたよね。さすがにちょっと不自然でしょうかw くるみはちょっとイケメンの貴島にクラッときて、元々の思い人である伴田が焼きもちを焼いているなど、いつものようにありえない妄想に取り憑かれてましたねw あれって、横から見ると滑稽でイタい言動ですが、よく考えてみると、ああいう妄想って、恋に恋するお年頃にはよくあることなんですよね。で、自分でも妄想だとわかっているから、告白とかデートのお誘いとか、そういう具体的な行動には移せない。逆に、相手から食事に行こうなどと気軽に誘われると、やっぱりこの人自分に気があるんじゃないかとか、過度に期待してしまうんですよねw 脚本家は男性ばかりなのに(3人の共著)、よく思春期の女の子の心理が描けるなと思いました。あとこのドラマ、全体的に暗いシーンが多いですよね。あまりさんさんと日が差す屋外のシーンがありません。今まで明るいシーンで覚えているのが、初回の公園での爆発シーンくらいですね。やはり夜10時スタートという寝る前の時間なので、暗いシーンを多くしてるのかなと思ったり。私は9時スタートだった初回以外、全部昼飯時に録画を見てるんですけどねw




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