先日、友人のせーちゃん（オカマ、ただし本人に言うとゲイだと怒る）から連絡があり、「ニューヨークに引っ越すことにしたから、部屋の小物で欲しいものあげるわよ～」と言うので、「これはあのバリのお面と密教の曼荼羅をもらうしかないッ！あ、あとあわよくば、コンランショップのハンプティ・ダンプティの人形もゲットだ！」と、いそいそと出かけてまいりました。

せーちゃんはDJやVJをしており、生意気にも代官山に住んでおります（ま、ワンルームマンションだけどネ）。部屋に入ると山のようにアナログレコードとCDなどが並んでおり、ターンテーブルとミキサー、業務用のスピーカーが設置してあります。（近所迷惑）

そして部屋の中央には大きなケージがあり、1メートル近いイグアナと窓際の水槽には、これまた60センチはあるワニガメが鎮座していました。
「あ、その2人は引き取り手決まってるからダメね」
「（いらないよ…大きすぎるでしょｊｋ…）」

そして、しばらくすると玄関のチャイムが。「あ～、そういえば大家が次の住民希望者のために内見にお客さん連れてくるって言ってたわ」とめんどくさそうにドアの方へ向かいました。ドアの開く音と共に不動産屋のオバちゃんの声が…。

「ヲホホホ、すいませんわねぇ鴨志田（仮名）さｎ…んまぁ！！鴨志田さんっ！自転車を玄関に置かないようにって言ったでしょ！」
「仕方ないよッ！下の自転車置き場汚いんだもん！」
「（言い返すんかいッ…Σ（'-'ﾉ)ノ ！）」
その後
「あッ、すいませんねェ、この人変わってましてね…ヲホホ」
「変わってないよッ！ごく普通の住人だよッ！」
「（いや、アンタ十分に変わってるよ…）」

そして、部屋内の見学に入ってくるオバちゃんとお客さん。
「こんな感じの…んまァァ！！か、鴨志田さんッ！その蛇はなんですかッ！」
「蛇じゃないよ！イグアナだよっ！(#ﾟДﾟ)」
「ヒイィ！ワ、ワニッ！！」
「ワニじゃないきゃらッ！！ワニガメだよっ！(#ﾟДﾟ)」
「（いや、アンタそこじゃないから…(-_-;)）」
と大騒ぎです。

そして、帰ろうとするお客さんに向かって
「ここやめといたほうがいいわよ～、汚いからｗ」
「（あんた追い討ちかけるんかいっ！）」
「だまらっしゃいっ！さ、もう出ましょうか…ヲホホ…」

逃げるように２人は帰って行きました。いや、アンタ凄いよ…（まる子風

ま、私はお目当ての物のほか、いろいろもらって来たからいいんですけどネъ(｀ー゜)