宇宙戦艦ヤマト2199
- カテゴリ:アニメ
- 2014/01/02 02:44:34
その昔僕らが見た宇宙戦艦ヤマトの初回作品のリメイクアニメをご紹介。しかしこの
作品は他のリメイク作品とは性格を大きく異にしているのが特徴だ。
何がどう違うのかではない。滲み出る元作品へのリスペクトぶりが半端じゃない。したがってストーリーへの大幅な変更は無く、ひたすら前作品への作りから不完全に消化されてしまった箇所を補完に努めた所も魅力だったりする。
宇宙戦艦ヤマトの時、ガミラスの中に最後に壮絶な特攻自爆劇を演じたドメル中将という人物がいたが、彼が何でそこまで必死に戦ったのかのエピソードも面白い。これはコミックにも無い個所なので自由な創作が出来たようだ。しかし奥様お美しいですな……
また、ヤマト一隻で強大なガミラスにいかに斬り込めたのかのくだりも非常にしっかり作られている。とんでもない形で3万隻の宇宙戦艦で追いかけっこを演じたゲール君……お疲れ様。君の労は報われなかったよ
そうそう、そのドメル。実はコミック、前作アニメ、本作アニメになるにつけ武人気質が強まりカッコよくダンディズムを増していく。部下からの信任も厚く評判の将軍なのだ。
今回のデスラー総統はかなりの異常者になっているのは少々惜しい所だし、ガミラス帝国の内ゲバに、植民星の二等ガミラス人差別が根強く、ちょくちょく悪く言われている。冥王星に居た遊星爆弾のシュルツや、ヤマトへの潜入工作を果たした人物がそうである。そして国内に叛乱や暴動もしばしばな所もガミラスの事情を反映していて見所だった。
反面実はヤマト艦内も一枚岩の組織ではない。地球を逃げ出す旧(出雲計画)の信奉者が手ごろな惑星に移住をさせようと艦内で反乱を起こすシーンも有る。
更に男女の比率が大きく改善されているのも今回の特徴だ。ヤマト艦内、ガミラス帝国もずいぶん女性が増えて華やかな職場になっている。画像1枚目にセリフと名前が与えられた女性の皆様が居るが、モブ子的なレーダー手やその他にも沢山の女性が闊歩している。
ちなみにヤマトⅢでは女性が乗っていたのだが、ボラー連邦との戦いに巻き込まれる前に女性はみんな帰されている。
ガミラスの革命軍的存在の連絡将校のメルダ・リッツもちょっとスカシテいるが可愛い。現に一緒に乗っているユリーシャ・イスカンダル嬢にも「メルダはカワイイねぇ」とからかわれている。この時地球の女性キャラ山本怜さんもいて、地球・ガミラス・イスカンダルによる女子会が開催されている。このシーンもホンワカしていて大好きです。
今回意外だったのがデスラーの異常者ぶりに比べて前作でも側近に居た禿げ頭のヒス副総統が思いの外良い奴だったという巨大な事実である。異常者デスラーが自分の首都を丸ごと巨大建造物でヤマトもろとも葬り去ろうとした瞬間
「それがお前の国民にする事か!!」と激高。首都に戒厳令を発して住民を緊急避難の指揮を執り、更には押されて倒れた二等ガミラス人であるシュルツの娘を抱きかかえて必死で逃げるのだ。
それをヤマトに救われた後の彼の態度と行動はまさに大人物。ヤマトの今後の安全な航行を歓迎し、条約等は無い物のヤマトにその後攻撃は加えていない。
もちろん最後の宿敵はデスラー総統になるのだがその顛末は見てのお楽しみという事で
全26話6か月アニメだが、ヤマトに憧れてアニメの世界に身を投じたスタッフの心意気が随所に滲み出る見逃せない作品だ。
これだけは良いから今すぐ借りてこい
時代は変わってもヤマトの見た目もガミラスの戦艦も姿を変えずにそのまんま。そして小マゼランの辺境では白色水星の戦艦が派手にやられるぞ。
何がどう違うのかではない。滲み出る元作品へのリスペクトぶりが半端じゃない。したがってストーリーへの大幅な変更は無く、ひたすら前作品への作りから不完全に消化されてしまった箇所を補完に努めた所も魅力だったりする。
宇宙戦艦ヤマトの時、ガミラスの中に最後に壮絶な特攻自爆劇を演じたドメル中将という人物がいたが、彼が何でそこまで必死に戦ったのかのエピソードも面白い。これはコミックにも無い個所なので自由な創作が出来たようだ。しかし奥様お美しいですな……
また、ヤマト一隻で強大なガミラスにいかに斬り込めたのかのくだりも非常にしっかり作られている。とんでもない形で3万隻の宇宙戦艦で追いかけっこを演じたゲール君……お疲れ様。君の労は報われなかったよ
そうそう、そのドメル。実はコミック、前作アニメ、本作アニメになるにつけ武人気質が強まりカッコよくダンディズムを増していく。部下からの信任も厚く評判の将軍なのだ。
今回のデスラー総統はかなりの異常者になっているのは少々惜しい所だし、ガミラス帝国の内ゲバに、植民星の二等ガミラス人差別が根強く、ちょくちょく悪く言われている。冥王星に居た遊星爆弾のシュルツや、ヤマトへの潜入工作を果たした人物がそうである。そして国内に叛乱や暴動もしばしばな所もガミラスの事情を反映していて見所だった。
反面実はヤマト艦内も一枚岩の組織ではない。地球を逃げ出す旧(出雲計画)の信奉者が手ごろな惑星に移住をさせようと艦内で反乱を起こすシーンも有る。
更に男女の比率が大きく改善されているのも今回の特徴だ。ヤマト艦内、ガミラス帝国もずいぶん女性が増えて華やかな職場になっている。画像1枚目にセリフと名前が与えられた女性の皆様が居るが、モブ子的なレーダー手やその他にも沢山の女性が闊歩している。
ちなみにヤマトⅢでは女性が乗っていたのだが、ボラー連邦との戦いに巻き込まれる前に女性はみんな帰されている。
ガミラスの革命軍的存在の連絡将校のメルダ・リッツもちょっとスカシテいるが可愛い。現に一緒に乗っているユリーシャ・イスカンダル嬢にも「メルダはカワイイねぇ」とからかわれている。この時地球の女性キャラ山本怜さんもいて、地球・ガミラス・イスカンダルによる女子会が開催されている。このシーンもホンワカしていて大好きです。
今回意外だったのがデスラーの異常者ぶりに比べて前作でも側近に居た禿げ頭のヒス副総統が思いの外良い奴だったという巨大な事実である。異常者デスラーが自分の首都を丸ごと巨大建造物でヤマトもろとも葬り去ろうとした瞬間
「それがお前の国民にする事か!!」と激高。首都に戒厳令を発して住民を緊急避難の指揮を執り、更には押されて倒れた二等ガミラス人であるシュルツの娘を抱きかかえて必死で逃げるのだ。
それをヤマトに救われた後の彼の態度と行動はまさに大人物。ヤマトの今後の安全な航行を歓迎し、条約等は無い物のヤマトにその後攻撃は加えていない。
もちろん最後の宿敵はデスラー総統になるのだがその顛末は見てのお楽しみという事で
全26話6か月アニメだが、ヤマトに憧れてアニメの世界に身を投じたスタッフの心意気が随所に滲み出る見逃せない作品だ。
これだけは良いから今すぐ借りてこい
時代は変わってもヤマトの見た目もガミラスの戦艦も姿を変えずにそのまんま。そして小マゼランの辺境では白色水星の戦艦が派手にやられるぞ。
初めまして
その情報ありがとうございます
今年完全新作の2199が映画で上映されますが、どうなるは非常に注目です。