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シン・ドラマ汁


ドラマ【軍師官兵衛】

新番組 軍師官兵衛
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】1590年、天下統一を目前にした豊臣秀吉の大軍は、最後の敵・北条の小田原城を包囲していた。そこへ馳せ参じたが黒田官兵衛。彼は決死の覚悟で小田原城へ向かう。時はさかのぼり1558年、播磨国。姫路城主の嫡男で後に官兵衛となる万吉は、好奇心旺盛な少年だった。その日も広峯神社の御師・伊吹善右衛門が全国行脚の旅から帰ってきたというので、神社に土産話を聞きに行っていた。帰り道、陣触れを聞いた万吉が急いで屋敷に戻ると、ちょうど父・職隆が野武士の討伐に出陣したところだった。

【感想】始まりましたね、新大河。初回見た感想は、実にわかりやすい内容で、本編の主人公の幼少時を描いた番外編という感じでした。正直野武士との小競り合いや、小寺家の内紛などはちょっと調べたくらいでは本当にあったことかどうかわかりませんでした。職隆を陥れようとした石川源吾が実在の人物かどうかもわかりませんでした。調べてみたら全然違う人がヒットしたりw 幼少期の話半分のエピソードだと思って見た方がいいかもしれませんね。ドラマではよく扱われる戦国時代で研究も進んでいると思われますが、我々一般人がよく知っているのは織田・豊臣・徳川とあとは関西中心の話で、その他は名前くらいしか知らないと思います。私は広島に住んでいるので、この周辺については少しは知っていますが、兵庫というのは関西に近いようでいて、実際は誰がいてどうなったのかよくわからない地域なんですね。簡単に整理しますと、主人公の黒田氏(今は小寺と名乗っていますが)は、小寺氏の家老であり、大名ではありません。小寺氏は隣の赤松氏の分家を先祖としており、今は赤松氏と対立しています。赤松氏は古くからの大名で、室町時代にはブイブイ言わせていましたが今は没落しています。黒田氏が居を構えているのが、小寺氏から預かった姫路城であり、小寺氏は同じ姫路にある御着城(茶臼山城・天川城とも呼ばれる)にいます。赤松氏がいるのが播磨の龍野城。しかしドラマではわかりませんでしたが、古くから続く赤松氏にはかなり複雑な事情があり、実は龍野城の城主である政秀は赤松氏の庶流で、息子と対立して落ち延びてきた本家の当主・晴政を庇護しており、この本家のゴタゴタは、浦上氏との対立によるものでした。そしてその浦上氏は小寺氏を通じ黒田氏とも親しくしており、そのうち黒田氏と深く関わってきます。一見複雑ですが、要は兵庫県南部のゴタゴタは全部赤松氏が関わっていると覚えておけばまず間違いないでしょうw この頃は本当に群雄割拠の状態で、逆に言えば弱小勢力がうじゃうじゃいたってことで、何故お互い戦わなければならなかったのか、正直謎です。本人たちにはそれ相応の理由があるのでしょうが、はたから見ればヤクザの抗争と何ら変わりはありません。今回裏切った石川にしろ、この当時にはよくあったことのようで、その行為自体に善悪はないでしょう。大河なので主人公マンセーですから、敵方が悪いように描かれるとは思いますが、どっちもどっちなんですよね。見方によっては信長が大悪人になるように。さて、今回の話を創作物として純粋に見てみると、よくまとまっていて小気味のよいストーリーだったと思います。ちょっと変わり者の主人公が、人の上に立つ人として少しずつ成長していく姿や、好奇心旺盛で利発な面を描き、母との別れ、初恋の始まり、武士としての最初の手柄など、盛り沢山の内容をうまくまとめていたと思います。歌で黒田家のエピソードを披露したのもよかったですね。目薬を売り捌くことで家を興したのは知りませんでした。ただ、さすがに終わり頃、16歳で岡田にチェンジしたのはどうかな~w いきなりドドンと老けましたよねw 次回からでよかったんじゃないかなw ちなみに1558年当時、万吉は11~12歳くらい。つまりあの可愛かった幼少時代から4~5年しか経っていないわけです。うん、無理があるねw 幼少時代を演じたのは若山耀人で、名前は「きらと」と読みます。うーん、まさにキラキラネームw ですがこの前バラエティに出ていた彼は、ドラマと同じようにハキハキとして利発そうでした。南海キャンディーズの山ちゃんにめちゃめちゃつっこんでたw

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2014/01/08 16:34
いらっしゃいませ~
言葉が足らなかったのではないかと思うので補足しますと、本文内に
「兵庫というのは関西に近いようでいて、実際は誰がいてどうなったのかよくわからない地域」
と書いたのは、あくまで私がわからないのであって、世間的にはどうか知らないです^^;
守護大名であっても簡単に没落という点は、ドラマの赤松氏を見ればよくわかりますね。
毛利元就は地元の話なので当然私も見てました。
竹田城でロケをしたという話は知ってましたが、一夜城に使われるとは思いませんでしたね…
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2014/01/07 22:21
はじめまして。
播磨がごちゃごちゃしてたのは国主各のの実力あるリーダーが不在だったためであり(実力が無ければ応仁の乱以前に守護大名であっても簡単に国人クラス没落するわけで…)、その為か小粒豪族がちょっとしたことで群雄割拠する状態になったみたいです。(たいてい隣国同士は何かしら対立の火種を抱えてるもので…)
地理的に近く情勢的に似通ってるためか昔見た大河「毛利元就」に雰囲気が似てますね。
官兵衛の地元兵庫という為か、冒頭天空の城として名高い竹田城(赤松家のお城)が秀吉の石垣山一夜城として出てきたのに唸りましたwww
今後が楽しみですね(^-^)
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2014/01/07 16:47
実は近年の大河では、主役が子役なのは初回だけというのがここ数年続いています。
以前は何回か子役が主役の回が続いたりもしたのですが、
いつ頃からかな~、天地人でこども店長が出てきた時もそうだったと思います。
ちなみに朝ドラは最初の週だけ子役ってのが、ちゅらさんの頃から続いてますね…
例外もあったと思いますが。
黒田官兵衛のことについては実はさほど詳しくありません。
ですが詳しくないので逆に楽しみにしています。
織田豊臣徳川あたりは、あまりに頻出なので新鮮味がないですからね…
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2014/01/06 22:44
一回目で、主役の成人した姿が出て来たのは、大河ドラマとしては、
異例の速さでしょう。
幼少期を、数回ぐらい挟んでも良いけれど、飽き性の今の時代性を
考えての事かな(・・?

黒田官兵衛は、謎の多い人物ですよね。
竹中半兵衛亡き後の軍師として、秀吉を支えましたね。
如水としての晩年は、秀吉を恐れての事だったかな。
それとも・・・って、時々、思ったりします。
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2014/01/06 21:52
レスはやっ
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2014/01/06 21:48
ガッテン!ガッテン!
この後に見た、「のぼうの城」が、1話と頭の中でミックスされてた状態だったけど、みうみうのブログ見て整理されたぞ。



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