【グロ描写あり閲覧注意】
不思議空間と言いながら、最近まったく不思議なこと書いてない私です。

さて、薬物による自己解放はやはりアブナイ話題なので自粛することにしましたので、今回からは投身・身投げについて調べてみたいと思います。えっ？変わらないだろですって？いやホラ、最近ホームから転落した人をみんなで電車を押して助けたことが数回あったじゃじゃないですか。あれの延長線ですよ（＾ω＾）ﾌﾋﾋ
まずは投身について調べてみましょう。

《　I CAN FLY ダメ！絶対　-　投身　》

投身自殺の特徴としては、あまり陰気なイメージがない、ということでしょうか。世を儚んでとか失恋の痛手で、といった理由が多いように思えます。しかし、投身自殺の結果は明るいとは程遠い無残な結果を残す場合がほとんどです。特に頭から地面に激突した場合は、頭蓋骨は粉砕し脳漿が飛び散るというような、その場に居合わせた人はトラウマになるであろう遺体を晒す事になります。逆に足や腰から落ちた場合は、ほぼ無傷で寝ているような姿の場合もあるようです。どちらにしろ、20メートル以上の高さから飛び降りた場合は死亡率は100%に近いようです。

過去に華厳の滝などから投身した藤村操なども有名ですが、近年で飛び降り自殺が一躍有名になったのは岡田有希子さんからでしょう。当時は写真週刊誌の全盛期で「FOCUS」や「FRIDAY」の他にも多数の雑誌がスクープを狙ってしのぎを削っており、御巣鷹山の日航機墜落現場の遺体が散乱している写真などがノーカットで掲載されたりしていました。彼女の遺体現場の写真も同様に雑誌に載ることになるのですが、その写真は余りにも悲惨なものでした。サンミュージック本社前の路上に頭蓋骨は割れて脳が飛び散っているのをそのまま掲載していたのです。今なら大問題どころの騒ぎじゃありませんね。

有名人で投身自殺した方を挙げてみると、
・沖雅也：1983年（昭和58年）6月28日、「おやじ、涅槃でまつ」という遺書を残し、新宿京王プラザホテルの最上階（47階）より警備員の制止を振り切って飛び降り自殺。涅槃とはニルヴァーナともいわれる悟りを啓いた人が辿り着く楽園のことですが、自ら命を絶った人が果たして行けるものなのか疑問ですね。
・岡田有希子：1986年（昭和61年）4月8日、自宅マンションでリストカットを行いガス自殺未遂。その後、所属事務所・サンミュージックが入居しているビル（東京・四谷）の屋上から飛び降り、全身を強く打って即死。
・伊丹十三：1997年12月20日、伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見。これに関しては「彼が自殺などするはずがない」という声が多数ありました。当時彼は暴力団を糾弾する作品を発表したり、次回作には某政党の母体であるカルト宗教を基にした映画の制作に取りかかっていたため、謀殺ではないかとの見解も根強くあるようです。
・山田花子：お笑い芸人の人ではありません。漫画家です。彼女は独特なタッチと自己投影したような暗澹たる作品ばかり発表し、一部の人からは人気があったようですが、一般の人からは受け入れられず、最終的には「ガロ」のみが作品発表の場になりました。幼少のころから、絶えずいじめを受けており、漫画も打ち切り、アルバイトもクビになった頃より精神分裂症になっていたようです。作中には「いじめられるやつは、どこにいってもいじめられる/生きるなんてどうせくだらない/カタワ者達よ、泣け！喚け！宿命を呪え！人生なんてこんなもん/生きたところでどうせ負け犬」などまさに自分の魂を込めたかのようなセリフが並び、彼女の精神が諦念に溢れていたことを窺わせます。悲しいことです。

また20メートルから飛び降りるとほぼ即死と書きましたが、かなり稀な事例もあります。
・窪塚洋介：マンション9階自室のテラスから約26メートル下に落下したが全治2ヶ月の怪我の後、退院。彼は26メートルの高さから約9メートル離れた地点に落下しており、有名な「I CAN FLY!」のセリフのごとく飛んだと思われます。9メートルというと大型トラック並の長さです。

高層ビルからパチンコ玉を落とすと地面のコンクリートに深くめり込むなんて話を聞きますが、実際には自由落下に風などの抵抗が加わりそこまではいかないということです。しかしマンションの11階から飛び降りた女子高生は、その衝撃で鉄のマンホールを割ったという話もありますので、やはり相当な衝撃が加わる事は間違いないでしょう。

書いてて、具合が悪くなってきたので今回はここまでで…(-_-;)