蒼???????????????
名前:神宮　ハクメイ　（ｶﾐﾐﾔ　ﾊｸﾒｲ）
年令:見た目は20代後半。実際は40代以上だと推測されている。
役職:元帥
性格:常に敬語を崩さず、礼節を怠らない。
　　　気遣いも忘れず、動作の一つ一つに品があることから、一見しただけでも生粋の上流階級だと知れる。
　　　穏やかな口調と繊細な動作、人当たりの良さに加え、新兵や下級兵士にでも優しく、階級関係なしに接する姿を見せるため、実績や戦闘技術もさることながら、部下からの信頼と人望は計りしれない。
　　　まさに元帥という器に恥じない人柄。と、この男を崇敬の念をこめて見つめるものも多い。
　　  また、本人は其れを驕る様子を一切見せたりもしないので、尚更人気が高く、大元帥とはまた別の種類のカリスマ性を持っている、といえるかもしれない。　
　　　
　　　しかし、それはあくまでも外面の話。
　　　人当たりのよい性格と耳障りの良い言葉の裏には隠されているものは、「使えるものは使う。使えないものは処分する。」を信条とする絶対合理的主義。
　　　本人が使えない、と判断した人物は味方であれ切り捨てることを厭わない姿勢を見せ、外と中の落差に驚く間もなく処分される。
　　　戦闘に秀でた者が戦火で腕を失えば、療養所という名の殺処分場へ。
　　　戦術を練る事に長けた者が失策を犯せば、そこを囮に敵軍に攻め込む。
　　　殉職した兵士の遺骸を踏みつける事にすら何の感情も抱いてはいない。
　　　また、失敗を良しとせず、使えない人間はすぐに捨てていく。
　　　稀に許しを与える事もあるが、それはその人物が他に利用価値が認められる時のみ。
　　　その際は優しげな言葉で相手を労り、励ましながら次の指示を与えるため、この男の悪評はほとんど漏れる事はない。
　　　故に、この男の本性を知っているのは大元帥と上層部の一部だけだけである。
　　　この元帥という地位もそれこそ数え切れないほどのこのような死体が積み重なって出来たものであり、その上に立ちながらも軍部で尊敬の念を集めているのだから皮肉なものだ。

　　　本人が善人を装うのも「そのほうが人が動く」という理由から。
　　　恐怖政治では補えない「信頼」や「忠誠」を利用したほうが効率がよいと本人は感じている。
　　　そのため戦地から帰ってきた兵士には、無事に帰ってきたことに対する喜びと労わりの言葉を、
　　　戦地で殉職した同輩には、安らかに眠る事を祈る言葉と綺麗な花束を、というように時に過剰なほどのパフォーマンスで周囲の好意や同情を惹きつける事もある。
　　　勿論、その行動の裏で何を考えていたとしても、本人はあくまでも善人を気取ることを忘れない。
　　　
　　　年齢が不詳であるのは、その行動、容姿から一切伺えない為。
　　　前元帥の事を知っているかのような行動を見せる事もあり、審議のほどはわからない。
　　　しかし、現在の大元帥が大元帥の座に着く前から元帥であった事は確かである。
　　
容姿:雪のように白く滑らかな髪に、濃い桔梗色の瞳を持つ。
　　白い髪はゆったりと腰まで伸ばし、群青色の紐で緩く結ばれている。
　　前髪は真ん中で分けられ、それも胸元まで伸びており、どこぞの陰陽師のような髪型。
　　濃い桔梗色の瞳は伏し目がちで切れ長。白く長い睫に縁取られている。
　　肌すらも日光に当たったことがないのではないかと疑えるほど白く、反対に目じりや唇などのの皮膚が薄い箇所は流れる血液で淡い紅色。
　　薄い唇や、整った鼻梁なども合さってかなりの美貌であり、本当は女性なのではないかと疑われるほど。声音も高くも低くもなく中性的。
　　本人が男性、と言っているから男性なんだろうなというレベル。
　　手や肩なども男性特有の無骨さは一切見られず、この容姿も兵士達に好かれる要因の一つとなっていると思われる。
　　服装は蒼海軍の軍服に、女物の白い打掛を肩に掛けている。
　　軍服は着崩されずにしっかりと着こなしており、白い打掛は思いっきり地面に引き摺っている。
　　打掛はつづれ織で柄名は萌花鶴（ﾎｳｶﾂﾙ）。
　　その名のとおり金糸銀糸によって鶴と草花の豪華だが品のある刺繍が施されている。
　　軍服と打掛、というおよそ似合わないような組み合わせだが、この男が着ると不思議としっくりくる。
　　本当は、規律さえなければ今すぐ和服が着たいらしい。
　　

一応此処までかきましたー
なんか......性格はめちゃくちゃ悪くなった東雲さんみたいな？