寝ない子はいね～が～？
と、まったく脈絡無くなまはげが思い浮かんだ私です。

「福は～内～、鬼は～外～（懇願）」
あちこちの家から聞こえる声と、豆を撒く音。そう節分ですね。
邪気を祓うために豆を撒き、福を呼び込むという豆まきですが、豆まきの豆が地方によって違うそうです。

本来、家で大豆を撒いて邪気を祓い、そのあと炒った大豆を年齢プラス1の数だけ頂いて無病息災と願うというのが「豆まき」なんだそうです。
今は炒った大豆をそのまま撒く方が多いのではないでしょうか。私の家はずっと炒った大豆でした。そして私は年齢の数を家族の前で食べた後に、ひとり隠れて大量に食べておりました(´∀｀)ｳﾋﾋ

関東以南のほとんどの地方は、やはり大豆を撒くのですが、東北や北海道、そして南九州などでは落花生を撒くのだそうです。落花生の本場、千葉は大豆を撒くみたいです。ピーナッツやカシューナッツの地方はさすがに無いようです('ρ')

そして豆を撒く時の口上ですが「福は内、鬼は外」ではない地方もあります。

鬼も悟れば仏となり
仏も迷えば鬼となる

このような考え方で「福は内、鬼は内」という両方うちにいらっしゃいタイプや、
その地域の名主の名に鬼がついていたため「鬼は内、福も内」と泣く泣く（？）叫ぶ地方。
あちこちで追い払われる鬼が可哀想だからとか、町おこしとして「鬼は内、福は外」なんて言ってしまうところもあるようです。
また「鬼＝お荷」と捉え、荷物がないと商売繁盛に繋がらないので「鬼は内」という家もあります。

まぁ「ゆりえ」は神様なので家に鬼は来ないと思われますが…('∋')