雪の新潟十日町 2の2
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/02/24 15:40:28
旅の二日目、十日町着は14時10分頃でした。
十日町駅東口は小さなロータリーがあり、タクシーが待ってます。
そのロータリーの真ん中に雪の塊が積まれていました。
前日までの雪祭りの雪像の残骸とかでしょうか?
その向こうにひさしの張られた商店街が続いています。
歩道の上に雪や雨よけの屋根がずっと付いていて快適です。
まずは宿泊先の清水屋旅館に直行です、荷物重いし、雪だし^^;
ビジネスホテルが普及する以前の商人宿な感じの安宿。
玄関でスリッパに履き替え階段で三階に上がり、ドアを開けると和室。
四畳半に縁側二畳を付けた部屋で、第一印象は「さぶい!」(^^;
密閉されたビジホに比べ、エアコン一個ではとても足りない寒さです。
外用のジャケットが脱げないんですから。
で、この日はすぐに外出、かねて用意の地図で近くのスーパーへ行くと、
入ってすぐ長靴のセールをしていました。これはラッキーでした。
最初から現地で長靴買う気でスニーカーで来てますから、長靴必要。
全国共通な黒長靴からブーツタイプ、ショートブーツ、撥水スニーカー。
しかしさすがセール品でサイズが現物のみ。サイズで長靴選びました。
スーパーの入り口で即、長靴に履き替えて、足元がっちり^^
これで雪道も気にせず散歩できます。
スーパーから宿までは、まっすぐ道一本、その間に、変な店を
見つけてしまいました。黒い地味な建物のアルミサッシの前に
黒い板に白文字で「タナカクマキチ.cafe」と書いてあります。
この地味さは、ちょっと見過ごせません。サッシを引き開けて入ります。
入るとすぐ前に板張りの階段があり、それを上がると、左手にやはり
黒い板の看板が立っていて、張り紙のぺたぺた貼られた扉が。
その中は、板張りの床に板のテーブルにパイプ椅子。
セーターなどがハンガーで並んでいたり、チラシが置いてあったり。
ちょっと雑然としてます。
すいていたので、私は窓際の席でコーヒーを飲んで一休みしました。
メニューから見ると、夜の居酒屋がメインのようでした。
居酒屋としては、この雑然とした雰囲気は、ぴったり来そうです。
ここで食事にしなかったのは、理由があります。
十日町には名物の蕎麦があるからです。
「タナカクマキチ」を出て、そば屋を探して商店街をうろうろ。
見つけたのは「小嶋屋」という、ちょっとお高そうな店でした。
暖簾を分けて入ると、きれいで広い店。座敷とテーブル席です。
テーブルに着くと、出てきたのはきれいな和服のお給仕さん。
なかなかの美人で、「相棒」の花の里の女将を28歳にした感じ。
おお、これは、っていう感じです。これだけで来た甲斐が^^
「へぎそばって言うのが名物なんですよね?」と声を掛けると、
「はい。〝ふのり〟をツナギに入れた、ざるそばになります」
へぎって言うのは浅いマスみたいな入れ物の名前で、そこに
一把づつ「の」の字型に麺を並べるのが基本のスタイルみたい。
私はこれを天ザルで頂きました。
海草の〝ふのり〟をつなぎに使うと、そばはとても滑らかになります。
見た目も濡れたようにツヤツヤ、食べてツルツル、噛むと、蕎麦とは
違う強い歯ごたええがあります。蕎麦のようにプツリと切れないし、
パスタのように芯が硬いのでもない、全体にぎゅっと締まった感じ。
味は、良質な水のように爽やかです。その中に、少し蕎麦の風味。
見た目がザル蕎麦のようでも、食感は、かなり別物なんですね。
そして天ぷらも、塩でさくさくと美味しく頂けました。
こうして二日目は、長靴を買えたし、へぎ蕎麦も食べたし、
満足して、寒い宿に帰って寝ました。明日も早いのです^^
寝る頃には、大分暖かさが「溜まって」きました^^
へぎそば、材料の〝ふのり〟が、あのあたりでないと
手に入らない感じがしますね。
へぎそばって、路線バスの旅に登場していたような…
食べてみたいけど、現地でないと無理そうですね^^;
長野駅からだと、新潟県は意外に近いんですけどね。
かめさんの所からでは、ちょっと距離ありますね^^;
なるほど献上品でしたか。
確かに、それに相応しい上品な舌触りですよね。
そば湯は出て来ましたが、私はあまり好きじゃないので^^;
そば茶はそれとは別物なんですか?
へぎそば、食べたいーーー
おいしいと言って頂けてよかったですー^^
あのお蕎麦は皇室にも献上されてるようですよ^^
独特の歯ごたえですがあたしはお気に入りなのです^^サービスのそば茶も好きです^^
私も、入れ物が〝へぎ〟って言うのは予備知識あったのですが、
そば自体の味が違うとは知りませんでした。これは嬉しい驚きでしたね。
本当に清涼感の高い、食べて気持ちよいそばなんですよ。
2月って言うと、そろそろ冬物処分でしょうからね、
売れやすいサイズが売り切れているのは、止むを得ないでしょうねぇ^^
逆に私は、うどんのそう言うのを知らないので、ぜひ体験したいです^^
その町を「好きになる」には、そこに好きなお店を見つけるのが効果高いですね。
土地のおいしい食事は、後々まで思い出を愛しいものにしてくれます。
さて、しかし、十日町にはさらにステキな店があったんですよ♪
あのような和装美人に運んでもらえると、
そばもさらに美味しくかんじますね(^^)
その土地にきたら、その土地の名物はとりあえず頂きたいです♪
サイズ的に、あの長靴が一番合ったのです^^ 撥水スニーカーじゃ、やや心細いし。
小嶋屋有名なんですね。駅でもらう観光マップにも乗っていました。
へぎそばの場合は、確かにちょっとお高いですね^^
そうですね、あれだけの雪にどう対応したらいいのか私にもわかりません、が、
人の歩く場所はきれいに除いてあります。そこらへんが、雪国の備えですね。
蕎麦は、この時期でも美味しいですが、夏につるっと食べると、さぞ口当たり良かろうと思います。
スーパーのセールでもいろいろな種類の長靴があるのですね!
あっ、でも、種類があってもサイズが合わないと意味がないですね^^;
ざるに入ったそばを「ざるそば」というような感じで
へぎに入ったそばのことを「へぎそば」というのだと思っていました。
そば自体も一般的なものとは違うのですね!
美人さんにも会えてよかったですね^^。
知らない土地に行くと地元のカフェとパン屋さんがやたら気になりますww
おうどんに青のりやあおさがつなぎで入っているのはよく食べますけど、
お蕎麦でそういうのは食べたことがないです。
一度食べてみたいですねぇ^^
食事って旅の一番の要ですよね^^
ちょっと、変わったお蕎麦だったとか。
美味しそうですね♥
美人さんにも会えて、良い旅ですね♥
小嶋屋さんは有名ですね~^^食べやすいお蕎麦ですよね^^♪
あちこちに支店もあるのですが
お蕎麦って高いから年に一回行けばいい方かなあ?w
想像するだけでう~ん、どうすればいいかわかりません。
長靴の特売はラッキーですね。
おそばが気になります。おいしそうですね。