「笑ってキャンディ~♪」「無理^^;」
- カテゴリ:アニメ
- 2014/03/06 12:00:06
最近海外のインチキ動画サイトを眺めておりましたら、過去アニメの動画がうpされているところがありました。そこに『キャンディ・キャンディ』とゆー作品があったのです。
そばかす、なんて~、気にしないわ~♪
という堀江美都子さんの主題歌は聞いたことがありますが、再放送なんかは全然されてませんね。その理由を調べてみたのですが、どうやら原作者ふたりの骨肉の争いが原因のようで…
原作が水木杏子さん、作画はいがらしゆみこさんの二人で作り上げられたこの作品は日本はもとより海外でも大人気となり主題歌も大ヒットを記録したそうです。
連載当初は「講談社」の管理下で「水木杏子」「いがらしゆみこ」両者が著作者となっており、講談社との契約終了後は著作権管理も両者が行うことになりました。このとき、二人は「キャンディ・キャンディを使うときは二人の同意が必要ということにしようネ」と契約しました。
が、水木の知らないところでキャンディ・キャンディのプリクラフレームが製作されていたり、香港版キャンディ・キャンディが製作されていたとの知らせが耳に入ります。これはどういうことかといがらしを問い詰めたところ、初めていがらしによる仕業であると発覚。いがらしは水木に承認を求めるが、全容をつかめてない水木は「内容がわからないからお返事できません」と回答(これは否定ではなく、あくまで今は保留して全容を掴んでから返事させてくれという意味)。
で、少し放っておいたらいがらしは一方的に「(あの時に交わした、キャンディ・キャンディを使うときは私と水木さん、両者の同意が必要だという)契約を解除する」と通告。しかも、水木に無断で複製原画を作成し始めたのです。
その後、何度も話し合いを持ちかけたがいがらしはスルー。埒があかなくなった水木はやむを得ずフジサンケイアドワーク企画(複製原画製作)といがらしを訴えることに。が、いがらしは驚きの主張をしました。その内容とは・・・
「水木に著作権はない」
「あれはすべて私一人で作ったもの」
共同でクレジットされているにもかかわらず、この発言です。なお、第一審の間もいがらしサイドはせっせとグッズを作っていたそうです。最高裁までもつれた判決は二人に著作権ありというあたりまえのものでしたが、いがらしサイドは従わず現在に至るようです。
この事件の影響で文庫本版は1999年1月を最後に絶版。アニメも東映の二次使用権が失効となり、再放送とビデオ・DVD化などが不可能に。。一応、アニメについては両者と新たに個別の契約を結び直せば、再放送・ソフト化は可能である。が、いがらしが東映の商標権を侵してグッズを量産したことについての情報開示、および謝罪をしていない上に、いまだに判決を認めていないので実質的に不可能。
しかも、いがらしは『甜甜Lady Lady』なる「オリジナル新作」のイベントを、日本アニメーションと合同で開催。あまりに本作そっくりのキャラクターを使用した作品でまたもキャラクター事業を展開。本当に関係正常化が不可能に近い状態となってしまったそうです。
う~ん…。お金ってコワイネ(-ω-)
どっからどー見てもただの初老のおっさんが、フリフリフリル着て街中チャリでかっ飛ばしてる姿はシュールですwww
その筋では有名人だそうでwww
おっさんの純粋なキャンディ愛に金の亡者になった作者片割れは反省してほしい。
おっさんがんがれー!www
なんか凄い小さい時に見た記憶が・・・^^;
色々あるんですね・・・。
子供の夢とは反対に^^;
このままいくと封印がとかれるのは著作権が切れる2049年になるらしく、さながらケネディ大統領暗殺事件の資料開示みたく感じます。
この手のくだらない理由での作品封印ってけっこうあるそうで、大抵は著作権の金銭問題や活動家の言葉狩りによって封印されるという、読者や視聴者を無視して展開される為非常腹立たしく感じます。(十数年前泥沼裁判になってた「宇宙戦艦ヤマト」の著作権裁判のせいで松本零二をはじめ原作者の西崎プロデューサーとかを軽蔑しましたからね。)
こういう問題起こして人気作を封印作品にしてしまったことを当事者たちはファンに向かって土下座して謝らないといけないと思います。
でなければ海賊版が出回っても文句を言う資格はありません。
金が欲しい。
自分は、当時あまり身を入れて見てなかったのでアニメの内容はとんと覚えてないのですが。^^;
ただ、ファンの方々の気持ちを思うと一体何をしているのかというような気持ちで一杯になってしまいます。
キャンディは永遠にお蔵入りになってしまうのでしょうね・・・。(-ω-)
お金って本当にコワイですねえ。