USBケーブルで音が変わる!!
- カテゴリ:音楽
- 2014/03/08 22:53:43
Digi-Fi No.13 の USB DAC アンプを少し試したのですが、なかなか元気な音がします。最初は近くにあった短くて細いUSBケーブルを使っていたのですが、基板丸出しだし机の上にきちんと置いておかないと怖いので、少し長いのを探し出してきました。今までよりも少し太い目で、フェライトコア付の若干よさげなケーブル。www おそらくはプリンターのオマケだったんじゃないだろうか。
太いケーブルに変えると音が良くなりマスタ!??
困った事だな。CD音質は 44.1kHz×16bit×2ch=1,411.2kbps 実際はもう少し色々流れてるんだろうけども、USBでそんな問題になるものでもない。だいたい今までいろんなDAC使って来たけど、デジタルケーブルで音が変わるとかの経験が無い。なので、ケーブルで音が変わるってのはアナログ系に影響してるって事ですな。
さて、対処法ですが
0.USBケーブルで音が変わるような機材は使わないw
上で書いてるみたいにちゃんとした製品ならUSBケーブルで音が変わったりしない。
ただ、USBバスパワーDACはやはり色々と無理が出るらしく、少し調べると KORG DS-DAC-10 などがUSBケーブルで音が変わると有名な模様。やれやれ
Olasonic の Digi-Fi No.13 の USB DAC アンプは同社のアクティブスピーカー TW-S7 と同じくUSBバスパワーで8Ω十数ワットの高出力を叩き出してます。5VのUSB電源を13V程度に昇圧して少しでかいコンデンサに貯めて置き、パワーアンプに供給するってスタイル。商標登録なのかな? スーパーなんちゃら(Super Charged Drive System=SCDS)ってのが、USBの電源規格を違反しないような電流制限機構と思われます。
今手元にある TW-S7 もずっと聞いてると音が喧しくてどうしたものかと思ってたのですが、パッシブ化をしてアンプ替えようかな。
どうしても使うのならば。
1.USB電源をしっかりさせる
こんなんだとか、セルフパワーのUSB HUB を使う。
http://www.iodata.jp/product/hdd/option/usb-acadp5/
2.USBアイソレーターを使う
これが安くて、一番音が良いのではないかと思います。別途追加電源が必要です。USB電源のパワーが欲しいときはちゃんと放熱や追加電源の電圧に気を付けないといけませんけども。
http://it-densi.ocnk.net/product/150
裸基板が怖いなら、これが一番お得そうな。これは追加電源が必要なのはUSB電源のパワーが欲しいときだけです。
http://www.elefine.jp/SHOP/PoUSBiso.html
オーディオ用にお高いのがありますが、私はお勧めしません。
3.ケーブルによる音の違いなど気にしないwww
今それなりに気に入った音が鳴ってるなら、ケーブル周りの追加機材などに投資しない方が良いんじゃないでしょうか。個人の価値観はそれぞれなので一概に言えませんが、USBバスパワーで高価なオーディオ製品はさほど存在しませんし、私は1,2で紹介した機器を使ってる訳では無いですし、値段にあった改善効果が得られるかどうかは不明です。
おおらかな気持ちでそのまま使うのが一番です。もし、予算があるなら0の対処をお勧めします。
今回の物はこれです。前回は即売り切れで、プレミア付いたりしたらしいです。今回未だにアマゾン在庫があるところを見ると、前回のアンプで潜在需要はほとんど掘り起こしたのか。それとも二匹目のドジョウ目当てに発行部数を大幅に増やして失敗してるのか。どっちなんだろう。本日ただいま「ベストセラー1位」でまだまだ在庫有りそうなので、発行部数を大幅に増やしたんだろうな~。w
http://www.amazon.co.jp/DigiFi-No-13-DAC%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97%E4%BB%98%E9%8C%B2-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%BE-PC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA/dp/4880733245/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1393928181&sr=8-1&keywords=Digi-Fi
単純に手を入れづらくなっていくっていうのと、作りながら、もっといい方法思いついちゃうとかそんなことが大きそうだけど。
どちらかというと、「ユーザー」側で、「作る側」ではない、「売る側とか、チェンジニアとか、既成の何かの上に作らないといけない人」そんなソフト屋さんとか、自称マニアな気がする。
実際問題として「あ、これいらない」ってうっかり消したら、忘れててそこコールしてて、それがあんまり使わない場所だから露呈しないとか「バグ量産」の可能性もあるので「動いてるものはゴールがちょっと先だったら余計なことをしない」って風潮はありそうだけど。
そういう意味ではWindowsって、大量の付け焼刃と、別人みたいな別のコードが以前のアプリを動かすとか凄いことやってると思うw世間が思うより大仕事だぞw
まぁ、この前の話じゃないが「楽しいと思える」ならやればいいと思うし、その楽しみより、時間とかコストとか、目の前にあるものがあるがままであることが大事だと思えるなら、「普段使いは別のもの」って選択もある。
PCだって、HDD換装したりすれば、保証切れたりするわけで、それでも、足りないってわめきながら作業するなら、交換したり増設したほうがいい。目の前にあるものと、目の前にあるものが導く結果のどっちが大事か?ですね。
音を再生する「道具」として遊んでると認識して、それを使ってると思ったので「結果に不満を持ちながら火を入れ続ける」なら、「思うように手を入れたらいい」っていう話をしたのです。
何かを得ようと思っているのと、「目の前のものがマシになればいい」は違いますしね。
後者の山が「バッドノウハウ」で、「プログラマの美徳の真逆」ではありますな。うっかり誰かが付け焼刃のつじつまあわせを追加してると、「まともになること」でそこがバグになる。ほしいものが「作ってみること」だったら、付け焼刃は「この角度でたたくと機嫌直る」と同じような薄い知識や経験則でごみでしょうし。それが形骸化してオカルトになる。
デザインが気に入ってるのにパッチとかジャンパだらけはさすがに強度も含め便利になっても微妙ですから、守りたい価値がどこにあるか?も含め考えたらいいと思います。
4番目の改造も1.、2.の対応も基本は如何にアンプにきれいでパワフルな電源を供給するかが主眼です。
1.、2.の対応は改造して直接パワー用の電源を供給するわけでないので、靴の上から水虫を掻いてるような感じにならざるを得ないのですよね。なので同じ経験値稼ぎであってもバッドノウハウの経験値が貯まってしまう可能性が高いんです。
つい最近知ったんだけど、バッドノウハウって和製英語でソフト屋さんが言い始めみたいね。オーディオ界隈でもバッドノウハウだけで暮らしてる人は相当数居るような気がする。
http://0xcc.net/misc/bad-knowhow.html
オーディオ界隈で「奥が深い」は常套句。やれやれ
自分の判断としては、USBのバスパワーをパワーアンプの電源に使っているのが問題と考えとります。
音楽信号に合わせてバスパワーの電流が増えたり減ったりします。イヤホンくらいならともかくスピーカーででかい音を鳴らすためには結構な電流を流さないといけません。なので、安物ケーブルは抵抗値の問題等で、電流の増減の影響を受け易いんじゃなかろうかと思うわけです。
研究とか大層なものではなくて、どっちかっつ~と経験値稼ぎですよ。在野の人間がメーカーの技術者より技術があるわけも無く、メーカーが原価削減や重点項目にしていないために手を抜いてる処を補強しようってだけの話です。メーカーが手を抜かずに最初から補強しててくれてば、今の倍の値段でも無理かもしれず。www
個人が趣味でやる改造は作業フィーがプライスレスやからね。その時間をバイトに注ぎ込んだらその金で遥かに良い製品が買えるとか考えるとモチベーションが湧かないですわ。www
自動車もそうだけども芸術品じゃないが、実用品とも言い難い。w 趣味の品なのでおもちゃとか、収集品に近いのかな。
全く手を付けなければ売る目もあると思うのだが、改造しちゃうとな~。しかし、背中を押されちゃったな。む~~ん
書き込みがありました。デジタル音源がケーブルで何故変わるのかわからないのですが、
自分のような間抜けもいますので、良い研究をしてください。
芸術品じゃなくて実用品で、そうすることで、好みの仕事をしてくれるようになるなら、それでもいいんじゃないかと。
作業が困難とか、コスト高っていうなら別だけど。
手を入れるのは、繋がってて広いところを選びながら、適宜パターンを切っちゃうとか、足を上げて、絶縁して配線するとか、細かいところでも工夫次第…って気もします。アナログ的にどうかって手法もあるでしょうけども。
多層基板だと、適当なことするとなきそうな気もしますがw
標本作って比較できないと、なかなかあとは経験則とかなければ、原因の特定は難しいところですな。
でも手を入れるなら PCM 2704 自体もセルフパワーにしたいとか思ってしまう。パターン細かすぎて、自分の手には余るんで無理だけども。
そもそもスーパーなんちゃらはある意味 Olasonic の魂みたいだし、それを無くすと言うのは如何なものかなのです。w プレミア付くくらい売切れてたらオークションで楽に売れただろうに。買ってすぐ雑誌は取り外してしまったし、売り飛ばすつもりなかったんだよな~。
音楽信号でそゆ事するのが未だに無理だからな~、ある意味永遠の課題になってる。ADCの精度とかがまた問題になるのだけども、過渡応答的なものをきちんを測定するのはなかなかに難しいみたい。
例えばサイン波のみでも周波数変えないで音量のみ変えただけでも、瞬間的に発信だかなんだかしらんで、変な帯域でノイズが出るDACもあったりするみたいです。ぶっちゃけそのレベルで計れる様な製品は粗悪品と言っても善いんじゃないかいな。www
それより微妙な差異だったらどうにもならないけど、アナログ的な変化なら、やっぱりGND周りの回路が雑なのかも。
さすがに、ケーブル単体でテストできるような機材なんてこたぁいわないです。どれくらいあてになるかは微妙だけど、LANケーブルは、NICがある程度の計測はできますけど…。そんなもの作るくらいクレーム来たんだろうなw
ただ、「露骨に出る」ようなら、きっと物理的にもずいぶん違うか、ケーブルの電源ラインあたりの何か拾っちゃってるかもしれませんね。話を聞く範囲だと、ケーブルが「普通の信号で正常」だったり「ロゴがもらえる程度にまとも」だったら、そういうことになりそうなので、そのあたり手を入れればすむのかもしれませんが。元のやつもそんなにほかでは酷い結果出てないみたいですし、機器が頑張ったのかは別として、最低限動作はするケーブルみたいですし。
まぁ、ケーブルの影響が電源じゃなくて信号だった場合は、遅延なんかも要因かもしれないので、HUBとか、接点も中継点も増えちゃうようなものだったり、バスパワーでも安定はするけど品質が高いとは限らないので、影響を受けちゃってるなら、結果は不定かなぁ…と。デジタル回路は電圧出てりゃ動きますし。大体w
高いほうはきっと「距離があると」真価発揮したりするんじゃないでしょうかwわからんけどw
切り分けないとわからないですけど「影響を受けない」のがまともでかつ、「気にしないですめばそれが幸せ」だとは思います。
で、「悪い方向に影響があるから」っていい方向には必ずしも無限に影響はない…と思いますし。
100円だろうと10000円だろうと「求める要求を満たすなら」いい製品。そして、同程度の仕事をするなら、そりゃコストパフォーマンスが高いほうが優れた商品。だと思います。満足度は別としてw
USBアイソレーターの上の奴はパルストランスでアイソレーションしてる。単純にトランスアウトで特にバッファーが無いみたいなので、波形は相当鈍るみたい。下のは同じチップかどうか不明。光でアイソレーションしてる製品も有るみたいだしね。
USB HUBは中身全く知らんのだが、イーサS/WやHUBみたいなのと同じならきちんとバッファーがあってファンアウトを守ってんじゃないか? だからと言って遅延が邪魔をしない訳では無いですが。USB3.0のHUBがいつまで経ってもでないのは遅延を規格以内に抑えることが出来ないからって聞いたですよ。
何にしてもデジタルケーブルによる音の違いに汲々とするのはバッドノウハウを貯めるだけだと思うので、0,3.の対処
をお勧めするわけです。
最初のケーブルは今お気に入りのUSB DAC アンプに付属してたケーブルで、やっぱり長さが足りなくて長いのを使った。ごくわずか音が違うのかもしれませんが、僕の耳には違いが判らんですわ。なので、安物かもしんないけどそんなに酷いとは思わない。
むしろメインのAVシステムで使ってるDACは最初長さが足りなくて百均の延長ケーブル使ってたからな。w その時光出力と音の聞き比べをしましたが、自分の耳にはさっぱり違いが判らない。世の中には今メジャーな規格である光、同軸、USBの違いが判ると豪語してる人が居ますが、そんなものの違いが判るDACなんてまともな製品と思えないわ。もっともさすがに百均の延長ケーブルでは高い機材がかわいそうなので、今ではメインのAVシステムで使ってるDACには金メッキの少し高い目のケーブル使ってますが。w やっぱり音は変わらんかったわ。
そんでまあ、アンプ付属ケーブルで今回の Digi-Fi No.13 の USB DAC アンプを使ってたんだけど、本格的にこちらに置き換えようとして長いのに替えた途端音が変わってびっくりだからな~。
スピーカーケーブルの直流抵抗を計るテスターくらいは誰が持ってても良いと思うけども、特性インピーダンスや周波数特性を計る機材は一般人には過ぎたものですよ。更にUSBの波形を調べたりとか過ぎたもの過ぎるわ。
で、アイソクロナス転送は、そもそもデータの正当性を保証しないのだから、これも「おかしいデータ」でも鳴るなら違ってもおかしくない。一応エラーは検出できたはずだけど、再送などの処理をしてないんだから、化けてもそのまま。
更に、クロックの同期がずれてるとか、微妙に条件が「まともに動くところをはずしていれば」やっぱり「送受信してるデータそのものが不正確」なので、正しい解像度で、送受信できない。NASの場合は普通のファイルとして扱った場合は「いろんな層で訂正と確認」がされるので「爺の戯言があってはいけない」だったのだが。
それこそ、タイミングが遅延しかねないHUBとかって、アイソクロナス転送だと、もう一段トラップされてしまいそうな気がするんだけど、どうなんだろ?
というか、「素直に帯域が足りるバスにきちんとエラー訂正しながらバッファリングすれば」いいと思うのに、一発勝負みたいな方法論で転送するから、オカルトがはびこるんだと思うんだけどw
「どう変わったのか?」とか、USBの中流れてる信号をキャプチャしてみたら、何かわかることがあるかもしれませんが、「悪い方向には確かに変わる」ので、そのケーブル自体が、ちょっと使うの怖い代物ですな。
それでも、使えていたなら、「普通のUSBデバイスがんばってんな」ってことであって。