これでいいのかね?
- カテゴリ:音楽
- 2014/03/14 01:00:26
http://www.youtube.com/watch?v=yT_ylSCgY6Q
まぁ、誰が打ち込んだのかと思えば、説明や、クレジット見なくても音でわかる「あの人」なんですよね。
ただ、誰をフィーチャリングしてるのかっていったら、kz氏じゃねぇの?って思います。
どっかの偽ベートーベン級に「誰の個性で音なのか」っていうと「売れる人に看板になってもらった」ようにしか聞こえませんな。
エフェクトこんなにキツく掛けないと使えないって思ってるなら、「やめちまえ」ばいいとおもうのですよ。誰と誰を歌わせるつもりで作ってますの?
別にお仕事だったら、最終的に歌ってくれる人見つかるでしょうし、基本的に波形を極端に歪めた声って、「表現の手法の一つ」ではあるけど、「素直な音」ではないんですよね。
kz氏の曲や、音が好きだという事はかまいませんが、これで「feat.初音ミク」は凄く違和感がある。毛色も表現も個性も違うものを「ボカロ曲」といって、十把ひとからげにあがめる人たちの耳は信じてませんし、Vocalトラックが誰かなんて、「曲」にとっては関係の無いことだと思うのですよ。「誰の」声かといえば、「kz氏の音」になってます。
ベースの音声がそれだったら、「同じ」だというなら、そんなの「きめぇw」って馬鹿にしてる人とやってることの価値に大差がないです。
知ってる自分とそれを共有できる人を探してるだけで、作品に耳傾けてないんですから、書かれた名前だけを見て曲を聴かないで切り捨ててる人と質には大差がありません。
日本だと、神奈川のほうにいい歳ぶっこいて品のない曲と音つくり散らかしてるのも居ますし、楽しんでる人が居れば、音楽の質なんざどうでもいいといえなくもないんでしょうが…なんでこーなるの?
そもそも「カテゴライズとして不適切」という話なので、「作業者、作曲者、製作グループ」でファンになってる人には文句も異論もありません。好きなもの、いいと思うものに出会えることはすばらしい事ですし、そういう形なら「表現した人たちへの」応援ですしね。
ああ、いい曲書くなとか、この人の曲好きだなって人は私自身、何人も居ますし、出来としてはちょっと残念でもああ、表現したり作るの楽しそうねって人たちも素敵だと思いますけども、それをまとめてカテゴリにするのは「凄くつまらないこと」だと思うんですよ。
kz氏自身が本人の作品で、こういう音作りをすることは間違ってないと思いますし、よくできていると思う曲もあります。ですが、誰かと一緒に歌わせるアプローチで、この選択はどうしたものかと思うのですよ。まぁ、言いだしっぺとか、話持ってきた奴が「そう決めて指示した」なら、ソイツが戦犯なわけだけど。
これで「繊細なデュエット」ですと?
…正直、和洋折衷狙って、作りなれないケーキ作った和菓子職人がダマになった、スポンジのケーキにクリームの代わりにあんこはさんでドヤ顔で新しい和菓子の世界とかほざいてるような気分なのです。繊細が聞いてあきれる気がしてならない。「繊細なデュエットに仕上がる音作り」ってもんは考えないの?
まともに「混ぜる」気があるなら、「素の初音ミク」の音を弱く加工するか、藤原氏側の声に補正を掛けないと、異物感しかない。というか、「初音ミク」は「この声」ですの?
曲に対しての比率からすれば「この使い方のほうが異質」だと思うんだけど。
人様の曲に乗っかろうっていうのに「人間なんぞと違いますのよ」って声で邪魔しに来てどうするんです!
「そういう曲」を「そういう音」で仕上げたいなら、Autotuneで補正するのも有効な表現の一つではあるし、「世間の人の耳なじみ」も平滑化されてしまうので、いいのかもしれないが、このまま混ぜるのはどうかしてる。ステレオタイプのイメージとしては動く気持ち悪い異物なのかもしれませんがそれ助長してどうするんです!
そもそも、「歌声」ってメロディーと、言葉でできてるわけで、「その精度と解像度が違いすぎるものを混ぜている」のがどうかしてる。詞はおまけか?もともと埋もれがちな元のVocalに輪を掛けて、エフェクトによって、言葉は届きづらくなっている。歌詞カード見ろ?だったら歌うのなんてやめちまって、詩集でも出してりゃいい。異質なものをどうしても共存させたいなら、触媒になるものが必要だけど「音としてそういうギミックも見当たらない」。
正直、「サビは耳が痛い」し、聞いていて曲のできに対して気持ちいいとまったく感じない。でもこれって「作業が杜撰なだけ」だと思うんだよ。
無理な加工をしてるので、音としても特に高音はピーキーなのに、強くMIXしてあって、更にVocaloidの特性として、「発する音(言葉)」によって、アタックの位置がずれてるところもあって、ハーモニーとして気持ち悪い。音符としては間違ってないんだけど、所々、それがずれるのも気持ち悪い。
…これって、丁寧に作業すれば、どうとでも仕上がるよね?誰かのせいじゃなくて仕事がいい加減なんだと思う。
こういうネタやるんだったら、もうちょっと「向いてる人」居ると思うよ?
どっちかが好きな人が、双方をああ素敵と思えるならいいんだけども、これ、そういう人たちはどうなんすかね。
正直BUMP OF CHICKENって、サビがかろうじてメロディーと呼べても、それ以外は、バックトラックでごまかしてるようなお経にポエム載せたっぽい音楽の要素いくつか何処かに忘れてきてないか?って曲に苦手意識があったんだよな。随分と普通に「曲の体裁」とったものできるようになったんだなぁとは思って、そこだけは、ちょっとだけこの人たちの書くものに対する苦手意識は減ったけど、それは「多分異物が入ってなくても」おなじだったと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=_4BLiOP1aaY
こっちでいいじゃん。音として、きちんと作る気がないなら。少なくとも耳当たりはこっちのほうがいい。足し算してちゃんと2以上になってると思って作ってるんだろうかね?
だから、「ソレを使って何をするのか」とか「どんな音を作るのか」には興味はあるけどそれだけで、だから目的意識が無いのに「元からポンコツな音なのに、輪をかけて駄目な音を作る」奴は物を作って売る資格すら怪しいと思ってる。あのVocalトラックがヘタレてるだけの古い曲に「何か深い意図や、意味や、目的意識があるのなら」自分が無能で気がつくことができないだけなのだろうけど、そういう「能動的な選択理由」が無い音は「くそつまらない」。
音楽できないから、しゃべらせてみるよとか、好きな曲楽譜あったから入れてみた!って、そういうのは「素人にやらせとけ」よって思うし、スキルが無い人でも「楽しいから、楽しもうと思って」作業して、共有するなら、そこには「目的意識」があるんだから、かまわない。曲がおかしかろうと、「それはそれで、まともに音楽畑歩んだ人が書かないような」音で面白みがあったりするしね。「能動的に選ぶ理由がある」なら否定しない。
で、特性も考えないで、流行物だから程度の音なんて世に出したら「やっぱり気持ち悪い合成音」でしかないんですけど、それでも「その異質でヘタレた音とイメージ」がはびこることって素敵ですばらしいことなんでしょうかね?
そういう「誰も楽しくも得もしない」様なものを「平気で世に出す根性」は間違っても「ほめる気は無い」ですよ。「本人が良いなら、たたかれることも当然わかってやってる」のでしょ?耳が聞こえないで音作ってるわけじゃあるまいしw
やっぱきめぇわって思われることが素敵だと思うなら良いんじゃないでしょうか。選ぶ理由があって、表現に使うことは否定してませんが、ほかの手段の方が優れた結果が出るなら本当にくだらなくて馬鹿馬鹿しいし、それを見透かされると思わない感覚も何かを表現するには鈍感すぎる。
件の曲も「誰かの曲を気に入って、別トラックのように一曲書いた。」事が大事で、別にVocaloidじゃ無くても同じように評価したと思いますが、それは製品の特性がそれを可能にしたので、「誰でも同じ音が出る」ことの一つの真価の形と書いてるだけですし、相手の音も聞かないで音をぶつけるとか論外じゃないの?って話なんです。
ハーレクインロマンスやラノベに需要があるのは「目新しさが無くても少し違う物であれば良い」人が多いからだよね。需要が有るからっておざなりな物を供給するのは志が低いのは間違いないけども。だから、日記に書いてあることが間違いだとは言わんが。
まあ、何にしても所謂メジャーでボカロが露出するのはたとえダメダメ作品だろうとも、全く露出が無いよりは善い事だよなと、自分は思ってんだよな~。そんだけ
でも、「音源」としては、「素人のベタ打ち」みたいのは「素人がこんなの作ったよ」ってやってるから面白いねとか、モットヤレとかいうわけで、それで金とっちゃいかんと思う。
カラオケトラックがあれば、あとは暇な人が音程入れたらできてしまうようなのはさすがに売り物としておかしい。
そこに本職である価値があの音源には欠けている。ただ、「自分の名前」で「ああいう表現がしたかった」なら「その程度」って評価されるだけだよね。だって、気持ちよかったり心動いたりするか?
…むしろ、あの人の曲歌ってた人たちの表現力に気がつくくらい音源として感じるものが無かった。そういう意味で「何がしたいか」が見えないから面白みを感じない。おかしいんじゃない。面白くもないし価値も見出せないだけ。
これが、仮歌なら、本来の歌い手によってどれだけ化けるか?ってことの面白さはあったけど。
音楽初心者が必死に音とって耳コピーするのって、間違っててもその必死さとか真剣さが、「頑張れ」って思わせるんだけど、その業界で食ってて、方向性迷子になった音源なんて何の意味があるんだろう?
くだりのそれも、「音楽知らない、下っ端営業」みたいな人が言いだしっぺとしか、思えないんだよな。
それでメシくってるやつが、レゴ見たいに組み合わせたらぴったりーなんてあるわけねぇのわからんわけが無いよ。
イベントとかで音重ねてアツいことになるのはそれってパフォーマーがお互いにあわせたりしてるからで、自分のパートだけ必死に歌ってるわけじゃないだろうに。
でも、足し算の「足す側」だけ丁寧に作った人も居る。
http://www.youtube.com/watch?v=lgIk69jSxsM
これ、中身云々より、ギミックの方の作業量考えてすごいと思ったよ。だって、起きたい場所に音があっても相手の音よけてくれないんだよw
自分が書いた曲ならこういうのは楽なんだけど、他人の作ったものだしね。
それが「同じベースの別フォント」っていう、製品の特性もあって、合成した形も労力とか考えたら見事だと思うよ。
http://www.youtube.com/watch?v=ikpF5416F04
これ、この製品のひとつの真価の形だと思ったw
対して今回のはkzさん無しで成立しているところにkzさんが追加しただけやろ? 違うんかな? 最初からコラボになってて双方で合わせてる感が全く無いので、そう判断したんだけども。
kzさん追加だけなろkzさんもかわいそうだし、プロデューサーがカスなのだが。最初からコラボなら全員がカスになってしまう。
kz氏だって、本人自身の作品はいいものも多いし、自分だけで完結するなら問題の無い音作りなんだけど、「誰と」やるのかがエントリのそれでは考えられてない。
素の声だと、線が細いし、質量も無いので、表現の比重を声においてしまうと、どうしても厳しいところはある。
それでもほかのVocaloidに比べれば、初音ミクって子音やアタックの部分が素直に出るだけほかのモゴモゴするデータベースよりは、「素直」な声なんだけど。
本当に使えないか?っていうと、意外と、コーラスとかだと、灰汁の強さがない分、きれいに響いたりもするんだけどね。
小室さんは…「あの人の曲」だよね。もうちょっとVocaloidが自律的に表現しないと、商品としては駄目だと思う。
打ち込みに表情が欠けてるから、仮歌みたいになってるし、「世間の人」が「合成音声が苦手」とする「悪いところが凄く残ってる」と思う。
シンセサイザ側の商品の特性として「仮歌」ってまちがってないんだけど、それってスタジオから出ちゃいけないものだと思う。商品としては。誰かが歌うときには、誰かの個性にかき消されないので、自由に歌えて、いいものに仕上がることってあるはずだから、「たたき台」ならこれでいいんじゃないかと思う。
でも、ベタ打ちのトラックに心情とか情緒とかそういうものを歌わせるのは「声を聞いていない」と思うよ?それをやりたいなら馬鹿みたいに泥臭い作業で、作りこむか、科学の力にもっと頼って、きちんと整形しないと「商品」としては駄目だと思う。ってくらい「在野の人たちはもっと努力して音を作ってる」と思う。自分の名前と過去と実績に甘えちゃ素人以下です。
使っちゃいけないとはいわないけど、「これくらい魔改造しないとごみなんすよ」って思っててほかの音作りできないなら、無理して使う意味が無い。よそ様とやるのにこの音はどういうつもりよ。って話であって。
「決まりきったレイアウト」に今とらわれてるの誰だろうw
あと、出来ればミクさんはセガに頼んで頑張って貰いたかった。ミクさんも微妙。
出た当時は叩かれたものだが、これはこれで悪くはないと思うんですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=-5-aMoA4Gxs