我が家の忠犬度
- カテゴリ:ニュース
- 2014/03/28 02:04:32
ある夜、蒼雪が夜にテレビを見ていたら、おなかのぐあいが怪しくなった。
これは下り腹かなと、二階から下へ降りて、トイレへ向かった。
でも、出そうとしても出ない。
ああなんだかこれはヤバイ痛みだ。
出ないのに痛いというのは、腹の中で腸がうまく動いていないせいと思われた。
ああ、痛い痛い痛い、苦しくて便器に座ってられないくらい痛い。
あぶら汗をかく蒼雪。
ついに床へ汗みずくで倒れ込んでしまった。
気が遠くなる中、死について考えた。
まだ自分にはやり残したことがある。
そう、モンハン4の勲章を全部集めていないし、ニコタで連載している小説も書きあがっていない。まだ死ねないのだ。
およそ40分あまり、トイレの床であえいでいたと思う。
出ないので諦めて、這いずりながら居間へ行き、そこで力尽きた。
居間の隣には両親の寝室があり、しんと寝静まっている。
腹の痛みは治まらない。腹痛を抑える薬効があるストッパ下痢止めは、蒼雪の部屋にあった。
誰か助けてくれえ。
声にならない心の叫びをあげる蒼雪。
すると、両親と寝ることにしている我が家のミニチュアダックスが、居間にいる蒼雪の気配に気づいた。
ワンともフンともつかぬ警戒の鳴き声がした。
おお、お前ちょっと来てくれよ。父さんでも母さんでもいいから起こして、薬取ってきてくれるように呼んでくれない?
うっすら期待を持ちかけたのもつかの間。
愛犬の声はやんだ。
気にするに値せず、と判断したらしい。
こ、こいつ…。
のたうちまわりたい痛みをこらえ、蒼雪は這って両親の寝室へ行き、布団を叩いて彼らを起こした。
「腹が痛い…」
起きた親父は冷静だった。
「どこまで痛い? 医者か、救急車か?」
救急車は最終手段だ。母に、薬を取って来てもらうよう頼んだ。
母もとくにうろたえもせず、しかし急いで薬を持ってきてくれた。
ストッパを口に含むと、徐々に、あれほど苦しかった腹痛が収まっていく。
ありがとうストッパ。
蒼雪が苦しがるあいだ、犬はちょっと興奮してワンワンと言い、面白かったのか、汗が冷えてガタガタ震える蒼雪のおでこをチラと舐めた。
うちの犬は役に立たない、ということが、このとき判明した。
このやろう、かわいいだけでめしを食いやがって。
その愛らしさで強引におやつをもぎ取っていく蒼雪はいつもお前に完敗だよ。
ドラマやノンフィクションでは、飼い主を助けた忠犬の話があるが、あれはとてもまれなケースのようだ。
せめてうちの犬もと思ったが、ファンタジーであったらしい。
けれどくりくりした黒い瞳に癒されるのも事実で。
役に立つとか立たないとか、そんなことはもういい。
蒼雪にとっては犬がそこにいるだけで、じゅうぶんだってことだ。
ちなみに、腹痛の原因だが、推測にすぎないが、どうも1年前の薬を飲んだせいかもしれない。
ちょっとまた腰が痛いと思って、病院で処方箋を出してもらった薬を飲んだのだ。
症状が回復したので通院をやめ、また痛くなったら飲むべと、わざと残しておいたやつである。
ヘルニアの神経回復と痛み止めと胃薬を3点セットで飲まないとならないのだが、胃薬で全身かゆくなる副作用が出たので、胃薬を外して残る2点だけ飲んだのが…たぶんまずかったらしい。
憶測でしかないが、考えられる原因はそれしか思いつかない。
賞味期限の過ぎた薬、おそるべしである。
…と、このように長文をつづっていても、さほど寒くない室温になった。
暖房が無いと8度が平均室温の我が家、やっと9度か10度に達している。
ああ、春になったなあと感じるときである。
東京のニュースなんかで、「今日の最高気温は6度。寒いですね」と聞けば、「それあったかいだろ」と突っ込むのが北国住民だ。
もちろん、地元のニュースも、秋と冬期間は、6度で寒いとは言わないのであった。
お題でした。
さえらさんも腹痛が持病ですか~。腹痛は本当にきついですよね。
私も小さいころから腹が痛くなりやすくて、足をばたばたさせて苦しがったことも、未だに鮮明に覚えております。
正露丸は下痢止めの薬と有名ですが、出して治すタイプで腹痛には効かないので、ストッパは重宝しています。
ちなみに、「痛みを伴う下痢用」のピンクの箱です。これは本当に効きますね。常備薬にしたいと思いますw
なるほど、温めるといいんですね~^^
ゆたポンは買ってあるので、今度(今度もあったらいやだなww)試してみます。
最近はストレス性胃腸炎ぽい痛みがよくあるので、おなかを温めるのは良い効果かもしれません。
眠れないときにも良さそうですw
今まで薬に当たったことはなかったので、まったく驚きました。
病院からの薬は強いと聞いていたけど、ここまでとは。胃薬重要ですね!
そうなんです、かゆみが半端なかった。全身、とくに粘膜系…口の中までウワーッと熱くなってかゆみが増し、20分くらいかな、のたうちまわりましたww
それでもういいやと思って。甘く見てました…。
ヘルニアなどで長期療養している人は、副作用に苦しめられながらも飲むしかない、なんて話を母から聞いていたもので、いや自分はならないよ、とせせら笑っていたのですが。
体質って変わっていくものなんですね。花粉症にもいずれなってしまうのか?…いやいや、それは別…と思いたい。
そうです、犬はそこにいるだけで良し!
昔は働かないと犬もごはんを食べられませんでしたが^^;
でも、犬の本領が眠ったままの気もしていて…生活環境上、仕方ないことなんですが…。
もう一匹、和犬の小犬がいるんですが、こやつも本来の力を発揮せず一生を終わるのかと思うと、せつないです。
とても走り回りたい子ですし、狩猟本能も強いので、きっと広い農場で飼えば、犬生を全開できたんだろうなと。
アレルギーは甘くみられませんからね^^;
でも克服できるといいですね!もしかしたら改善の日がくるかも。そうしたらまた犬飼ってください^^
6度は寒いですよ、そりゃあww
でも0度よりはずっとまし!
路面凍結した日には、毎日冷凍庫で暮らしているもんです(笑)
でもようやくそんな日々にも脱出。ぽかぽかして、犬ものんびりしています。春っていいですね✿
しかし、苦しみから救ってくれるストッパさんがあって良かったです。
腹痛って、本当に苦しいですものね。
私がたまに起こす腹痛は、まさに持病の癪って感じなんですけど、
腸の蠕動運動が鈍ったときに起こるようなので、
肩こり解消用に売られているレンジで温めるヤツ、あれをお腹に当てて
ひたすら温めていると・・・痛みが和らいできます。
激痛のときには、温めてる余裕なんてナイ! と思いますが、
軽い腹痛だったら『お腹あっため作戦』もお試しください^^
薬で治める一つ前の手段ですが、効果があるかも?!
期限が切れたお薬は、ちょっと心配です。
もともと、お薬の使用期限ってそんなに短いモノは処方されないものなので、
私もよく「前回の残りがあったわ、ラッキー」って飲んだりしますが^^;
けど、お薬の中には使用期限が短いモノもあるので要チェックですね。
飲み薬は特にそうかも・・・塗り薬なら、開封による酸化の程度によりますが、
ちょっとくらいなら平気なモノもあるんですけどね~。
というか、期限切れも危ないですが、胃薬と一緒に処方されたお薬を、
胃薬ナシで飲むなんて、猛者ですね、蒼雪さん。
かゆくなる副作用が余程だったのですね><
次回は、副作用の出ない胃薬をご所望ください><
それにしたって、ワンコちゃんが・・・・愛くるしいじゃぁないですか!^^
いいんです、いいんです。そんな、役に立つ、とかじゃなくって^^
かわいいだけでめしを食って、いいんです♪
私も、また犬を飼いたくなってきました~~~。
ア・・アレルギーさえ克服できれば・・・・くぅ><
そして、6℃は「寒い」です!
あと1℃さがったら冷蔵庫じゃん!! というツッコミを置いて帰りますww
ああ~そうなんですね。刺激が強いとは聞いていたけど、強力なんですね^^;
でも副作用出ちゃったから、つい避けてしまって。
腹がいたくなるくらいなら、かゆみなんてどうってこと…ないかw
お薬手帳に症状が出たこと書かないと。また病院にかかることがあったら、ちゃんと言わないとですね((+_+))
うちの犬は冷静なのか!ww
そうかもしれません。親父にべったりで、大好きですから。
飼い主に似るっていうけど、変なとこで似ちゃったなぁ。玄関のチャイムにもやたらと吠えるし、そこまで落ち着いてはいないかもw
胃薬と抱き合わせで 出すお薬は
単独で処方すると 胃の粘膜をを荒らすから・・・
ってことで 刺激が強すぎちゃったのかも。(´д`。)ヾ(◉ ▿ ◉`)ポンポン...❤
下手したら 胃壁に穴っつぅ~ことも あるかもだから
ご注意召されよ♡(○^Θ^○)ノ”
ご無事で なによりっ!
ワンコは きっと 冷静沈着なる
蒼雪さまっ♪の父上さまに 似てるのかも(*´Θ`σ)σYO~~~っ♪w
うんうん、訓練してないですから!ww
犬も状況がわからないんですよね。それは理解してる、でも、あってほしいと思うのが人情というもので^^;
訓練という、ある意味強制を乗り越えた情で行動してくれないかなと。
なるほど、赤ちゃんと一緒かあ。納得です。
本当に、期限切れた薬はやばいですね。間違ったら重症か死にますもんね。
ほんとすんませんでした(反省)。
もちろん、残った薬は捨てました。薬の副作用が出たのも初めてだったのでびっくり。
身体っていろいろ変化していくんですね。
冬で22度!なんともうらやましいw
マイナスとか0度が続くこちらでは、1度上がっただけでも温度の変化を感じるくらい敏感になってます。
しかし、22度といったら、もう夏ですよね。緯度ってすごいなあw
ですよね、ほんとにそうです。滅多にないことなんですね。人間に凡人と天才がいるのと一緒か。
孔子の教え、もっともでございますww
人間ですらそうなのだから、まして犬は、そこまでできないと…。
でもときどき賢いことするから、もしやという淡い夢が。それも親ばかというやつでしょうかね(笑)
でもやっぱり、飼い主としては期待してしまうものなのです。
サザエさんで、タラちゃんの将来は博士か大臣かって期待を持つのと似てる気がします^^;
そうそう、いるだけで立派なセラピストですね!家族全員癒されてます^^
たまに何かのじゃましたりしますけど、悪意はないから。かわいいものです。
こちらもやっと春になってきました。今日もあったかくて…雪も解けたし、あとは桜が咲くのを待つだけです^^
役に立つわけないですよー、訓練してないし♬
人間だって、何も知らないちっちゃな子どもは同じような反応かも^^
しかし、壮絶な腹痛だったんですなあ…ブルブル
身震いしちゃいます…(/ _ ; )
てかね、蒼雪さん、期限切れのお薬はメッ!ですよー^^;
ここきて座りなさい、ここ。ポンポン。←小一時間説教モード(笑)
えー、6℃っていったら真冬でしょー!
そんなのあったかいとかありえないありえない!(笑)
我が南国は今日22℃ありましたよ(笑)
孔子さまも仰ってるではないですか。
『忠義の士や孝行息子の話が流布されるのは、それが稀有なことだから。それが当たり前であればその個人の名前が知られるような美談にはならないだろう(意訳)』
って。
まあ、動物の話や職業の話は、同じ立場の人でないと解らないので『あるあるネタ』として別の意味で広まるでしょうけど。現代なら。
ww飼い犬っているだけでいいんっすよね(^m^)
役に立たないけど可愛いだけで許される、癒される♪
蒼雪さんちのわんこめちゃくちゃかわええっす❤
そちらもだいぶ春めいてきたんすねぇ♪