Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


思いやり、いろんなところに。


久しぶりにラーメン屋さんに行ってラーメンを食べてきました。

となりに座ったおじいさんが、お子様ラーメンを注文していたんですが、料理が届いたときに、お店の人が「麺を半分にもできますよ」と教えていて、おじいさんは「ああっ、そうだったのか」と苦笑していました。

もう歳だから、普通に出されるラーメンが食べられないので、仕方なくいつもお子様ラーメンにしていたとのこと。
「今度からそうするよ」と笑っていました。

お子様メニューを大人が注文すると嫌な顔をする店も多い中で、このラーメン屋はとても親切でした。
一応ちゃんとメニューに「半ラーメン50円引き」とあるんですが、おじいさん気づかなかったもよう。

若いうちはわからないんですが、中年にさしかかってくると、だんだんいろんなものが食べられなくなってきます。
でも、年を取ったって焼肉もラーメンも中華も食べたいです。
飲食店に勤める妹によれば、「お子様セットは実は採算が取れないメニュー」だとか。
だから、大人が頼むと断られるらしいです。

じゃあ年寄りメニューをと思うのですが、これまた、「通常より作る手間がかかる上にどれだけ出るか不明なので採算が…以下略」

チェーン店だと特に売り上げのノルマや人手が厳しいし、そう言われてしまえば仕方のないことだとわかりますが、もうちょっとお客さんの喜ぶことを考えてみたら、もうけもうけとがつがつしたお金より、もう少し優しい売り上げになるんじゃないかなと…そんな感じがしました。


歩く速度が遅い人に合せる、ということ。
つい先日、狩り友さんからエリアホストの話を聞いたのですが、これが面白かったです。

エリアホストとは、ゲーム内で最初にエリアに入場した人のことだそうです。
回線速度は、複数あると遅い方に従うとか。よって、よく回線落ちする人は、エリアホストになると若干改善されるらしいです。

私がちょうど回線落ち頻発していたので、やってみたのですが、結果は…効果ありませんでしたwww
たぶんサーバーが混み合っていたと思われます。

しかし、良い話を聞いたなあと思いました。
無機質な電気の法則にも、思いやりがあったんだと。

それは重力の法則と同じで、ただ速いのが引っ張られているだけだと言われそうなんですが。
私にはそのことが、「遅いやつが先を行くものの足を引っ張っている」のではなく、「ふつうにしているものが、遅い方に合わせてあげている」親切に感じられたんです。

登山といっしょだねと、同席していたもうひとりの狩り友さんが言ってました。

思いやりというのは、人間だけが教育や精神活動を経てあみだしたコミュニケーション術じゃなかった。
最初から、宇宙にあたりまえとしてあるものなのか…と、妙にはっとしたんです。

なんだか、大切なことに気づかされた気がしました。

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2014/04/03 10:39
ふうこさん、コメント感謝です。

ですね、店員のお兄さん親切で良かったです^^
ちなみにおじいさんは、ラーメンと一緒にミニサイズのライスとおかずも頼んでいたんですが。
半チャンラーメンが欲しかったんですね。ごはんと一緒に食べたいから、通常量のラーメンは多かったんですよ。
でも、このおじいさんのほかにも、通常メニューが多いというお年寄りもいますから、この店のサービスは良いと思います。
量が多いからお子様ランチを頼んだら、店員に冷たくされたおばあさんの話もありましたし…。

ご主人の動機、ちょっと可愛らしいですねww
でもきっと、大好きな味を家族で味わいたかったのかもですね。
お店の店員さん、ファミリー対応できてますね!w
大人用のどんぶりって、なかなか無い気のまわし方です。
ご主人のおっしゃる通り、私も妹から聞いた話では、お皿増えて洗うの大変なんだそうですww
(妹は飲食店に勤めてからは、外食するたびに店の立場でものを考えるようになりました)

でもラーメン屋って、家族で来るお客も多いせいか、わりと気がききますよね。
たとえば2人で行って餃子一皿しか頼まなくても、醤油の小皿を2枚くれるところもありました。
子ども用のお椀は必須ですよね。
私も小さいころ家族でラーメン屋に行った時、子ども用ラーメンがなかったので、小さなお椀に両親からラーメンをわけてもらった記憶があります。
子ども用ラーメンもいいけど、分けあって食べるのも良い思い出になると思います^^
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2014/04/03 07:21
あぁ、お店の人が察して声かけてくれてよかった^^
お子様ラーメンて、量が少ないのはいいけど、スープが大人用よりあっさりしてる。
おじいさんは、普通のラーメンの半量が欲しかったんですもんね。

先日、家族でラーメン屋さんに行ったときのこと。
旦那が好きなラーメン屋さんだからつい入ったものの、
「すっごいお腹すいてるわけじゃない…」と旦那。(子どもみたいな行動ですねw)
旦那・私・次男・長女で、大盛り1つだけ注文。
若いお兄さんは、戸惑った様子で「1つですか??」
しばらくして、子供用の小さなお椀の他に、大人用のどんぶりも持ってきてくれました。
あとで、旦那が「中で店長に、大人用のも持ってけ!って言われたんだろうなぁ」
「とりわけ用のどんぶりが多いと、洗うの手間だよな」なんて言ってました。
おじいさんの話とは、また違うんだけど、つい書いちゃいました^^;

もうけとか、損得で動いてるとギスギスしちゃうけど、
おもいやりの心があると、当人だけでなく、
まわりもほんわかしますね~^^
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2014/04/02 12:21
さえらさん、コメント感謝です。

そのラーメン店もチェーン店なのですが、企業がやってる大チェーンじゃないのと、店主の裁量に任せているようなので、そういった融通が効くようです。お店も小さくて、店主とバイトの2人態勢でやってます。
店員さんは、若い男性でした。

半麺サービスは、やっぱりお年寄りや女性に向けたサービスでしょうね。
昔は、ラーメンは男が食事するものという固定観念みたいなのがあって、今でもこってりがっつり系、店主が怖い顔したのが売りになってたりしますけど…。
客を選んでいては、この増税の中生き残れない。それで、社長が考えたサービスなのかもですね。
でも、それだけじゃない親切もあるのかも。

私の地元にあるお寿司屋の老舗は、一般的なサイズよりひと回り大きい寿司を出すので有名なんですが。
寿司には邪道ともいえるその大きさの理由は、「店の近くには水産加工場などがあるが(港付近に店がある)、働いている人たちがおなかいっぱい食べられるように、そのサイズにした」とのことです。
それを知って、良い話だなあと感心しました。
人に喜んでもらうこと。料理は奉仕だなと、改めて思います。
もちろん、料理だけじゃなく、社会生活そのものが奉仕です。新社会人が社会に貢献します、という宣言、ずっと忘れなければ、すぐに離職したりはしないはずです。感謝や奉仕の気持ちが薄いと、すぐ辞めてしまうみたい。

登山は、文明から離れて非日常を暮らすために、さまざまな知識が必要ですよね。そして心構えと。
以前あった、ボーイスカウトの若者と子どもたちが遭難した事件が記憶に新しいですが…あれはさえらさんも怒りそうだなぁ^^;

私はマラソンとか登山は苦手ですが、夢枕獏の登山小説を読んで、「登山って人間がそのまま出る、生きようとする力を試されるものなんだな」と知りました。
サバイバルにおちいった時、自分だけが助かろうとするのではなくて…自分も仲間も助かるために手を尽くすことなんだろうな、と。
歩みの遅い人に合わせるというのは、足手まといに気を使うって意味じゃなくて、社会的な生物としての根本的なマナーなんだろうなと思います。
誰から教えてもらうでもなく、生き物本来が持っている大切な何か。
もしそれができない人は、ただ忘れているだけで…。

山や海など、自然に置かれると、いろんなことを教わりますね。
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2014/04/02 09:33
他人が作ってくれた料理を残すのは、非常に心苦しい。
なので、私はよく「少なめでお願いします」と言います。
食いしん坊のくせに食が細いんですよね^^;
そのラーメン屋の店員さんは、親切ですね。
「半ラーメン50円引き」と書いてあっても気付けなかったおじいさんに教えてくれて^^
それに、そういったサービスを提供しているお店側もいいなぁ~とお話を読んでいて思いました。

歩く速度が遅い人に合わせる。
これは、登山パーティでは鉄則です。
私の両親は、山登りが趣味の人でしたので、幼い頃から叩き込まれて身にしみついておりますw

山登りに関連して教えられたことは、とても多いです。
人と生きていくこと。自然の中で生きていくこと。
大切なのは、思いやりだったり、驕らない謙虚さだったり。
単なる諦めと、大切なものを守るための妥協は違う、ということだったり。
冒険心と冷静な判断を併せ持つ者でなければ、山に入るのは難しいということだったり。
本当にいろんな事を教えてもらいました。学校では教わらないようなコトも。
それは、命を守る術だったり、山登り以外の場面でも役に立つ生きる知恵だったり。
私の価値観に多大な影響を与えられていることだけは、確かなような気がしますw
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2014/04/01 11:39
ハルさん、コメント感謝です。

そうなんですよね、一人前が多いときってありますね^^;
ラーメンもスープを全部飲み干したいけど、男性向けに作ってあるのが多いから、かなりの量。
レディース用の分量があると、女性も最後まで食べられますよね。

年寄りだから、普通に出される量が食べられないとか辛すぎる、しょっぱいので調節してください、という要望に、お店ももっと応えるべきです。
すげなく断られて哀しい思いをした方がたくさんおります。

でもいくつになったって、食べたいものは食べたい。
もう歳だから食べなくていいよというのは、弱者切り捨てですよね。
ハルさんのお話、もっともだなあと思いました。
昔は、弱い人は生きていけなかった。それが自然の摂理だったんですね。
でも、大切な人が少しでも長く生きていられるように、喜ぶ顔が見たいから、素のままの食べ物にくふうをしてあげる…。これが料理の始まりとは。
料理自体が思いやりのかたまり。まさしく、です!
だから、「ハイ食べて~♡」と、明らかに失敗したと自覚してもなお、その料理を食べさせる恋人とかは、そういう根本的な思いやりに欠けていると思いますww

もちろん、料理をするのが苦手な人もおりますから、料理=その人の人格と決めつけてはいけないんですが。
大切なのは、気持ち、ですよね^^
ハルさんのお友達やご家族も、とても温かい心をお持ちでいらっしゃいますね。
助け助けられ…。
どちらかが引け目を感じることではない。助ける側だって、そうすることで逆に助けられている場合もあります。
それでいいんだろうな、と、最近思うようになりました。みんなが同じ線を歩かなくていいって。
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2014/03/31 17:17
とても、ほっこりするいいお話ですね^^
そして、考えさせられる。

私も実は一人前食べられなくて^^;
いつも残してしまっているから、お店のひとにも申し訳なくて…
蒼雪さんの話の裏側になるけれど、残す側はおいしくなかったんじゃないよ、食べる量の限界があるんだよー!とお店のひとに伝えたいくらいです。
そんで、私歩くのも遅くて^^;
今より痛みが強い時は、もうカタツムリにも追い抜かれる勢いでした。
だから、それに合わせてくれる友達や家族、ちょいちょい『休憩しよか?』と気遣ってくれる妹達にすごく感謝してます。

優しい気持ちがあれば、笑顔でいられる。
きっとサーバーだってパンクしなくなる日が来る…かも?(笑)

まだ人類が木の実などを主に食べていた頃。
年をとったり、病気で、硬い木の実を食べられなくなるとそこで食べられなくなって死ぬのが定跡だったそうです。
でも、ひとりじゃない。
優しいひとが木の実をすり潰してあげる。
柔らかくしてあげる。
そういうところから、料理って始まったと思うんです。
だから私は料理自体、優しさや思いやりなんだと思ってます^^

本当に、思いやりって、何より大切だと私も同意です^^
そういう事に、ふと気づける蒼雪さんはやっぱり思いやりのある優しいひとなんだなあ…と思いますよん♬



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