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4月自作/「はじまり 『呪いのはじまり3』」 


 「そこで何をしてる?」

ミミコがゴミタ人形が入る深さまでやっと穴が掘れた時だった。

「ぎゃ~」
ミミコは突然の人の言葉にびっくりし悲鳴を上げてしまった。

「びっくりしなくていいよ。お化けじゃないから。この神社の管理をしている氏子(うじこ)です」
「うじ?こ?うじ虫の子供ですか?」
「ちがうよ。人間でこの神社の掃除役です」
「あぁ、ただの掃除のヒトですか」
「ところで君は何を埋めようとしているの?」

ミミコはしまったと思った。
「あぁ。ちょと家で飼っていた小鳥が死んじゃたので埋めてやろうかと思って。すみません。神社に勝手にお墓を作って」
「動物ならすぐに土にもどるからいいけど」
「ほんとですか。いいんですすか?ありがとうございます」
「でも動物でなかったら困ります」
ミミコは黙ってしまった。

「やっぱり、それは小鳥の死骸じゃないですね。ひょとして黒い紙で包んでいるところ見ると、今流行りのフィギクラ人形」
ミミコはうなずいてしまった。

「困るんですよ。人形は土にならないから。それにちゃんと供養しないと祟られますよ」
「供養するにはお金がかかるでしょ。だから埋めて供養しようと思ったのです。すみません」
「最近、神社のあちこちに穴を掘った後があるんです。それでそこを掘り返すと必ず人形が出てくる。それも黒い紙に包まれて。だから、掃除する振りをしてこうして見回りをしてるんですよ」
「はい。すみません」
ミミコは神社もやるなと思った。

「ところで、君の持ってる人形は元彼の人形?」
「はいそうです」
「別れにどんな理由があるのか知らないけど、男女の別れには恨みがつきものです。男女の肉体関係はありましたか?」
「そんなのありません。私,まだ高校生です」
「この頃の高校生は進んでいるから。でも肉体関係がないなら軽くてすむ。貸しなさいその人形。他の人形といっしょに本部へ送っておきますから」
「ただで送って下さるのですか?」
「掘り返して出てきた人形にないしょで入れて送ります。誰も文句は言わないでしょう」
「わぁ、ありがとうございます。助かります。ほんとにありがうございます」
「何かあったらいけないので、君の携帯番号を聞いておきます。教えて」
「はいわかりました」
ミミコはうれしくて、この氏子を名乗る男に自分の携帯の番号を簡単に教えてしまった。

ゴミタ人形は全国から集められた人形の墓場に送られたかどうかは定かでない。

#日記広場:自作小説

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2014/04/23 20:06
わぁ〜番号そんなに簡単に教えちゃったらいけないよ〜。。。
どうなっちゃうのかなぁ〜ワクワクドキドキ^ ^
。。ってこれでおわりじゃないよね



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