人間失格
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/05/30 19:27:50
急に太宰治の「人間失格」を
読みたくなって
図書室で借りて来ました。
そして
一気読みしました。
子供の頃から
人間の汚い部分を感じてた主人公は
道化を自ら演じる事でその汚い部分に
触れないように生きて来た。
美男子で女性にモテモテなのだが
断る事を知らずひねた性格ゆえに
人付き合いが苦手。
本当は絵描きになりたかったが
親の強引なごり押しに自分の道を
言えなくてそのまま大学生になる。
絵描きになりたいので美術の学校に通う内に
悪友が出来る。
お酒・女・タバコ・・・
次第に大学や絵描きの学校に通わなくなり
女と酒に溺れる日々。
お金もなくなりまた女。お酒・・・・
社会派の運動に気がついたら入れられてた。
定期的に活動費取られる。そして酒・女・・・
どうでもよくなり女と無理心中。
女死に自分だけ助かる。
お金なし
持ち前のジゴロの才能で女たらしこみ
酒の変わりに今度は薬に溺れる。
女・薬・女・薬・・・・・
もうあかんと思ったら家族が療養所に入れてくれた。
でも
牢屋みたいな場所に入れられちゃった。
みるみる
廃人となり人間やめますか状態に・・・
そこも追い出されたが田舎で
年老いたお手伝いさんと暮らす事になった。
気がついたら見た目は老人。
しかし年齢はまだかなりの若さだった事に
最後は驚愕した。
映画版の生田君がやった「人間失格」も
観たくなりました。
彼はこの自伝的小説の一ヵ月後に入水自殺を
図った。
ちょっと病んでる感じがなんとも言えない。
小説の表現は鋭くひねてて・・・
でも面白い。
コメントありがとうございます。
前に読んだ記憶があるけど・・・
全然覚えてないw(笑)
太宰はいつになっても
人気があるからね~^^
結局27歳でもう見た目は白髪で老人のようになってたって驚愕でした。
面白くて一気読みしました。
自分は特別な人間。普通とは違うと思ってて
何を誘われても断る事を知らないで人間の汚い部分を見ないで
生きたらああなる的な生き方の見本ですね。
人間のダークな部分の話が文学は多いですね。
コメントありがとうございます。
漫画なら 一気読み出来るんですが 小説は無理っす♪
ってそんな話なのですね
なんか暗いイメージで読む気にあんれませんでした
有名な作品だけど、自分程度の理解力では魅力がわからない・・・
考えさせられるのがポイントなのかな