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ドラマ【警視庁捜査一課9係スピンオフSP】

警視庁捜査一課9係 スピンオフSP
テレビ朝日 6/27(金曜)夜11時25分~
【あらすじ】非番なのに手伝いのため駆り出されることになった青柳矢沢コンビ。同棲している妙子が熱を出し、看病疲れでうとうとしていた青柳を、矢沢が迎えに来た。妙子はまだ熱があるのに、下がったと嘘をつき渋る青柳を送り出す。2人がその日張り込むことになった対象は、殺人の容疑で追われている水城の前妻・恭子水城恭子の娘が、今回の被害者男性にひき逃げで殺されたという過去があった。張り込みの交替直前、恭子が自室から出てきたため、2人は後を追う。彼女はタクシーを拾い、電車に飛び乗った。

【感想】9周年9周年と中途半端な数字で騒いでるなぁと思ったら、9係だからなんですねw シーズン9を目の前に、初のスピンオフ作品がお目見え。主人公は青柳と矢沢。そしてメインゲストに元祖ミセスファブリーズ・西田尚美。面白くならないわけがないね。いつもと違い、青柳と矢沢の軽快な会話で展開するストーリー。途中から借用中の運送会社のトラックに、恭子を乗せることになってしまったあたりから、珍道中が始まる。しかし残念なことに、途中電波状況が悪くなり、どうやらCMからCMの間の数分が録画できていなかったらしい。何故か3人が少女を連れて逃走したコンビニ強盗の隠れ家を襲撃するシーンになっていた。それまでトラックに乗ってコンビニ強盗や水城が起こした事件のニュースを聞いているシーンだったから、CMが2~3本飛んだようにしか見えなかったけど、多分数分飛んでたんだろうな。そして、運送会社の人間と偽ったまま、容疑者の水城の元に連れられていく2人。熱を出し意識を失っている青柳を横に、死のうとする2人を必死に止める矢沢。しかし、彼らの会話の中に、どうやら真犯人は別にいる要素が垣間見える。だが、今回はどうやら真相を突き止めるのが主題ではなかったらしい。小さな山荘の密室劇は、さながら舞台劇を見ているよう。フリスクの伏線がうまく効いていた。2人の死んだ娘の名前が妙子で、歌手になるのが夢だったため、同じ名前で歌手をやっている青柳の彼女の妙子と重ね合わせ、生きる希望を見つけた2人。妙子ってなんかちょっと今時の子供につける名前じゃないよなぁとか思ったけどもw ラスト、雨が止み出頭しようとする2人に、真犯人が別にいることに気づいた矢沢が、その事実を報せようと呼び止めるところでおしまい。いつも展開が急で、係長無双のワンパターンが多い9係だが、たまにはこんな話もいいなと思った。むしろ、6人をフルに活躍させようとして無理がある話もあるので、スピンオフでなくても、こんな話をたまに織り込んでくれればいいのになと思う。ちなみに係長役の渡瀬はもう69歳。現役公務員を演じるにはかなりキツい年になってきた。またシーズン4から加わった原を除くレギュラー7人の平均年齢は47で、今年の誕生日を過ぎれば48になる。当初は「青年」と呼ばれていた井ノ原も、もう40手前だ。しかも今や週5で生放送2時間の番組に出ている井ノ原は、レギュラーの中で一番忙しいだろう。本来なら新しい視聴者を呼び込むため、世代交代したいところだろうが、主役の渡瀬の意向で、今のレギュラーが1人でも欠けたらシリーズ終了ということになっているらしい。ここまできたら、誰が一番先に音を上げるかが、存続の鍵になりそうだ。




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