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ふしぎ夜話

中国ふしぎ夜話 「黄金の柘榴」おうごんのざくろ




昔々の中国の話。

名家だが

今は没落してしまった家の息子が

山で遭難しかかって仙人に

助けられた。


仙人に息子が

「家同士で約束した許嫁が居るので

会いに行く途中」

だと言う。


仙人は没落した様子を見て

「文無しになったお前と結婚などするか?」

と嘲笑った。


そして賭けをした。


「本当に此の世に愛があるならば見せて欲しい」


でも結局、許嫁の家に行くと

冷たい仕打ち。

追い出されて途方にくれた息子に仙人は

現れて助言をするのだった。


「3年かけて勉学に励んで科挙に合格するのだ」




没落した息子は勉学に励み本当に3年で

首席で合格してしまった。



すると今迄馬鹿にしていた者達の

態度が全然違うのです。


許嫁の家の者の態度も違ったけれど

彼が選んだのは

親切にしてくれた許嫁の家の下働きの女性。


そして


仙人から黄金の柘榴を

もらいましたとさっ。


めでたし めでたし




科挙に比べると大学の入試なんて

そこまで難しくないかも知れないですね。






アバター
2014/07/26 06:10
科挙は生まれた時から目指し

35歳以上にならないとなかなか難しい試験らしいです。

3年で通ったのは軌跡。

正直で真面目な者が最後に幸せになる話は

爽やかです。

コメントありがとうございます。
アバター
2014/07/25 23:21
なるほどね~^^

色々な例えに替えられるけど

最後は真面目が一番って事かもね~
終わりよければ全て良し!だけど^^;
中々そうならないのが世の常かもねw
アバター
2014/07/25 06:07
苦労した時に親切にされたら落ちます。

科挙って3年で合格するのはほとんど無理らしいです。

コメントありがとうございます。
アバター
2014/07/24 21:10
☆自分が苦しい時に親切にしてくれた人の事は

忘れないものですね♪



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