秋色☆ パリ一人旅~三日目-2~
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/07/28 19:39:48
えー、電子の波間に消えたデーターを記憶を頼りによみがえらせます号(┳◇┳)泣
クロックムッシュを食べ終わって、またボーっと外のガラスのピラミッド付近を見ていると、唐突に
「どう、美味しかった?」
テーブル付きのボーイさんがお皿を下げながら聞いてきました。
あじゅみ「とっても美味しかったです。ありがとう」
ボーイさん「Good!!ところでデザートに何か食べない?僕のお勧めはスペシャリテのモンブランだよ。分からないんだったらもう一度メニュー持ってこようか?後、食後の飲物は何か飲む?」
あじゅみ、海外でここまで押しの強いウエイターさん・ウエイトレスさんに出会ったことがなかったのでタジタジになってしまい、思わずモンブランとコーヒーを追加オーダー。(ちなみに、フランスでは『コーヒー』というとミルクも砂糖も入っていないエスプレッソコーヒーが出てきます。ミルク入りコーヒーが飲みたい場合は『カフェ・ノワゼット』、いわゆるカフェオレは『カフェ・クレーム』です)
待つことしばし、やってきましたよ問題のモンブラン。。。
第一印象
でかっっっっっっっっっっっ!!!!
ほんと、「クロックムッシュ食べちゃった後にこれ食べて大丈夫なの~ёё≡ Σ(▽ |||) エェェェッ!」って感じだったんですが、ブラッスリーに夕飯を予約した時間が19時だったので、「それまで何も食べないぞっ(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/(゚ロ゚)/オォー」と決意し、いざ一口。
甘っっっっっっっっっっっ!!!!orz
日本のお上品な薄味モンブランに慣れた身としては、このコクはあるけどくそ甘いモンブランペーストの山は受け付けるのに時間がかかりました。
中に無糖生クリームとサックサクのメレンゲが入っていなかったら、途中で残してました。それくらい甘かったです。
ま、完食したけどねっ☆
モンブランで甘ったるくなった口をコーヒーの苦みで締めて、テーブルでお会計をし(結構、いや、相当贅沢をしてしまいました)、薬も飲んで、アンジェリーナを後にしてちょっと行くと、右手にエレベータを発見。
日本語インフォメーションに照らし合わせてみると、このエレベータを使って一階まで降りると、ほぼ目と鼻の先にミロのビーナスがあることが判明。
>>あじゅみ は えれべーた に 乗った!!
>>あじゅみ は いっかい に ワープ した!!
そして、ミロのビーナス様とご対面ですよ~(/^o^)/ワァァァァィ♪
幸いにも鑑賞している人影がまばらだったので、まずは正面に回って麗しい全体像をチェーック!!!
これが、…これが世界の美の基準となる完璧なる八頭身なのねっっっ
なんと美しいの!!!!!(目の中真っ白)
……負けたわ(涙)←何が何に負けたんですか安曇さん。
でもでも、実物を見ると、ほんっと圧倒的に美しいんですよ~>▽<
あの両腕がないところが、またロマンを誘うじゃないですか!!
出来上がった当時はあの失った両腕がどういう姿勢をとっていたか、想像しているだけで軽く10分位経ってしまいますよ。
と、ここで日本語ガイドさんに引率された団体さんが来たので、とりあえず正面は譲って団体さんに紛れ込みました(笑)。そしてガイドさんの話をご清聴。
この像は、19世紀ギリシャのミロス島で発見されたもので、その美しさから『アフロディテ』(ビーナスのギリシャ語読み)と呼ばれているそうです。
ちなみに細かいことなんですが、ミロのビーナスの顔は、像の鼻三個分の長さをしているそうなんですが、それは古代ギリシャの理想的な顔の長さなのだそうです。
そして、失われた腕に関しては古代から論議の的で、学者レベルから民間レベルまで、様々な説があるそうですが(最近はどこかの美術大学と考古学財団が共同で、CGによって失われた腕を復元し、三次元に立体的にミロのビーナス完成形を作ろうとしているとかしていないとか)、やはりミロのビーナスの腕は永遠に未発見の方がいいと個人的には思います。
そのほうが、ミステリアスでロマンがあっていいじゃないですか^^
こうしてミロのビーナスを堪能した後、日本人団体御一行様とは別れて、ふらふら歩きながら他の彫刻を鑑賞。
個人的には、『アモル(いわゆるキューピッド)の口づけで目覚めるプシュケ』という大理石像がお気に入りです。
像のテーマがテーマなんで当たり前なんですが、像自体がそこはかとない色気を発散していて、なんとなく心の中でニヤニヤしながら像を鑑賞していました(笑)
(この像のテーマが知りたい方は、ギリシャ神話の『エロスとプシュケ』の話を読んでください。一度これを頭に入れてから像を見たほうが理解度は上がると思います。)
そうこうしているうちに、時計は3時目前。
あんまり混んでくる前にモナリザたんを見ておくべきかな~と思ったんですが、やはり美味しいものは最後に取っておく主義なので(笑)その前にほかの見たい絵を見るべく、まずはリシュリュー翼3階へGO☆
ここにも様々な絵が展示してありますが、やはり目玉はフェルメールの『レースを編む女』でしょう。
この作品、TVに出る機会が多いので絵自体をご存知の方は結構いると思うんですが、意外と小さいです。カンバスの大きさが、見た感じ縦横30センチ位です。
そんな小さいカンバスの中で、日の光を浴びながらうつむき加減で一心にレースを編んでいる若い女性の姿を描いた絵です。
何に驚いたって、その繊細なタッチですよ!!!
近づける限界まで近づいて鑑賞していると、絵の中の女性のかすかな息遣いが聞こえてきそうなくらいです。
これもどれくらい見ていても飽きない絵ですね。実際、この絵の前に陣取って一心不乱に模写している画学生らしい人もいましたし。
個人的なこの絵の萌えポイントは、クルクルっと縦巻きになってる女性の横髪です☆細かすぎて伝わらなかったらスンマソン。。。
(次回、いよいよモナリザたんとご対面~………か???待て次回!!)
シュエたまがお住いのところからだと、…相当行きづらいですな(^^;;
でも、機会があったら一生に一回、実物を拝んだほうがいいですよ。
後日、写真の方もまとめてupしますんで、そちらも参考になさってください。
そう!シュエたまのおっしゃる通りですよ!
未完成なもの、ミステリアスなものに惹かれるのは人のサガですからね~。
あの両手が現存していたら、これほど愛されることも、騒がれることもなかったんじゃないですかね。
>バラの蕾的な
さすがシュエたま、表現が麗しいです☆
あじゅみもミュージアムパスで入りましたが、一般券?買う人の行列が凄いことになってました。
混んでるは混んでますが、建物自体が広いせいか「息が詰まる~(TT)」となることはなかったですよ、モナリザお嬢様の近辺以外はwwww
>雑踏のモナリザ
名言、いただきましたwww
世界一の深窓の令嬢、別名『雑踏のモナリザ』www
ここだけ朝の山手線状態(わかるかな~?超ラッシュってことれす)ですもんね(笑)
>アンジェリーナのモンブラン
まー、クロックムッシュ食べた直後に食うもんじゃないのは間違いないwww
美味しかったけどね☆
そそ、乙女には別腹という禁断の最終兵器があるから平気なのら~アハハ
…って現実は体重+んkgというね………orz
ミロのビーナスたんもサモトラケのニケたん(これ、気を付けてないとほんとに見落とすよ)も、
実物見るとマジで感動するよ!!!!
特にビーナスたんのあの神々しい八頭身は必見だお!
タイミングが良ければ、人が少ない環境で見ることができるから、
てんしゃんもいつかパリへ、そしてルーブル美術館にGOなのだ~☆
>レースを編む女
あじゅみもここまで小さい作品だとは思わなかった。
最低限もう一回りはでかいと思ってたよ。
でもさ、ここまで小さなカンバスにこんな精緻な絵を描くなんてすごいよね?!
絵はね、ほんっとに無造作?にポンッとかかってて(除:某モナリザお嬢様)
うんと近くまで近寄っても何の問題もないんだよ!
日本みたいにロープが張ってあったりセンサーがあったりしないの!!(除:某お嬢様)
おかげであのすんばらしい名画を心行くまで堪能することができたわ~☆
あ、わかる?あのくるんと縦ロールした横髪^^b
可愛いよねあれ!!なんか妙に感情移入してみてしまったのだ~アハハハ
アンジェリーナのモンブラン、でかいですよね?甘いですよね??食後のコーヒーないとやってられませんよね???wwww
まあ、あれでまずかったらナニですが、美味しいは正義ですから☆(値段相応に、ね^^)
バベルは私も見ましたが、ド迫力ですよね。
しかもあれだけの名画が間近で見られるんですから、ほんっとごっつあんですよね^^
>モナリザたん
絵から半径1.5m以内立ち入り禁止+両脇にガードマン+防弾ガラス入りの箱入り娘。たんw
まあ、過去に一回誘拐されてますからね、彼女。。。
あれだけの有名人でしかも過去が過去じゃ、そりゃガードもきつくなりますわなぁ(苦笑)
でも、ガラス越しに見たご本尊は、謎めいたビューティーさんでしたよ☆
失われた両腕は、各個人の想像を掻き立てるところがいいんだろうね~
未完成的な美しさというか…
薔薇の蕾的な♪
日本への郵便はここで送ると日本語の話せる人がいるので 結構楽だった
あー 雑踏のモナリザですかね?(笑)
でかいのは嬉しいけどクロックムッシュ食べた後だもんね
でも女子は別腹があるから大丈夫~~キャハ
海外はなんでも大きいねぇ^^;
ミロのビーナス様とご対面かぁ~いいなぁ。。。
実物はなんでも感動的に見えるよね~
りんごを持っていたとか色んな説があるけどほんとまだはっきりした説が
ないのがミステリアスでいいんだよね
それとレースを編む女かぁ~これもいい作品だよね
背景をわざとぼかして人物を浮き上がらせる手法なんでしょ?
だからか、ほんと見てると生きてるかのような目の錯覚に陥るよね
この絵がそんなに小さいとは知らなかった。。。
どんだけ近くで観られたの?うらやましいなぁ
あじゅみ~の言う髪型!わかる~~縦ロールのクルリンコしてて面白いわ( 艸`*)ププッ
本当に大きかったですね。味もかなり甘い。でも、美味しかったです。
ルーブルで印象に残ったのはブリューゲルのバベルの塔です。
あんなにおおきな絵とは思いませんでした。
しかもガラスもなくぽんと置いて有るのに驚きました。
でも、モナリザさすがに厳重でしたね。
まあ、絵では世界一有名ですからしかたないのでしょうね。