邦題：プロトタイプ・ターミネーター
原題：ＥＸＩＬＥ
　　　　エグザイル（亡命）
ジャンル：ＳＦ
映像時間：７９分
制作：アメリカ合衆国（２００８）
言語：英語、日本語
字幕：日本語
日本語吹き替え：あり
監督・脚本・編集：マイク・コンウェイ
制作：シーラ・コンウェイ、マイク・コンウェイ
総予算：３万ドル（約３００万円）
発売元：トランスワールドアソシエイツ

日本劇場未公開作品
２０１０年にＤＶＤ発売ですが既に廃盤となってます。

http://www.amazon.co.jp/プロトタイプ・ターミネーター-DVD-ブライアン・シェリダン/dp/B0035E8FXM

アメリカのアマゾンは登録者の視聴が無料
http://www.amazon.com/Exile-Brian-Sheridan/dp/B005IWN5EI/

予告編ＹＯＵＴＵＢＥ
https://www.youtube.com/watch?v=xPRKF-99bwI


＜ストーリー＞　パッケージ裏に書かれているもの

交配した惑星に誕生した美しきサイボーグ

荒廃した惑星で創られた最新型サイボーグ
それは完璧な戦闘力を備え
女性の姿をしていた
そして護衛という任務を遂行する彼女は
ひたすらに戦う
だが、自らを制御出来ない彼女は
脅威の存在でもあった・・・！

ハイジャックされた宇宙船は、ある惑星に不時着した。　着陸の衝撃で負傷し失明したパイロットのジェイソン。　乗組員をエイリアンに殺されてしまった彼は、一人生き延びる為の術を探すべく彷徨う。　そこで辿り着いたのは１つのシェルターだった。　手探りで中に入り、物色していたジェイソンは背後から何者かに掴まれる。　それはレイナと言う女性の姿をしたサイボーグだった。　彼女は護衛して居た創造者を亡くし目的を失っていたが、ジェイソンの護衛と言う新たな任務を見出し、それを遂行し始める。　装備された戦力に加え、あらゆる知識を持つレイナは、視力を失ったジェイソンに改造した武器を与える。　そんな時、そんな時ジェイソンの救助隊が彼の近くまで辿り着こうとしていた。　しかし、彼に近づく者は敵と見なすレイナ。　彼女はその時脅威の存在となる。


↑
これ（パッケージ裏）読んだら、全く説明もレビューも要らない感じです。

ここまで読んだら既に話の中盤過ぎてます。


そんな事はいいとして・・・


ついに家内制手工業
ターミネーター登場！
　　　　　　Σ(･ω･ﾉ)ﾉ


監督も脚本も編集も全部１人です。

制作と言えば聞こえはいいですが、スタッフ１人でファミリーネームが

同じと言う事は、夫婦でしょうか？　Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)

二人とも出演もこなしており、更には英語版で聞くとわかりますが

映画冒頭のナレーションは多分監督の娘さんですｗｗｗ

監督が出演しているときは、嫁さんが撮影しているのでしょう。

映像はフィルム撮影ではなくもホームビデオ。


なんと言うほのぼのターミネーターなんだ・・・　(´ω｀)


制作予算も３００万円と、なんともリースナブル！

これは監督本人がＶｉｍｅｏと言う動画共有サイトに自分のページを

持っており、そこでメイキングとか予告編とかをＵＰしているので、

確認が出来ます。

http://vimeo.com/user585261

この動画共有サイト、ブリトニー・スピアーズ（映画『華氏９１１』に出演

して、映画ゴールデンラズベリー賞の最低女優賞を受賞した歌手）

や他の歌手、俳優、演出家の人たちが登録しているみたいです。


それでも宇宙船とか飛んでるシーンがあります。

予算３００万円なので宇宙船が飛んでいるシーンのＣＧが、ソニーの

プレステ並みの画像とかそう言うのは仕方がないでしょう。

しかも凄いのは、この予算で出演している俳優さん全員に出演料を

ちゃんと払っているというそれだけでも驚きの作品です！


まぁ、低予算過ぎると言うか大学生が作る同人映画程度の予算ですから、

内容は本当にグダグダ。

見所は多分、最初の娘さんがやっていると思われるナレーション部分。

画像も力入れてるのはここだけに近いｗｗｗ

他のシーンがホームビデオレベルの画質なのに、ナレーションの絵だけ

変に高画質ｗｗｗ


はっきり言って、このターミネーターは商業作品として他の映画と

比べてみると余りにも酷い内容です。

遭難した主人公が美人（？）ターミネーターに好かれて、恋をするのですが、

助けに来たくれた救助隊は主人公の彼女が混じっていていた事で、

彼女以外全滅し、女ターミネーターは助けてあげた主人公に捨てられて

主人公に破壊されておしまい。　しかもやたらさわやかに彼女とキスして

終わる。　Σ(･ω･ﾉ)ﾉ＜ターミネーターの儚い恋の話？

パッケージに書いてある美しいターミネーターって誰だよとか普通に

言いたくなるレベルですが、家族揃って和気藹々と血が飛び散る殺伐と

したこの映画を撮っているのかと思うと、ちょっと和むかも知れなくも

なくもないかもしれない。

こう言うＢ級映画も見ようによっては面白いかな？と言う感じでした。




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