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シン・ドラマ汁


ドラマ【軍師官兵衛】

軍師官兵衛
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】織田信雄が頼る徳川家康秀吉の軍勢が小牧・長久手で激突。秀吉は手痛い敗北を喫するも、その後信雄を攻め講和に及び、天下人の地位を固める。一方、毛利との所領交渉がやっと終わった官兵衛は、黒田家に新たに与えられた播磨・山崎城に居を移すことになる。しかし休む間もなく四国攻めについて相談すべく、大坂の秀吉の元に向かう。羽柴家では三成が発言権を増し、なおも徳川と一戦を交えようとしていた。そんな時官兵衛秀吉の御伽衆となった荒木道薫と再会する。

【感想】いやぁ、小牧長久手も四国攻めもほとんどシーンがないまま終わりましたなぁw 戦国時代は戦ばっかりで、いちいち映像化していては予算がいくらあっても足らないのはわかりますが、ここのとこあまりにあっさり風味で食い足りません。さて、ストーリーでは羽柴家と書きましたが、この頃秀吉は羽柴姓を使わなくなってきています。丹羽の羽、柴田の柴から取った羽柴という姓が気に入らなかったのでしょうねw もうとっくに自分の方が位が上なのだから。ただ何年何月何日から豊臣になったというようなはっきりした記録はないみたいです。それからあちこち見てみたのですが、官兵衛が徳川との戦に反対していたという記述は見当たりませんでした。当時官兵衛は大坂の留守居役を任され、秀吉の留守を狙って襲ってきた根来衆・雑賀衆・長宗我部水軍などを撃退しています。これについてはまったく触れられていませんでしたね。まぁ、話がややこしくなるからでしょうね。後半は若殿初めて治世に挑戦するの巻と、職隆大往生の巻でした。大往生といっても61歳ですから、今だとまだ早すぎる死とか言われる年ですね。柴田恭兵が今62歳なのでちょうど死期に合わせたキャスティングだったのですね。若殿の方はこれまたさっぱりほんとにあったことなのかどうかわかりません。そもそもこの時、長政は河内に別の所領を与えられていました。とはいえこの時代、ころころ所領の場所も大きさも変わるし、所領があったからといって殿様がそこにいるとは限りませんけどね。まぁ、官兵衛がまだ若かった頃と同じような、成長していく物語を差し挟みたかったのかもしれないですね。さてストーリーの方ですが、不思議に思ったのは、徳川との戦に反対の立場だった官兵衛の意見を聞き入れず、交戦して負けてしまった秀吉は、三成の意見を聞いて再び徳川との戦に及ぼうとしますが、これを知った官兵衛に諭され、徳川との戦はやめて四国征伐に転じました。官兵衛の言うことを聞こうとしなかったのは、官兵衛に対する不気味なイメージと不信感からだと思うのですが、それなら何故2度目の徳川攻めはあきらめたのでしょうか。この感じ、あれに似てるんですよね。小寺政職との関係。一度は重臣たちの言う通り毛利方につこうと考えていたのに、官兵衛の弁舌に感動し、一転織田方につくことに決めた政職でしたが、その後何度も官兵衛に従ってよかったのかどうか煩悶し、最終的には毛利方につき滅んでしまいました。政職も秀吉と同じように、官兵衛の先見性が高いことによる不気味さからくる不信感を感じていたのかもしれないですね。あと、茶々なんですが、普通にしていれば二階堂ふみは可愛いのですが、お姫様は似合わないなw 顔に気品が感じられない。二階堂ふみにせよ、激似の宮崎あおいにしろ、典型的な平民顔なんですよね。最近二階堂が育ってきてからは、激似でもなくなってきましたが。初めて二階堂を見たのが「熱海の捜査官」だったのですが、あの頃はほんとに見分けがつかないくらいそっくりでした。二階堂自身は宮崎に似ていると言われるのを嫌っているそうですね。まぁどちらにせよあまりお姫様は似合いません。とても猿が固執するほどの女には見えない。また、60手前の竹中と、20手前の二階堂のツーショットが、どう見ても犯罪にしか見えないのも痛いw 明らかなミスキャストですね。まだ糸役の高畑充希と逆にしたほうがよかったかも。犯罪的なのは変わりませんがw




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