Nicotto Town



なってみたい動物。

 表題が今回の毎週イベントのお題。

 
 「猫」一択だろうなぁ。

 くるくる回る耳も、アーチを描く背中も、細く閉じる眼もそこにあるのは機能美で。
 出来ることなら真っ黒なやつ。

 甘味を感じることは出来ないとされているので、甘いものこそ人生ってひとはきっと望まないほうがいい来世ではあります。

 他の動物もそういう側面があるわけですが、ジャンプしたり走る姿って、限りなく人間だとアスリートに近い動きだったりもするのですよね。
 多くの筋肉が連動して、スムーズに力を伝えている。

 人間の物理的な設計って、どうも器用貧乏で「便利だけど美しくない」。
 構造的にも、妥協とうなぎの寝床的拡張で。

 どっかのコンビニにおいてあるコーヒーベンダみたいに「機能美がかけらも無いデザインはどうかしている」と思うのですよ。

 しかし何だな。仮に神なんてものがいたとしたら、植物の担当者は、数学大好きで、動物は美術って感じが気がしなくも無い。
 植物に見られるフラクタルな構造なんかも、幾何学的で、物によっては、すごいのだけど、動物とはまた違った美しさだったりして、そもそも、「動物」ってお題だから今回は対象外。
 でも、猫とか、イルカとかそういうのをみていると、サル作ったやつは凡庸で才能は無いんじゃないかと思わなくも無いんだよなぁ。デザインセンスは高いと思えないわけで。工業的にも美術的にもどうかなぁと。虫なんかは、動物と植物の間くらいの感じなんだよなぁと。

 別に猫の生活が楽だとも、自堕落でありたいと思うわけでもない。
 家猫は別としても外で自力で生きるのはきっととても大変だ。家猫だって家主がどんなやつかなんてわからないしな。
 
 でも、見える世界は違うんだろうなぁとも思うし、どんな世界を見てるんだろうなぁと、外ですれ違ったりすると思ったりはするわけです。
 うっかり飽きても、長くても人間の三分の一で、一生が終わりますしね。感覚的に同じ時間が流れるわけでもないでしょうけれど。

 売れない絵描きに拾われて、郵便屋まがいのことをさせられて、駄洒落で人生のオチをつけられる「駄曲」のようなニャン生は真っ平ごめんですがねw




月別アーカイブ

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.