Nicotto Town



くぅちゃん

今回のカテゴリは、ペット・動物とゆうことなので
数年前、天国へ逝ってしまったクッキー(くぅちゃん)の事を
書いておこうかな。。。


くぅちゃんは、市内にある大型ペットショップでの
「里親探し」コーナーで、新しい飼い主を待ってた子犬でした。

首から番号の書かれたものをぶら下げて
ダンボール箱の中に居たくぅちゃん。

中には、もう完全に成犬になっているワンコも居たり。
10頭ほど居たでしょうか。

くぅちゃんは、飼い主さんのお話では
母親が血統書付きなのだが、父親は何処の馬の骨だかw
と言ってましたが、柴犬の風貌をちゃんと持ち合わせた
可愛い子犬チャンでした。

飼い主さんとの、里親としての引渡しを終えると
新しい飼い主に可愛がって貰えるのが嬉しいと、元飼い主さんは
「ちょっと待っててくださいね」と、足早に店内の売り場へ走り去った。

少しして、ミルクと入れ物などを抱えて戻って来て
「これから宜しくお願いします。可愛がってあげてください」と
その買い物を私に手渡してくれた。

帰りの車内で、家族で早速子犬チャンの名前を決めようと
みんなで意見を出し合い、「クッキー」とゆう名前になった。


それから数年、くぅちゃんは順調に成長し
勇ましい柴犬の成犬となったが・・・
9年目を迎える前に、糖尿病にかかってしまった。

獣医さん曰く、「医療費がとてつもなくかかるので
治療をするかは、飼い主さんにお任せしています。」とのこと。

母と相談し、命には代えられないと、治療を決意。

先ずは、日々注射するインスリンの量を決めるための検査入院だけで
20~30万円が必要。
1・2週間ほどかけて、朝連れて行っては夕方にお迎えに行くとゆう
かたちでの入院でした。

それが終わると、今度は1・2週間に一度の通院と
毎日2回(朝・夜)のインスリン注射が始まる。
病院で注射のやり方を教えて貰い、後は家族で注射をするのだ。

この通院治療費も、1回に8500~10000円程度かかる。

その上、食事制限は勿論だけど、餌も特別なものをあげる必要があるので
病院で購入したり、大型のペットショップで専用の餌を買う必要がある。
この餌代も膨大なものだった。

そんな治療生活が2年も続いた頃だったか。。。
くぅちゃんも、とても元気だった事もあったし
なにより、母が半寝たきりとなり施設に入った事もあって
私も精神的にも金銭的にも、かなり厳しくなってしまい
つい、くぅちゃんの元気さに甘えて、治療を疎かにしてしまった・・・

人間の糖尿病とは違い、ほんの少し治療を疎かにしただけで
容態はかなり悪化してしまい、立てないほどになってしまった。。。

慌てて病院へ連れて行ったけれど、もう手遅れでした・・・・・・・


くぅちゃんの最期は、家で、家族全員で(母を除く)看取りました。

横たわったままのくぅちゃんが、いきなりガバッと起き上がり
大きく息を吸って・・・・・
そのまま静に  本当に静に
すぅっ。。。と、息を吐きながら 天国へと旅立ちました。

無駄とは解りつつ、私は必死にくぅちゃんの口に息を吹き込みました。
半分は「このまま逝ってはダメ。お願いだから死なないで」と
半分は「もういいよ苦しかったね。休んでいいよ」と
二つの気持ちに揺れながら、息を吹き込みました。

でもその息は、縮まった風船のように無抵抗な肺から虚しくまた
吐き出されてくるだけでした。。。


まともに治療をしてあげられなかった自責の念と
くぅちゃんの苦しみを思うと、涙が止まりませんでした。


思い出しながら書いてる今も、涙が止まりません。


私は今までの人生の中で、ワンコを飼ったのは3回ですが
死を目の当たりにしたのは、初めての事でした。

なのでそれ以後は、絶対にもう二度と生き物を飼うのはよそうと
心に誓いました。
もう二度と、あの哀しみと胸の苦しみは味わいたくないから・・・


くぅちゃんの亡骸に、夏場だったので扇風機の風をあてていたので
毛がそよそよと風に揺れていました。
その中で、「千の風になって」を、繰り返し聴いていると
風にそよぐ、くぅちゃんの体毛が
空を悠々とお散歩している姿を想像させ、少し心が落ち着いたのを
今でも覚えています。


今でも「千の風になって」を聴くと、あの時を思い出します。


ペットは可愛いし、癒される。
だけども、哀しい最期を責任持って迎えてあげる。
ただお世話をするだけでなく、この哀しい最期を見守る事までが
飼い主の責任なのでしょうね。


感情的に書いてしまったかもですが><
勿論、とても楽しい想い出も沢山ありますが。
敢えて、最期を看取った話を書かせて頂きました。

#日記広場:ペット/動物

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2014/08/27 03:57
タイラさん^^

ありがとう。。。
そう言って貰えると救われるよ。+゚(つд・o)゚+。

獣医さん(女医さんなのだ)も、同じような事言って慰めてくれたんだよ^^

くぅちゃんは、食事制限で少量しか食べられない日々の中で
食卓に置いてあった塩コショウのプラスチック容器までカジッててね(´;д;`)
よほどお腹が空いて、辛かっただろうと涙が止まらなかったよ(涙)

フードをお腹一杯食べれない分、キャベツを刻んでほんの少しの鰹の粉を振ってあげたら
シャワシャワ言わせながら、必死に食べてたのを思い出すわ。

でも・・・でもね
あんなに急に亡くなってしまうのなら
最後にせめて、お腹一杯になるほどのお肉やフードを
あげればよかったと、心から悔やむよ(´;д;`)

だけどもう、二度とペットは飼いたくないから
同じ後悔を繰り返す事はないね。。。

その分(?)今はキッズ達を、めちゃめちゃ可愛がっちゃう(≧v≦)
って、キッズはペットじゃ~ないけどww

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2014/08/27 03:30
ペットは家族の一員となってるから、ペットが辛い状態になってしまうと、
飼い主はももさんと同じような自責の念を持ってしまいがちに感じる。

人間ならば、自分で選択できることもあるけど、
ペットはそういう訳にいかないから、
飼い主の責任は重要になるとは思う。

責任感がある飼い主だから、自責の念が生じるのだろうと思った。

ペットの全てが、みんなから可愛がられる家庭に
引き取られる訳ではないからね。
くぅちゃんは病気は辛かったと思うけど、
看取ってくれるご家族のみなさんと過ごせて、
一生のうちの大部分は良い時間だったのではないかと思うよ。
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2014/08/26 20:52
泪珠サン^^

泪珠サンちのワンコちゃんも糖尿病だったのですね。

ご厚意が受けれてよかったですね^^
本当に治療費がかかりますから><

保険に加入すれば、保険が利くとの事でしたけど
1割だったので、加入保険料考えると、どれほど安くなる???
と考えて、やめました^^;

我が家の場合、インスリン(アンプル)と注射器込みでの治療費でしたが
原価知らないので、高いのかどうか?(●´ω`●)ゞ

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2014/08/26 16:17
私の愛犬も、私が大学に行っている間に妹に毒食物で糖尿病に・・・

だから、大変さ、わかります。

ただうちの場合、たくさんの犬様を飼っていたのと、獣医さんが長い付き合いだったので、
獣医さんのご厚意で獣医さんの飼い犬扱いで原価のみのお支払い
プラス、インスリンは量がきまったら私が打つことになり、経済的には大助かりでした。

でもインスリンって1アンプル2万円するんですよ~
ちなみに注射器は無料提供でした~




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