新神戸で登山をした（http://jimeichiha.exblog.jp/21134696/）ついでに、街へ下りてきて食事をする。
まるで最近のサルのような行動ではないか。
山に食べるモノがなくなったから街を荒らしてるのサ、森林伐採じゃ住宅地開発じゃと森を破壊した人間どもめ、自業自得だー。
とサルの愚痴を吐きながら、南京町へ。

神戸南京町の客引きにげんなりする。
中華街ってドコでもああなんだろうか。
三宮に来たついでに南京町で買い食い、という「ちょっと小腹を満たす」カジュアルなカンジで行っても、いつもいつも客引きが主張するのは「スワレマスヨー」だ。元町界隈を歩いている人間はそんなに疲れているのか。
「オネーサン、オイシイラーメンネー、ナカテスワレマスヨー」
「スイキョウサー、ショウロンポー、スワレルヨー」
「ナカアイテマスヨー、スワレルネー、ラーメンイカカテスカー」
中国訛りの日本語でやたらと座れることをアピール。
中国人は濁点が苦手なのはどうしてだろう。
それよりも、濁点がないのに言ってることがわかるってコトは、そもそも日本語に濁点かいらないのてはないたろうか。
口語と文語はまた別か。

３歩あるけば客引きに当たる南京町で、一際しつこく客引きをしている行列が出来ているラーメン店の横の、まったく客引きをしていないラーメン店でラーメンを買う。
ホンマにココだけちゃうか純粋に客引きしてないの。
そしてココだけ、ラーメンの価格が250円からあるの。
聞けば修学旅行生のために250円という価格設定のラーメンを無くすわけにはいかないんだって。
少ないおこづかいの中でやりくりを考えている学生たちにとって「250円と300円の差はデカい」ということか。
うどんで言えば素うどん価格ね。
ラーメンで言うと何になるんだろう…夜鳴き価格かな。
でも夜鳴きラーメンの価格ってたいしておいしくもないのに具とか充実しててしっかり500円とかするよな。
50円足しただけでラーメンがふかひれラーメンにバージョンアップするんなら、この機会にフカヒレ食べといたら、と思うけど。
でも君が食べているそのフカヒレは、フカヒレの姿煮を煮る時の下ごしらえの過程で出る「フカヒレのかす」的な部分だろう…とは予め言っておきたい。
大人になって中華料理店でちゃんとしたフカヒレを食べた時に「俺の中のフカヒレ」が音を立てて崩れることのないように。