両陛下がおいでになったこと
- カテゴリ:日記
- 2014/09/26 10:55:05
24、25日に、天皇、皇后、両陛下が蒼雪の県に私的旅行としておいでになりました。
何十年ぶりかの来県とのことで、街を上げて歓迎か…と思いきや、案外静かなもの。
とはいえ、JRの専用車でおみえになったお二人を拝見しようと、けっこうな人出はあったようです。
蒼雪は行かなかったのですが、その日の地元紙やニュースで、お姿を見ました。
福々しい優しい笑顔で、癒されるといっては失礼に当たりますが、こちらも心が温まるようでした。沿道の市民も感激して泣く人がいたとか。
そこにおられるだけで勇気づけられる存在というのは、とても素晴らしいことです。
それもお二人の国民を思うお心のたまものでしょう。
残念ながらその日は曇りで、種差海岸の葦ヶ崎展望台においでになったときも真っ白に曇っておりました。
それでも両陛下は大変満足されたようで、かつて訪れた思い出を語りあいながら、仲睦まじく散策されたそうです。
皇后さまが「楽しくて」とおっしゃられ、予定時間をオーバーして散歩されたとか。
市民として誇らしく、喜ばしい限りです。
その時のお写真や映像を見て、自分のよく知っている場所にお二人がおられたということに、なんだかとても感動してしまいました。
そして、お二人は自分達と同じ人間なんだなあと思うと同時に、また異なる存在なのだということにも。
みんなが歓迎するのは、ただ物珍しさだけじゃなくて、こうして最上級の敬語を使って称えることができるお方がこの日本にいる、ということがうれしかったのかもしれません。
お二人は最上の笑顔とねぎらいの言葉をあとに、無事にお帰りになりました。
できることなら、またおいでになってほしいものです。
よく晴れた日に、最高の景色をご覧になってもらいたい。
余談ですが、沿道の市民が振る小旗、あれは前もって関係者が配るんですね。
蒼雪も一度だけ、車中の皇太子殿下を拝見しに行ったことがありますが、警備は大変なものでした。宮城県警まで応援に駆け付けての警護でした。
そのとき犬を連れていたもので、蒼雪はやたらとお巡りさんに目を付けられていましたww
「犬、リードをベルトに付けるとかしてぜっったいに道に出さないでくださいね!」
と、厳重に注意されてしまったっけ。
幸い、犬は騒がず、殿下は無事に通り過ぎられましたが。
皇太子殿下でさえこれですから、両陛下のときはさらにたくさんの黒い服の人が。写真に写っていました。
新聞に載せるお写真も厳選されたもので、ほとんどが同行した宮内庁の人が撮影したもの。
両陛下が宿泊先で召し上がった料理も、名前すら教えてくれなかったそうです(地元紙より)。
何を召しあがったか教えない決まりになっているとは、なんとも宮中は制約が多いのだなと思いました。
でも、そういった神秘性も、他の国にはない良さじゃないかと思いました。
べつに右偏りの意見というわけではなく、です(笑)
そうですか~^^
やっぱりまわりの人がとても嬉しそうにしているから、記憶も焼きついたんでしょうかねw
みんなが嬉しいと、自分も嬉しくなりますもんね。そういう気持ちにさせる皇族の存在って、なんだか不思議です。
人類平等とはいえ、やっぱり人間は、尊敬できる誰かを崇めることで安心する生き物なのかもしれません。
ここまで国民に歓迎される王様って、世界でも少ないと思います。
昭和天皇が過去の戦争などで大変なご苦労を負ってきたのをご覧になっていますから、ご自分なりに、天皇の御勤めをまっとうされようとしているのでしょう。
その真心が、みんなにも伝わっているからでしょうかね。
当時ですから昭和天皇陛下が来られたと言うより確か専用列車で通られたと思いますが
ってそのくらいしか覚えていないのですが・・
当然お姿が見えははずはないのですが でも皆で小旗を振った記憶だけはあるんですよ
子供心にいらしていただいたことがもとっても嬉しかったんでしょうね(´∀`)
皇室関係のブログは書くのがちょっと怖いですね。
とても批判する人がいるため、もう少ししたらコメント欄だけ閉じさせていただきます;
天皇皇后両陛下が多くの人に慕われているのは、ご自分の背負った役割に徹しておられるからでしょう。
今回お出でになったのも、そういったお気持ちからと察します。
あのお年で電車の移動はきついですよ。それでも、復興の象徴の一つである東北本線をお使いになったのでしょうね。
ご自分が通った足跡を残して置きたかったのかも。今回立ち寄れなかった他の県に対して、です。
さえらさんも素敵な宝物を分けてもらいましたねw
なかなか御真影は持てませんよ。撮影許可おりても移動中、撮るの難しいですし。
いつも暖かい笑顔は、天皇陛下とご苦労を分かちあおうとするような、なんだか戦友にも見えますね。
日本で最も理想的な夫婦だと思います。あらゆる意味合いで。
皇后さまは翻訳のお仕事もされてましたよね。機会があれば、読んでみたいです^^
けれど、今日の蒼雪さんのブログを読みながら、うんうん、って頷きっぱなしでした^^
いまの天皇、皇后両陛下のお姿には、心洗われたり、癒されたりします。
秘匿性の高い宮中というのも、その独特な神秘性に惹かれますし、歴史を学ぶのも面白い。
個人的には、これからも皇室には続いてほしいなぁと思っています。
昔、葉山で仲良くなった民宿のおかみさんがいるんですけど、別れ際に一葉の写真をもらいました。
「これね、わたしの宝物なんだけど、分けてあげる」
それは、葉山御用邸をご訪問された皇后陛下を沿道から撮影した写真の焼き増し。
お車の窓から外をご覧になって、沿道にむかい笑顔で手を振っていらっしゃるお写真。
理由はわからないのですが、なんともいえないあったかい気持ちになりました。
ほっとする、といったら良いのかなぁ。そんな感覚です。