美味しくないワインの結末
- カテゴリ:グルメ
- 2014/10/23 20:38:29
お昼休み、食堂で隣のテーブルでの○○外科部長と取り巻きの会話が聞こえた(隣だから当然ナノダ)。
聞き耳を立てなくても、一緒に会話しているレベルで聞こえたのは「いやあ!何とか処分できて良かった。」と言う会話の内容はワインの話で、このDrはワインの話と車かカメラ、たまにゴルフの話がほとんどで、こういう場所で仕事の話をしないのはある意味好感が持てる。
で、良く聞くと「処分できて…」と言うのは金賞受賞のタグが付いたボルドーワインの話だったことに気付いた。
こちらも会話に加わって聞き出すと、
「先生はワインがお好きだとのことですので、つまらないものですが…。」と言って持ってきた人がいて、受け取ったものの、ワイン好きの○○先生としては一目で分かったそうだ。
仙台にもある○越デパート地下で今週の催し物の中に『金賞受賞ボルドーワイン3本・3240円』なるものがあって、それを2組6本持って来たとのことで、お酒を飲まないその送り主は数が多い方が喜ばれると思ったらしい。
○○先生としては、こういうので美味かったためしがないので「誰でもいいから持って行け。」と言うことにしたら、取り巻きの若いDrや看護師らが「ありがとうございます。」と言って持って行ったそうだ。
「それじゃあ、××師長も?」「ああ、あの師長は飲まないはずなんだけど、誰かにあげるつもりだったんだろうな。」「実はそれが私に来たんですよ。」
「ほおう、それで?」「飲みましたよ。美味しくなかったけど、義理で半分は飲みました。」で、その味わいと香りの無さ、箱ワインの方がまだマシだった事など話すと、○○先生は笑いながら「これは面白い。なあ、やっぱりそうだったろう。」と周りの若手Drらに話しかけたら、そのうちの一人が「僕も頂いたの飲みましたけど、結構いけましたよ。」もう一人も「僕も普通にいけましたよ。」と。
「ワインは3種類だから、2本はまあまあで、1本は不味いということかな。」と言うことでケリのはずだったのが、「お2人とも口が肥えてるから安いものは受け付けないんじゃないですか?」と、別の若手Drから。
ついに来たか。それだけは何としても否定せねば。
「そんなことはないですよ。箱ワインだって飲んでますから。」すると、「いやいや、それは他に飲むものが無くてしょうがない時だけでしょう。普段は高級なのを買ってくるんじゃないですか?」ときたので、「ワインはいつでも数十本セラーに在庫してますから、ほかになくて、やむを得ず料理用を飲むという事は無いですよ。」と、私は安いワインでも美味しく飲んでますよ、という事を説明したつもりが、「セラーがあるという事は、当然在庫は高いワイン何でしょうから、普段は高級ワインを飲んでるという事ですよね。僕らと違って。」と、どうしてもその方向に会話が進んでいく。
「そうじゃなくてぇ、」と、ムキになって説明しようとする私を○○先生がたしなめ、「昼休みももうお終いだから、続きは場所を変えてやろうじゃないか。」という事と、××師長には絶対に内緒とする事でケリ。
夜になって出会った××師長には「先日頂戴したワイン飲みましたよ。お料理と一緒に美味しく頂きました。ありがとうございました。」とお礼を言うと、「それはよろしゅうございました。」と先方も嬉しそうだった。
これでいいのだ。
お陰様で、○○先生の音頭で、多分3000円ぐらいの会費で、ワインの美味しいお店でお食事会となるのだ。先生の負担は大きいが、こういう事が好きな人には良いチャンスだったし、私達も幸運に恵まれた。
結果、××看護師長に感謝なのだ。
結果がよければOKですわ~
でも、最後はお食事会で本当に美味しいワインが飲めるといいですね^^
終わりよければすべてよし…かな!?
そして楽しみだね ^^
でもまずいワインは、飲みたくはないですね。
ワインは人の好みに寄りますからね。
今回は、××看護師長に感謝ですかね・・・。
まぁ セラー(それも数十本入るやつ)に美味しくないワインを入れて管理する人もいないだろうから、セラーをもっていると言えば、そういう流れになるのは当然かなぁ^^
ただ、美味しい=高いではないから、セラー=高級ワインとも言い切れないんだけどね
安かったけど好みの味だからちゃんとした状態で保存したい人もいるだろうしね^^
オイラも持ってるウイスキーの本数を言ったら普通の人じゃないって言われそうだし(笑)
最終的には○○先生と××看護師長に感謝だね^^