Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【相棒13】【科捜研の女】

相棒season13
テレビ朝日 水曜夜9時~


【あらすじ】文科省の官僚・高宮が殺人容疑で逮捕された。しかし、取り調べをのらりくらりとかわし、容疑を認めようとしない。そんな中、警察に「高宮は被害者に強請られていた」という告発メールが届く。一連の出来事に引っ掛かりを覚えた杉下は、独自の捜査を開始。現場を調べていると、そこに容疑者・高宮の息子を名乗る、という14歳の少年が現れる。そして、聡明で如才ないは、杉下から「密告メールを送ったのは君ですね」と指摘されても動じず、逆に「お2人を僕のゲームのプレイヤーに認定します」と不敵な態度を示す。

【感想】いや~、びっくりですね! 濱田龍臣、ちょっと見ない間にすごい成長してる。調べたらもう、身長が170cmあるみたいです。こんなに伸びるとは…。もう右京より高いですよw やはりよく見るのはまめピカなどのCMですが、もう別人ですよね。一昨年見た浪花少年探偵団では、小6の設定でそんなに他の子供たちと変わらなかったし、去年見たコドモ警視でもまだそんなに育ってなかったと思うし、この1年半くらいの間に劇的に伸びたんでしょうね。子供の成長は恐ろしいですね…。今回は龍臣の成長に気を取られ、あまり話が入ってきませんでしたw まぁ、ぶっちゃけそんなに面白くなかったような?w 怪しげな人物が犯人ではなく、序盤にちょっとだけ出てきた登場人物が真犯人だったとか、動機が最後まで伏せられていたとか、東映のミステリーではよくあるパターンで、推理もへったくれもない感じでした。推理をさせないのなら、もうちょっと右京Jr.みたいな少年の厄介なキャラを前面に押し出した方がよかったように思います。期待したほど出番ありませんでしたしね…。最初に出会い、車の中でこいつまんま右京じゃんと思った時のワクワク感をどうしてくれる! まぁ、水9枠はミステリードラマを見慣れている人が対象なので、複雑なストーリーの回が多く、そう簡単にゲストの出番を増やせないのは、理解できますけどね。でも、相棒ファンが求めてるのは、話の複雑さではないと思うんだけどなぁ。もちろんあまりにシンプル過ぎるのはいただけないけれど、話の複雑さを追求する余り、キャラクターを疎かにされるのはファンとしては本末転倒のように思えるんですよね。相棒の味はやはり、キャラクターにあると思うので。その点、脚本化が持ち回りなのはハンデですよね。今回の脚本の森下直氏は、相棒は初でしょうか。最近伊丹があまり使ってなかった「特命係の~」というセリフが久々に聞けたのはよかったですがw


 



科捜研の女

テレビ朝日 木曜夜8時~


【あらすじ】爆弾を搭載したリモコンヘリの襲撃から、巨額詐欺事件の首謀者・嵯峨根田が乗る護送車を守りぬいたマリコたち。だが、嵯峨根田の弁護人・冬水から連絡が入り、その車に嵯峨根田が乗せられていなかった事実を知って、がく然とする。護送車は、先の殺人事件の容疑者で護送車襲撃犯の成田らをおびき出そうとして、藤倉らが仕組んだ罠だったのだ。その作戦を知らされていなかったマリコ土門藤倉に詰め寄るが、彼は襲われる可能性のある護送車に被疑者を乗せないのは当然の判断だと、顔色ひとつ変えない。

【感想】あーあ、木の本が演じた青年、わりと最初の方で殺されちゃった…。でもこれはストーリーの構成上仕方ないのか。冬水が嵯峨根田を襲う強い動機になったわけだから。いやしかしまさか、法廷で弁護士が弁護している被告に襲い掛かるとはねw 法廷物はいろいろ見てきましたが、このパターンは初めて見るかもしれない。弁護士とはいえ被告と面会できるのはガラス越し、弁護士は法廷に入る時にボディチェックを受けないので、法廷でしか被告を襲うチャンスがないと。弁護士がボディチェックを受けないというのは、初めて知りましたね。弁護士は被告の味方だから被告を襲うわけがないという理屈でしょうか。何が起きるかわからない昨今、それは改めた方がいいように思いますね。で、せっかく千載一遇のチャンスなのだから、もうちょっと確実に殺せる方法を考えた方がよかったように思いますね。例えば毒物を塗った針を被告の体に刺すとかなら、ボディチェックされても見逃される可能性もありますし(金属探知機だと引っかかりますが)、ナイフより簡単に殺せそうな気がします。ただその毒物をどうやって入手するかが問題だけどw かなりの微妙で効き目がある毒物でないといけませんからね。他にも、あんなナイフより確実に殺す手段は結構あるんじゃないかと思います。と考えると、彼女には本気の殺意はなかったんじゃないでしょうか。あのナイフで殺すにしても、被告の前に立ち、ナイフをいきなり出してブスリと刺せば、刺された方も周囲の人々も、場所柄もありますし何が起きたかすぐには理解できないでしょう。彼女は誰かに止めてほしかったんじゃないかと思いますね。大体、あんなナイフくらいで傍聴人たちがキャーキャー騒ぎながら逃げ出すのもちょっと滑稽でした。あのシーンが予告っぽく差し挟まれた時、法廷で爆弾テロでも起きるのかと思ったんですが、まさか小さなナイフ1本だったとはねw あと、あんなに簡単に拘留中の被告と外部の共犯者が連絡できるものかなと思いました。看守って簡単に買収されないよういろいろ工夫されてるんですよね。どんな工夫かは忘れちゃいましたが…w でも案外外部と勝手に連絡取ってる人いるのかな。ああいうシーンがあると、フィクションとはわかっていても、つい現実も疑いたくなっちゃいますよね。





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