焼き鳥屋でワイン
- カテゴリ:グルメ
- 2014/11/04 21:41:45
『焼き鳥でワイン』をコメしたところ複数の方々から?だったようなので。
東京の家に私が行くと、家族で行くお店は大体決まっていて、タクシーコースで行ける範囲ではお寿司屋さん、ステーキハウス、焼き鳥屋さんなど。
特に焼き鳥屋さんは味も雰囲気も良いお店なので大人気で予約が取れないこともあるが、ここでもワインを飲むことが多い。
他のお客様もそういう方々が多いので、ワインは何種類かメニューに乗っけているが、メニュー以外にも結構用意されてるので、中には高級なものも必ずストックされている。
お店は焼き鳥屋さんとはいってもビストロ風で、煙が立ち込めて匂いの充満しているイメージとは一線を画する。
日本酒も珍しいものなど用意して、拘りの客でも満足出来、生ビールは小ジョッキ(やや大きめのグラスです)で提供されるかなり上品なお店なんだ。
今回はその焼き鳥屋さんの予約が取れたのでラッキーだった。
初めは鳥とアボガドの珍しいお通しが出て、カルパッチョ、サラダ、を頼んでスパークリングで乾杯。
焼き物はあっさり系は白(シャブリ)で、ミニトマトのベーコン巻にゴルゴンゾーラをちょこんと乗っけたものは絶品。
その後、重くなるにつれ赤に、とは言っても、鶏なのであまり重くないブルゴーニュの中から選択が無難なところか。
実は、ここのレバーは病み付きになるので大人気、早い時間に売り切れてしまうので、お店に入ると同時に取っておいてもらった。
おかげで塩とタレで1本づつ食べられる。
肉も内臓も特有の香りがあり、噛みしめれば味わい深い。きちんと育った鶏でないとこの「鶏の味」にはならない。
鶏肉は臭いという人もいるが、それは鶏肉(鳥肉)として口に入るもののほとんどが育つ前の大きくなったヒヨコを鶏として売っているからである。
鶏本来の味が出る前にブロイラー工場で餌に使用する魚カスの味と匂いが移っているので、「鶏肉は独特の臭みがある」と言われるのだ。
エサ代がかからないようにある程度肉が取れるまで成長したら早めに絞めるのがブロイラー、はたまた若鳥(若鶏)と言われるものであるし、○○地鶏と表していても80日育てたら地鶏の名称が得られる。ブロイラー(50日以上)よりは明らかにましなものの、工場の中で、ブロイラーの延長で育てたものと、放し飼いで自然のエサも含め100日以上育てた鶏とでは味も香りも全く違って当たり前なのである。
そこで、地鶏を使用とは言え、使う鶏によって味が違うのは当然なのだ(値段も)。
味わい、香りともにイケてる焼き鳥にはいっぱしのワインがよく合うのは当然としても、良い日本酒も味わいを引き立てるのは当然ナノだ。
それでは、『若鶏(若鳥)』を看板に出している焼き鳥屋さん(看板になくても多分焼き鳥屋の95%以上)は、
焼き立てと、焦げた味わいでブロイラーの臭みもスポイルされ、濃いめの塩とタレで結構おいしく食べられる。
但し、ワインと共に味わいを楽しむ気にはならないと思う。
濃い味付けのタレや充分な塩を感じさせる焼き立ての鶏は大きめのジョッキに注がれたビールでグイ!といけば美味しいし、煙と焦げた香ばしさの中で酒を飲めば悪くないのだ。
落語でウナギを焼く香りでご飯を食べるシーンがあったと思ったけど、正に焼き鳥屋さんの店の中はその効果もあると思う。
煙も匂いも感じないしゃれた店でブロイラーの焼き鳥を食べても(多分)美味しくはないと思う。
大衆焼き鳥屋は煙いから、焼けた香ばしさが漂う、その中ではブロイラーでも美味しいのだ。
特に気心知れた仲間と行くには、誰でも安心の感があって気取ることもなく飲んで食べて楽しめるので選択の機会は多い。
けれど私はその環境でいっぱしのワインを飲もうとは思わない。
そういう場所ではビールかお酒がふさわしい。(ハイボールも行けるけど)
「ガラセオインソリア」という白ワインで、
420円のイタリア産ワインが美味しいと、ネットで話題になっていました。
美味しいのかな・・・ただ、売れ行きが良いらしく手に入らないです。
そういうお洒落な焼き鳥屋さんもあるんですね!
鶏肉好きな私ですが大きくなったヒヨコを出す云々は知りませんでした。
焼き鳥屋さんでお酒を…いいですね^^
赤提灯のお店しか言った事無い私です、
こう言う所で飲むお酒も旨いでしょう。
焼き鳥も焼き立てが一番良いですからね。
飲んできました・・(・ω・;A
今度、鶏にこだわったお店に行ってみたいです❤