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シン・ドラマ汁


ドラマ【相棒season13】

相棒season13
テレビ朝日 水曜夜9時~
【あらすじ】杉下は、食堂で行き会った無銭飲食の男を捕まえる。男は滝沢というホームレスで、年越しを留置所で過ごしたいため食い逃げをしたらしい。杉下滝沢が注文した料理をほとんど食べ残していたのが気に掛かる。食堂側が被害届けを出さなかったため、釈放されることになった滝川は、自分は5年前に人を殺したと口走る。問い質す杉下に、滝沢はごまかして去っていくが、気になった杉下たちは5年前に起きた殺人事件について調べ始める。すると、目黒で起きた連続強盗殺人事件が浮かび上がるが、すでに岩倉という男が犯人として捕まり、死刑が確定していた。

【感想】まずですね、最初のCMまでが長い! 刑事ドラマは何故か最初のCMまでの時間が長い傾向にあるのですが、今回は特に長かった。正確な時間は見てませんが、30分近くあったんじゃないでしょうか。CMの枠は決まっているので、どこかにそのしわ寄せが来るだろうと思ってたら、4~5分CMばっかり続いたとこがありましたねw
さて。今回はカイトパパに大河内監察官と、レギュラー総出演で、一体何事かと思いましたが、別に大したことはなかったですね。こんだけ出して、しかも亨の元上司が絡む事件だったので、輿水氏の本かと思いきや、何と金井氏ですよ。先々週も金井氏で、来週も原案は別人だけど金井氏の脚本。珍しくヘビーローテーションですねw 金井氏が起用された頃の脚本は、かなり個性的で他の回とちょっと違うなという感触があったのですが、最近の本は随分と相棒らしくなりました。逆に言えばちょっと没個性かな。棋風のようなストレートだけど力強い作風って嫌いじゃなかったもので。
今回は、中盤で事件の真相がわかり、後は警察内部のゴタゴタという社会派のストーリーでした。相棒の脚本を担当すると、どうしても杉下の「暴走する正義」に巻き込まれてしまいますね。今回のように、真実を明らかにしても誰も幸せにならないどころか、今より不幸せになる人もいるかもしれない場合、杉下がこだわる正義はちょっと鼻についてしまいます。カイトも今回はついてけない感じになってましたが、最後に滝沢の娘が滝沢と和解し、杉下とカイトの決別はありませんでした。舞台裏をちょっと知ってる身としては、まさかこのまま物別れになって、カイトも今シーズン限りか!?などと気を揉んだりしたのですがw
ただ、滝沢の娘の立場に立ってみると、どうも彼女の心理がよくわかりません。靴下をもらった時は嬉しかったけど、それ下が盗品だとわかってすごいショックを受けたのに、その後娘を連れて父親に面会に行ったというのもよくわからないですね。まず私なら、靴下をもらった時、それが盗品かどうかはさておき、その後強盗殺人で逮捕されたのなら、どうせ盗んだ金で買ったものだろうと思いますね。だからそれが実は盗品でしたと告げられても、やっぱりそうか、くらいにしか思わず、さほどショックは受けないと思います。そして、自分の父親にしろ、殺人犯は殺人犯ですから、自分が会いに行くことはあっても、娘は連れて行かないと思います。つまり、女性の心理描写はちょっと甘かったかなと。まぁでも、いろんな人がいますから、一概には言えませんね。




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