Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【相棒season13】

相棒season13
テレビ朝日 水曜夜9時~
【あらすじ】杉下が、角田に頼まれ奥多摩の山奥で証拠品を探している時、女性の悲鳴が聞こえてくる。声の主は雅代という主婦で、杉下たちは捻挫をした彼女を家まで送る。キノコ狩りに行っていたというわりに、軽装の雅代に疑問を持った杉下が、山にいた本当の理由を問うと、彼女は奇妙な話を語り始めた。一昨日ママ友グループの家族数組とともに山にバーベキューをしに行った時、参加者の1人の広子という女性がいなくなってしまったのだと言う。広子はバーベキューの参加者の中では唯一未婚で子供がいない女性で、写真を撮ると言って1人で山に入ったきり、戻ってこないらしい。

【感想】今回も普通に面白かったですね。脚本は今シーズンヘビーローテーションの金井氏、原案に女性の名前があることから、ママ友のことについてはそちらの女性が情報源でしょうね。どうにも私にはこのママ友という関係が理解できません。というのも私が一般的な女性とは好みがかなりズレているからです。まったく話が合わないというのは、自分も相手も話していてつらいでしょうからね。また、煩わしい人間関係を抱え込むくらいなら、ハブられてもいいからボッチのが気楽というのもありますね。しかし、こんな私でも人間関係に悩むことがままありますから、一般的な女性の範疇に入る方には、避けては通れない道なのかもしれませんね。
ストーリーは小気味よく進み、ママ友の全員に被害者を殺す動機があり、誰が犯人でも不思議ではない状況に。でも途中からグループの1人の子供の誕生日のため、被害者がその子の生まれた年のシャンパンを買い、そのシャンパンが行方不明になったというあたりから、容疑者が絞られましたね。その後、実は被害者が生きていたというどんでん返しは、最近の金井氏の脚本にありがちな、にやっとさせる展開でした。結局ママ友仲間は誰も罪に問われることなく、被害者と思いきやとんでもない悪女だった元キャバ嬢は逮捕され、視聴者の満足のいく終わり方になっていたと思います。
また、今回のストーリーは実に小道具による手がかりのちりばめ方が上手でしたね。上記のシャンパンの他、子供に持たせたスマホとか、スケボーのナット、ママ友たちが持っている妙に高価そうなアイテム、消えた懐中電灯など。ドラマなのでついダラダラ見てしまいましたが、きちんと各人のアリバイをチェックし、すべての手がかりと見比べたら、恐らくちゃんと犯人を言い当てられる作りになっていたと思います。また、子供が見かけた被害者が橋を渡るところ、あれ見た時、犯人が被害者の服を着て橋を渡ったのかもしれないと、フッと思ったんですよね。ミステリーの基本ですね。
あと、被害者が実はお宅のお子さんが一番可愛いと、高価な贈り物をしていたのって、まるっきりキャバ嬢のテクニックですよね。キャバ嬢はもらう方ですが、自分のなじみの客に、あなたが一番と思っていると思わせてるんだろうなぁと。キャバ嬢になった経験もキャバクラに行ったこともありませんがw 子供もいない独身なのに、ママ友の仲間に無理やり入ろうとして、一番隠したかった犯罪を暴かれてしまうという、皮肉な結果になってしまったということですね。
ただ、今回のストーリーでちょっと疑問に思ったことと、不満があります。疑問は、キャバ嬢が殺した男性の遺体を自分が住んでいる貸家の下に埋めてましたが、あれって相当臭くないですかね。半年前ということは夏を越してますから、腐乱してると思うのですが、かなり深く埋めないと臭ってくると思うのですが。以前、調理中にうっかりホタテの貝柱をガスコンロの下に落としてしまったことがあり、それに気づかないまま2週間くらい経過し、台所中が腐臭に包まれたことがありました。小さな貝柱1個でそれですからね。人間1人だと相当なものだと思います。不満点は今回に限ったことではないのですが、相変わらずカイトが空気だなということw まぁこれは来週活躍しそうなので、それを待ちましょうか。




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