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シン・ドラマ汁


ドラマ【科捜研の女】

科捜研の女 最終回
テレビ朝日 木曜夜8時~
【あらすじ】猛毒のシアン化ナトリウムを霧吹きで噴きつける連続殺人事件は、犯人逮捕により終結した。ところが、またもや同様の手口で主婦が殺される事件が発生。先の連続殺人と違うのは、同じシアン化合物ながら、シアン化ナトリウムではなく、シアン化カリウムが使用されているところだった。その矢先、オフィス街で次々と通行人が苦悶し、そのうち2人が死亡する事件が起きる。何者かがビルの屋上からジョウロでシアン化カリウムの雨を降らせたのだ。続いて、今度は京都市内のホテルの一室でも殺人事件が発生する。

【感想】佐沢…結局マリコが好きなだけのヘッポコ医師でしたねw あれはマリコでなくてもフラれても仕方ない。実はバツ1のマリコ、再婚しても不思議ではないなと思ったんですが、考えてみたら土門がいましたねw 土門も私生活がまったく謎な男で、結婚してるんだかしてないんだかさっぱりわからない。ただ、マリコとくっつくことはこれからもないでしょうなぁ。もう2人ともいい年して、数年来のつきあいなのに、そういう話になることはまったくなかったわけですからね。やはり、土門は結婚してるのかもしれないな。昔の科捜研は、マリコを含め私生活をよくやっていたのですが、最近は風丘先生の娘の話がごくたまに出てくるくらいで、登場人物の私生活をまったくと言っていいほどやりませんよね。これは科捜研と同じように長続きしている9係のシリーズでも同じで、恐らく意識的に登場人物の私生活を織り込まないようにしているものと思われます。まぁ、下手な私生活をやるくらいなら、ない方がマシだからいいんですけど、まったくやらないのもちょっと寂しいですね。
さて内容。特に謎めいたことはなく、新事実が次々とわかっていき、最終的には犯人を捕まえるという、いわゆるサスペンス的なプロットでした。サスペンスというのはミステリーとはまた違い、ミステリーが謎解き中心なのに対し、サスペンスは緊張感を伴うストーリーらしいです。もちろん、ミステリー的なサスペンスやその逆もありますね。今回の場合、新たにわかっていく事実から犯人像を絞り込んでいったため、推理を差し挟む余裕はまったくなし。一方、犯人がまた毒テロをやる可能性があり、一刻も早い犯人逮捕が要求されるという緊張感があったため、サスペンスに分類できると思います。
面白かったのは、キメラという存在。骨髄移植で血液型や血液のDNAが変わるという話は知っていましたが、天然自然に2つ以上のDNAを持つ人間がいるとは…。母体の中で、まだ臓器が形成される前に、ニ卵性双生児が一緒になっちゃったり、混同したりしてしまうということでしたが、一緒になるってなんかすごいですよね…。一卵性双生児の場合、同じ胚から2つに分かれるため、DNAも同じになりますが、二卵性ってことは兄弟と変わりませんよね…。それが一緒になっちゃうってことは、まさに2人の人間が合体してしまうのと同じこと。何故かはうまく表現できませんが、自分がもしそういう人間だと知らされたら、ちょっとショックを受けそうです。でも犯人はそういうことはまったく感じず、自分に運が開けたと勝手に解釈し、実はそうじゃなかったことがわかって、鬱憤を晴らすためにだけ人を殺したという、動機としてはまったく同情できないものでした。うん、ちょっと不自然だったかな。
あと、せっかく今まで主役たちのアンチテーゼとして立ちはだかっていた藤倉が、かなーりデレましたよね。彼にはもうちょっと毅然としていてほしいです。厳しい金田さん、いつになくかっこいいですw
ちなみに21日の日曜日9時から、年末スペシャルが放映されるそうです。公式サイトには書いてありませんが、多分2時間スペシャルなんでしょうね。楽しみにしてます。




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