無暗に「拝んではいけません」やっていけない事
- カテゴリ:その他
- 2009/09/04 10:40:33
街を歩いていると、目にするお地蔵様。
心の優しい方はちょっとお参りとか言って、手を合わせる方がいらっしゃいますが、それは止めておいた方がいいかも・・・
まず、なんでその場所にお地蔵様があるのかを考えるべきです。
お地蔵様は何もない(因果関係)ところには作られないからです。
俺の地元の話をさせてもらう。
今よりずっと昔の日本では、飢饉とか起きると「姥捨て」「子捨て」等を暗黙の了解でしていたのです。
それは一部の地域ではなくて、日本全国で普通に行われていました。
家から近いところはずっと昔は葦などが生い茂る、原っぱだったらしい。
そして、飢饉とうがあるとそこへ年老いた老人や我が子を殺して捨てた場所だったらしいのです。
そして、時代はすぎて飽食の時代へとなっていきました。
宅地開拓も順調に進み、その原っぱだった所に道路が出来て、家が立ち並び、街はどんどん大きくなってきました。
かつて原っぱだった所に出来た、一本の道路ですが、非常に見渡しが良い一本道だったのですが、なぜか事故が多いのです。
原因と言っても、見通しの良い道路ですので原因はよくわからないのに、事故が頻発します。
そこで昔からその場所で暮らす人たちが、かつてここで起きた忌まわしい習慣なども考慮して、地蔵様を立てました。
すると、事故は減り俺の知っている限りでは、事故は起きてはいないはずです。
その地蔵様には大人の地蔵様と子供の地蔵様があります。
子供の地蔵様には風車をお供えするので、すぐにわかります。
しかし、地蔵を奉った本当の理由もわからないのに、無暗に手を合わせるのはいけません!
必ずしも成仏しているとは限らないし、頼って付いてきてしまう可能性もありますから。
それに「恐ろしいのは願掛け地蔵」の場合もありますので、お地蔵様を街で見かけても無暗に拝んではいけませんよ・・・
ちなみに、お寺にある地蔵菩薩様は大丈夫ですからw