哀し過ぎる2つの結末
- カテゴリ:30代以上
- 2015/02/05 12:41:21
たまにはマトモに書いてみようかなw
昨夜、「私の中のあなた」とゆう米映画を観た。
この映画は、アメリカの作家ジョディ・ピコーとゆう方が書いた
小説が原作です。
映画のあらすじは。
2歳で急性前骨髄球性白血病に侵された女の子。
だが、両親・兄共に適合しないためドナーになれず。
そこで両親は、ドナーとなるべく子供を産む事に。
受精卵の段階で、遺伝子操作を行い
デザイナーベビーとして生まれて来た次女。
幼い次女は、長女が必要になる度に、輸血や骨髄移植など
過酷な犠牲を強いられてきた。
13歳になった次女は、ついに片方の腎臓の提供を求められる。
しかし次女は、それを拒み、弁護士を雇い両親を相手取って訴訟を起こす。
ざっと、こんな感じの内容なのだけど。
映画と、小説では結末が全く違うのだ。
映画では、長女が次女や弟らに自ら治療を止めたい。そして
輸血や骨髄提供、腎臓移植なども断って欲しいと言い。
その為には、母を相手取って裁判するしかない。
そおゆう考えに至る。
結果、裁判は勝訴し、長女は最期に母と二人で話したいといい
その夜、天に召された。
とゆう内容。
しかし小説では。
姉の意思とかでなく、次女自ら両親を相手取って裁判。
そして、その弁護士と車で移動中に事故に遭い瀕死の状態に。
脳死状態に陥った次女の腎臓が、長女に移植され。
残りの臓器も、他人に提供される。
長女は、奇跡的な回復を遂げ。
成人となり、バレエの教師を勤めるほど寛解を維持している。
とゆう内容。
(。-`ω-)ウーン
幼い頃から、癌に侵され闘病生活をしてきた長女。
辛い辛い治療への苦悩や、それに伴う妹への配慮。
最期には、自らの意思で死を選んだ。
とゆう、映画の結末も哀しいもので号泣したんだけど。
実際に描かれている小説の結末を後から知り。
次女が、あまりにも可哀相で胸が詰まった。
どちらの結末も、あまりに哀しいものではあるけど。
やはり私は、映画の結末の方がいいかなぁ・・・
姉役を務める女優さんの演技や表情が素晴らしく。
亡くなってしまう結末に、涙が止まらなかったけど。
それでもやはり
姉の為だけに、強制的に遺伝子を操作されて生まれてきて
交通事故により脳死になり、自分の意思も持てないまま
臓器を姉だけでなく、他人にまで提供させられ死んでいく。
この結末は、あまりに残酷過ぎる><
この映画で、初めて「デザイナーベビー」とゆう言葉も
意味も知ったけど。
実際に、そんな事する両親っているのかな・・・
確かに、我が子が幼くして癌に侵されるのは
身を引き裂かれるほど辛いだろう。
でも、だからといって。
いくら自分達がドナーになれないとはいえ
癌になった子の為だけに、提供者としての使命を
強制的に背負わせた子を、産もうと思い至るか・・・
私には想像もつかない。
命について、家族の有りかたについて
色々と考えさせられる映画でした。
日本ではこの映画の内容と似てる実話が番組で紹介されたみたいだよ!
と、↓で空ちゃんが教えてくれたww
だから多分、それちゃうかな?( *´艸`)
映画の話は、ちょっと間違った愛情のようにも思えるよね。。。
しかも、元となった小説はもっと酷な内容だしね><
実際に、デザイナーベビーまで考えが及ぶ両親の方が少ない(居ない?)とは思うから
小説や映画だからこそ、描ける世界観なのかもしれないね。
でも、実際に自分達に当てはめてみたり考えてみても
理解し難い思考だよね(;゚;∀;゚;)
我が子の為に、精一杯手を尽くしてあげたい気持ちは当然だけれど
少なくとも、「犠牲」となる存在を別の我が子に貸せるのは・・・
みさきタソの言うように、怖い思考だと思うわ(((( ;゚д゚))))ガクガクブルブル
それとも この映画だったのかアニメだったのか。。。
私もアレだから 思い出せない∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!
冗談はさておき
両親にしてみたら
長女を助けたいという思いが強かったのだと思うけど
そのためだけに 次女を出産するという結論に至る事が怖いと思う。。。
どちらも血を分けた姉妹、自分の娘なのに><
デザイナーベビーって、クローンより性質が悪いような気がするね。
言葉を悪くすると「利用するため」だけに生んだ子。ってことになるもん><
自分が、そんな意思の元で生まれた子だと知ったら・・・
しかも映画でも小説でも、実際に生んだ後から治療に携わらせてるしね。
残酷だよね・・・
でもこれが日本なら、有り得ない話しだとは思う。
先ず、デザイナーベビー自体が認められるか?とゆうこと。
子供が裁判出来るのか?(訴訟できるのか)とゆうこと。
米国ならではの小説・映画なのかな( ̄▽ ̄;)ゞ
自分がもしもその立場なら。。。
難しい問題だよね。
映画の内容も、ただ不治の病にかかった子を持つ家族の話。ではなく
その治療に対して、デザイナーベビーを選択するとゆう内容が衝撃的だよね。
小説は、更に残酷で衝撃的な内容だっただけにショックだったわ。+゚(つд・o)゚+。
実話の方も、ネットで知ったんだけど。
映画や小説も、その実話のようなハッピーエンドにして欲しかったよね(´;д;`)
幼い子の臓器提供は、両親の意思で決められる。
だけど、私が実際にその立場になった時。
果たして我が子の脳死を受け入れ、他人サマに臓器提供できるか・・・
物凄く苦悩すると思う。
脳死を「死」と受け入れ、臓器提供するとゆう覚悟は並大抵じゃないよね。
私も、この映画の母親のようにはなれないかな。。。
100歩譲って、デザイナーベビーとゆう考えに辿り着き、産んだとしても。
生まれて来たら、可愛い我が子に違いないから
治療の為にと思って産んだ事を反省し、治療に関わらせずに育てると思う。
命の問題は難しいね。。。
命って一体考えさせられるね。
色々考えさせられたけど小説の方は知らなかった。
何とも言えず残酷だね…
この前TVで、実話で同じような話を再現して放送してたけど
その人達は手術も成功し、姉妹とも現在元気で暮らしてて家族仲も良かった。
でも、妹はまだ赤ちゃんのうちの提供だから自分の意思なんてないよね。
当時は全米中で物議を醸した!って言ってたけど
本当に難しい問題だよ…
でも、きっと私なら出来ないな…と思った。